魔法使いとチート八幡の日常   作:しろ@「 」

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どうもしろ「 」です。投稿遅れちゃってスミマセン


魔法使いとチート八幡の日常4

 

ことり「比企谷君遅いね〜」

 

海未「そうですね、そろそろ来るはずなのですが・・・・・・」

 

穂乃果「あ!来たよ、比企谷君〜」

 

八幡「スマン、遅れた」

 

俺は高坂達と会ってからは毎日のように遊んでいた。

そして今日も、一緒に遊ぶ約束をしていた。俺達はいつも通り公園で鬼ごっこやらかくれんぼやらをして遊んでいた。

 

こうして遊ぶのも何年ぶりだろうな1年ぶりくらいか?それにしてもこの公園で遊んでいると昔のことを思い出すな」

 

海未「昔のこと?ですか?」

 

穂乃果「なになに?比企谷君の昔のこと?聞きたーい!」

 

ことり「私もー」

 

八幡「ん?ああ、声に出てたか?んじゃあちょっと俺の昔の事でも話すか」

 

〜〜回想中~~

 

俺は今日もいじめられた。小学校に入ってからはずっとだ。

 

八幡「はぁー、なんで僕ばかりいじめられるんだろう。」

 

そしていつもの様に帰り道にある公園によった。

 

俺はいつもの様にベンチに座って今日学校でやった勉強をしていた。

 

??「きゃっ!」

 

??「ちょっと何よあんた達!」

 

「お前ら調子乗り過ぎなんだよ、ちょっと金持ちだからって」

 

??「調子になんて乗ってないわよ!」

 

「うるせえよ!俺らからすれば調子に乗ってんだよ!入学仕立ての新入生の癖に生意気なんだよ!」バシッ

 

??「きゃあ!」

 

??「里香ちゃん!」

 

アイツ、今何やった?女の子に手を出しただと?

許せねぇ、しかも小学1年生ってことは俺と同い年、相手は年上か?

 

「お前もだよ!」

 

そう言って男はもう1人の女の子に手を出そうとしていた

 

それを見た俺はすぐに駆け出した。

 

バシッ

 

八幡「おい、もうやめろよ。なんで女の子に手をだしてんだよ」

 

「はぁ?誰だお前、邪魔だよどけろ」

 

八幡「俺がどけたらこの子達に手を出さないって約束すんならどけてやるよ」

 

「だったら、お前を倒してからにしてやるよ!」

 

そう言って男は殴りかかってきた・・・が俺には意味がない。親に殴られてるからその拳よりは遅い

 

俺はその拳を避けると急所に蹴りを入れた。

 

「ぎゃあああ!痛てぇぇ!糞が覚えてろよ!」

 

そう言って男は逃げていった。

 

??「あ、あの、助けてくださってありがとうございます!」

 

??「私からもありがとうございます!」

 

八幡「いや、たまたま近くにいたから」

 

??「あの、お名前教えてもらえますか?あっ、私は結城明日奈です。小学1年生です。」

 

??「私は篠崎里香です。小学1年生です。」

 

八幡「えっと、僕は比企谷八幡です。小学1年生です。よろしく」

 

明日奈「えっ!?小学1年生!?あんなに強いのに?」

 

里香「凄いね、小学1年生なのに年上に立ち向かえるとか」

 

八幡「いや、女の子が虐められてたら誰だって体が動くよ。じゃあ僕はこれで帰るね」

 

明日奈「あっ!待って!比企谷君1人でしょ?じゃあ一緒に遊ばない?」

 

里香「あっ、いいねー、遊ぼうよ!」

 

八幡「えっ?でも、いいの?俺なんかが一緒に遊んでも」

 

明日奈「うん!」

 

里香「いいよ」

 

それが俺と結城明日奈、篠崎里香が初めてあった日だった。

 

それからは俺達は一緒に遊ぶようになった。夏休みや平日とかいつも一緒だった。

 

しかし、小学2年生の冬

 

明日奈「ねぇハチ君ちょっとお話があるの」

 

里香「私もいいかな?」

 

明日奈「私ね、親の都合で3年生から東京に行くことになったの」

 

里香「私も、親の都合で東京に引っ越すの」

 

八幡「えっ?そっか、親の都合ならしょうがないよ」

 

明日奈「ねぇハチ君私達は、学校がバラバラでも友達だよ?」

 

里香「私もだからね」

 

八幡「うん、わかってる」

 

それからまた数日

 

明日奈「ねぇハチ君、私達、次の学校でクラスに馴染めるかな?」

 

里香「そうだよねー、明日奈とは違う学校だからそこが問題なんだよー」

 

ふむ、俺は転校なんてした事ないからなー、どうなんだろう。だけど2人は可愛いからすぐ馴染めると思うけどな」

 

明日奈「へっ?」

 

里香「は?」

 

八幡「ん?」

 

明日奈「は、は、は、ハチ君?何言ってるの?」/////

 

里香「な、な、な、なに言ってんのハチ」/////

 

八幡「えっ?俺なんか言った?」

 

明日奈「私達がか、可愛いって」/////

 

八幡「!マジかよ声に出てたのか」

 

里香「無自覚で言うって凄いね」

 

そんな事があって遂に別れの日

 

明日奈「ハチ君、私達は離れててもずっと友達だからね?」グスッ

 

里香「また3人で遊ぼうね」

 

八幡「うん、じゃあまたね!」

 

里香「うん!」

 

明日奈「うん!」

 

そうして俺達は離ればなれになった

 

〜〜回想終了〜〜

 

八幡「ってな感じだ」

 

穂乃果「へぇ〜、比企谷君凄いねー、年上に勝っちゃったんだ」

 

ことり「その子達からしたら救世主だね〜♪」

 

海未「そうですね、凄いと思います」

 

八幡「いや、別に俺は凄くねぇよ」

 

穂乃果「凄いよ〜、年上に勝っちゃうとか誰も出来ないよ〜」

 

 

八幡「そ、そうかサンキュー」

 

な、なんか誉められるって照れるな

 

ことり「あ、比企谷君照れてる〜♪」

 

海未「褒められなれてないんですね、ちょっと可愛いです。」

 

八幡「バッカ、そんな事ねぇよ」

 

穂乃果「あははは、照れてる、照れてる〜」

 

はぁ、うるさいなまったく。でも、こんな毎日も嫌いじゃないな

 

 

 

 




今回は八幡のちょっとした過去編ですね。
次は八幡が小学5年生になります。多分
まぁちょっとシリアスになっちゃうかもです。

では今回は終わりです。
では、また

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