魔法使いとチート八幡の日常   作:しろ@「 」

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魔法使いとチート八幡の日常-中学編-10

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穂乃果「うがァ〜〜〜!!もう疲れた〜〜〜!!!ちょっと休憩にしようよ〜!」

 

海未「穂乃果、さっき休憩にしたばかりでしょう?集中力が足りませんよ。ほらここまでやったら休憩にしますから頑張ってください!」

 

うわぁあっちは荒れてるなぁ・・・

 

凛「八幡先輩、ここがわかんないにゃ」

 

八幡「ん?ああ、そこはここの文法を使ってみな。そうすれば楽に解けるだろ?」

 

凛「あ!ホントだ!ありがとにゃ八幡先輩。」

 

うん、凛は飲み込みが良くて教えがいがあるな。

 

花陽「あの、八幡先輩。ここがわからないんですけど、おしえてください!」

 

お、今度は花陽か。えっと、数学の証明か。

 

八幡「こことここが合同になるだろ?それは何故かを考えるとこことここの辺が等しいからなんだよ、そうなるとここの辺も等しいだろ?そうすれば解けるだろ?」

 

花陽「あ、本当だ。八幡先輩、ありがとうございます。」

 

うん、花陽も理解が速いな。

 

真姫「ねぇ、八幡。ここの問題がわかんないんだけど」

 

真姫が質問とは珍しいな・・・ってこれは高校の物理じゃねぇか・・・

 

八幡「この問題はEp=½mv²の運動エネルギーを求める公式を使って当てはめるんだよ。と言うか高校の勉強してるとかお前すげぇな」

 

真姫「それを答えちゃうあなたも大概だけどね」

 

まぁそれもそうか。

 

そんな感じで勉強会は進んでいた。

 

穂乃果「うう、分かんないよ〜〜!」

 

うん、穂乃果はやばそうだな・・・はぁ、しょうがないか

 

八幡「海未、ちょっと変われ。俺が穂乃果を教えるわ」

 

海未「ですが・・・」

 

八幡「大丈夫だってこいつがやばいのは俺でも分かってるから」

 

海未「そうですか・・・分かりました。では穂乃果をよろしくお願いします」

 

そう言って凛たちの方へいった。

 

八幡「さてと?どこがわかんねぇんだ?」

 

穂乃果「こことこことここ」

 

どらどら、これは数学か、えっと相似?

国語は古文か。後は社会の歴史か。まぁ行けるか。

 

それから3時間俺らは勉強をして休憩してを繰り返した。

 

八幡「ふぅ、んじゃあそろそろ終わるか。時間も時間だし」

 

海未「そうですね、結構勉強しましたし終わりましょうか。」

 

そう言って片付けを始めた。

八幡「それにしても来週からテストか・・・」

 

っ!そうだ!ここでこいつらのやる気をアップさせてやるか

 

八幡「俺に1教科でもテストの点でかてたらなら何か一つだけ言う事聞いてやるよ」

 

皆「 「 「 「 「 「本当!?」」」」」」

 

うお!?こんなに食いつくとは思わなかったぜ・・・

 

1週間後・・・テストが終わって全教科が帰ってきた。

 

八幡「さてと、俺からテスト見せてもいいんだよな?ほれ」

 

そう言って俺はテストの解答用紙を机の上に出した。

国語・・・100点

数学・・・95点

英語・・・98点

理科・・・97点

社会・・・99点

 

そして次は穂乃果

国語・・・73点

数学・・・82点

英語・・・72点

理科・・・92点

社会・・・99点

 

・・・どうしたこいつ!?

穂乃果「ハチ君、私頑張ったよ!」

 

八幡「どう頑張った!?理科と社会どうした!?」

 

海未「まさか穂乃果に社会負けるなんて・・・」

 

次は海未だ

国語・・・98点

数学・・・94点

英語・・・97点

理科・・・100点

社会・・・93点

 

まぁ普通だな

次はことりか

国語・・・94点

数学・・・93点

英語・・・100点

理科・・・91点

社会・・・90点

 

うん、まぁ英語は凄いな・・・

次は真姫か

国語・・・99点

数学・・・93点

英語・・・100点

理科・・・92点

社会・・・97点

 

英語皆高いな・・・

次は花陽か

国語・・・100点

数学・・・92点

英語・・・93点

理科・・・95点

社会・・・96点

 

うん、高いな

最後は凛だな

国語・・・97点

数学・・・94点

英語・・・100点

理科・・・95点

社会・・・98点

 

何でこんなに英語が高いの?ありえないだろ・・・

 

海未「さて、ハチ。皆・・・では無いですが一つずつあなたのテストの点数に勝ちましたよ?」

 

穂乃果「穂乃果のお願いは〜、じゃあ!休日に私とデートして!」

 

八幡「待て、穂乃果お前は勝ってないだろ?」

 

穂乃果「でも全教科70点以上取ったよ?そしたらお願い聞いてくれるって言ったよね?」

 

・・・・・・あ、言ってたわ・・・

 

八幡「やられた・・・」

 

凛「じゃあ凛も同じにゃ〜!」

 

花陽「わ、私も同じで・・・」

 

真姫「まぁそれが1番妥当よね」

 

海未「私もそれでお願いします」

 

ことり「ことりもそれがいいな♪」

 

という訳で俺は1日違いで全員と1日デートをするようにお願いされましたとさ。まぁいっか。

 

あ、ちなみに学年順位はもちろん1位だったぜ?


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