翌日・・・
俺は考えていた。討伐軍って何歳から入れんだよ・・・昨日はそんなに重要だと思ってなかったけど今考えれば俺の隊、全員12歳だぞ?いいのかそれで・・・死ぬかもしんねぇのに。
マナ「八幡〜、ごめん遅れた。」
リリー「ごめんね八幡君」
レイカ「すみません。隊長」
モカ「・・・・・・ごめんね」
そんなことを思ってると4人がきた。
八幡「いや、こっちから頼んだんだし1、2分位遅れても気にしねぇよ。」
それにしてもこいつら隊服じゃなくて私服も似合うな。」
マナ「・・・・・・」////
リリー「いやー、そんなに直球に言われると照れるなぁーあはは」////
レイカ「た、隊長!?何言ってるんですか!」////
モカ「・・・・・・・・・」////
ん?俺は何も言ってないよな?何言ってんだか。それになんかみんな顔が赤くなってるしどうしたんだろう。
レイカ「そんな、俺は何も言ってなくね?的な顔しないで下さい!声に出して似合ってるって言ってましたよ!」
マジかよ・・・まさかアレを声に出してたとは・・・やばいめっちゃ恥ずかしいわ。まぁ本当の事だからいいんだが
マナ「んんっ、そ、それじゃ行きましょ?時間もないし。」
八幡「マナは今日なんかあんのか?」
マナ「今日はこの後訓練をしたくて。隊長も出来たから私達もそろそろ魔獣と戦うことになるかもだから。」
なるほどな。
八幡「じゃあ、この後みんなで訓練しようぜ?連携とか必要かもだし。俺もみんなの精霊見ときたいし」
リリー「それいいね!じゃあそうしようよ!」
レイカ「連携ですか?良いですね。そうしましょう。」
モカ グッ
よし。じゃあ全員の許可も取れたしまずは街を案内してもらうとするか。
マナ「じゃあまずは八幡に街を案内しましょ?」
リリー「じゃあしゅっぱーつ!!」
そうして俺は色々な所を案内してもらった。魔道具店や本屋、食べ物屋やレストランなど。色々とまわった。後は途中でアイリさんと恭子さんにもあったんだがアイリさんと恭子さんからは
アイリ「あれー?ハチ君デートかな?もう彼女を作ったのかな?」ニヤニヤ
恭子「八幡君?しっかりと女の子は1人を選んであげないと日本では犯罪ですよ?」
とか言われた。あ、後アイリさんには追加で
アイリ「恭ちゃんはあんなこと言ってるけどこっちの街では一夫多妻制はOKだからね?」
って言われた・・・
これで終わったかと思いきや今度はマナたちに
マナ「ちょっと八幡!?アイリさんとはどういう関係なの!?」
リリー「それに恭子さんとも知り合いなんでしょ!?」
レイカ「八幡さんって意外とすごい人?」
モカ コクコク
とかそんな感じで質問攻めにあった。大変だったなー。一応俺がどこから来て恭子さんやアイリさんとはどんな関係なのかもしっかりと伝えたから大丈夫だろう。・・・多分
そんなこともあったが無事に街を案内してもらい。今は闘技場を借りて訓練をするところだ。
八幡「んじゃあやるか。まずはみんなの精霊見たいから見せてもらっていいか?」
マナ「私も?」
八幡「一応頼む。」
マナ「了解。走る雷、荒れる暴風、巻き起こる竜巻よ今ここに穿て!『ヴェリスタル・ガーリア』」
そしてマナは精霊を展開した。
リリー「じゃあ私達も。地の炎、天の雷、二つが一つになりし時その力開放されたし。燃やせ
そしてリリーは双剣を出した。
八幡「双剣か・・・」
レイカ「次は私ですね。闇を照らす高貴な光。光を潰す漆黒の闇。天より高く、海より深し。『パラクティア』!」
そう言うとレイカは薙刀を出した。
八幡「薙刀・・・種類が多いな精霊の武器は・・・で、最後はモカだな。」
モカは頷くと構えた。
モカ「冷酷の蒼き光、全てを飲み込め氷雪。『グライシア・レイサー』」
モカがそうつぶやくと銃が出てきた。
八幡「なるほど、モカは銃か。さてと全員精霊を出し終えた事だし、早速始めるとするか。」
さて、訓練を始めようか。