暖かくみてください笑笑
夜人side
第1話って書いてるのになんでプロローグかって?
そんなもん俺も知るか! プロローグ終わったのにまたプロローグかよ!
※半ギレな夜人君である。
まぁいいや。少し昔話をしよう。
8年前、俺が9歳の時だった。
ディバインゲ······じゃなかったデパートにいた時、大火災が起きた。
デパートを全焼させるほどの火災だった。
誰もが平等に死に、誰もが平等に絶望した。
俺も死ぬはずだった。火事によって全身は焼きただれ、完全に意識が朦朧としていた。
ああ、もう死ぬんだ。そう思うとあっけない人生だったなと思った。
けど、その時文字通り天から光が差した。
光は俺の所へ来ると、手らしきものを俺に向けた。すると、焼きただれていた体がみるみるうちに治っていった。
その時確かに聞いた。光の中から少女の声を。
?『私ね、神様なんだ。本当はね、君を助けたらダメなんだ。本来死ぬはずの君を助けることはいけないって上の人から言われてるんだ』
俺はまだ意識が朦朧としながら聞いていた。
神『でもね! 私は君のことが好きだから助けるの! 君のことをずっと見てたら好きになっちゃった!』
少女は恥ずかしそうにそう言った。
神『あっ······。もう行かなきゃ······。他に助けないといけない人がいるの』
俺は待って行かないでと言った。だがそれは言葉としては出てくれなかった。
けれど、その時は何故か伝わってると思った。
神『じゃあそろそろ行く──』
夜「······ま······たあい······た······」
俺はなんとかまた会いたいと言葉に出した。
神『っ!? ·······ごめんね。君とはもう会えないの。だって記憶を消しちゃうから君はもう私のことを思い出せない』
もう一度会いたいという願いに現実は無慈悲だった。俺は何故かそのことが1番辛かった。この火災よりも。
神『君は忘れても私は忘れないから。私はいつでも見守ってるから!』
そう言って少女の神様は泣きそう(?)な顔で右手を向けた。
すると、俺の体が光に包まれ、少女の神様との記憶が薄れていった。
記憶が消される瞬間、刹那の時間に神様の顔を見た。美しい綺麗な顔だった。
その後、俺は意識を失ったが気が付いた時にはデパートの外で救出されていた。
病院に運ばれている途中で、生まれ付き持っていた対魔力のお陰で少女のことを思い出し、それ以来少女のことを忘れたことはなかった。
あの日デパートに来ていた320人の内約180人が助かったという。
······とまぁこれが俺の過去。まさかまた会えるとは思ってなかったから実際は内心めっちゃ驚いてた。
えっ? この後? 何もないよ?
何? ないならもう終わり? まじかよ!
えっ、短くない!? もうちょっとなんかない!?
はぁ!? まじかよ! しっかりしろ!
だいたいn──強制終了。
※夜人君がお騒がせしました。by作者