魔法使いとチート八幡の日常   作:しろ@「 」

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魔法使いとチート八幡の日常~中学編~13

さて、今はオリエンテーリング?が終わり夕食のカレーを作っているのだが昼間のいじめられている女子はやはりカレー作りには参加せず、近くの木にもたれかかってカレー作りを眺めていた。

と、そこに例の金髪が近づいていった。

はぁ、ほんとにバカだろ・・・

 

数分すると金髪が離れていったので俺はその女子に近づいた。

 

「あなたは私にあそこに混ざれって言わないの?」

 

と、声をかけられた。

 

八幡「やりたくないんだったら別にやらなくていいだろ。別にやりたい奴だけがやればいい。」

 

「・・・あなたは他の人とは違って私と同じような感じがする。」

 

雪乃「そんなことは無いわ。そこのヒキガエルとなんて一緒じゃないわ」

 

こいつ・・・ほんと自然と罵倒してくるな。

 

「・・・名前。」

 

とその女子は呟いた。

名前・・・俺の名前か?

 

八幡「比企谷八幡だ。」

 

「私は鶴見留美。よろしく」

 

雪乃「雪ノ下雪乃よ。よろしく留美さん。」

 

結衣「はいはーい!私は由比ヶ浜結衣!宜しくね留美ちゃん!」

 

穂乃果「私は高坂穂乃果だよ!よろしく留美ちゃん!」

 

ことり「南ことりです♪よろしくね留美ちゃん♪」

 

海未「園田海未です、よろしくお願いします」

 

真姫「西木野真姫よ。よろしく」

 

凛「星空凛にゃ。よろしくにゃ」

 

花陽「えっと、こ、小泉花陽です。よろしくね留美ちゃん」

 

・・・いつの間にお前らきやがった。お陰で長い自己紹介タイムだったぜ。

 

それにしてもこいつが鶴見留美か。なるほどね。

っと、そろそろ本題に

聞いたところ最初から留美がターゲットじゃなかったらしいから結構楽だな。

 

八幡「なあ留美。お前はこの状態を解消したいか?」

 

留美「えっ?・・・出来るならしたい。けどここで出来ても後からまたやられるから・・・」

 

ま、普通はそうだわな。だが

八幡「違うぞ、いじめを止めるんじゃなくて解消するんだよ。それならこれから先ずっといじめは無くなるが。どうする?」

 

雪乃「そんなこと出来るはずがないわ」

 

八幡「お前じゃ無理だろうな。俺なら出来る。」

 

留美「・・・・・・出来るならやって欲しい。いつまでもこの状況はヤダ。」

 

よし、本人の希望も聞けたし。今日の夜にあの金髪が話した瞬間にこの提案を出すか。

 

八幡「わかった。じゃあ明日の肝試し楽しみにしてな。」

 

そう言って俺らは留美をカレーの所に連れていった。

 

そして夜。俺らは残ったカレーを食べていた。

 

静「よし、1日目終了だ。みんなご苦労だった。明日に備えて早く寝るんだぞ」

 

そう言って平塚先生は離れていった。

さて、そろそろあいつなら言ってくるはず

 

葉山「みんな、聞いて欲しいんだけど小学生の中に1人いじめにあってる子がいるんだ。その子を助けたいんだけど何か案はないかな」

 

海老名「なにか新しい趣味を見つけたらどうかな。」

 

おお、えっと、え、え、海老名?さんいいこと言うじゃないか。

 

海老名「私もBLで新しい友人が出来ました!」

 

三浦「はいはい、海老名はあーしとあっちに行こうか。」

 

前言撤回、やばい人だった・・・

 

葉山「俺的には話し合いで終わらせたいんだけど」

 

はいきた。この発言を待ってたぜ。

 

八幡「無理だな。話し合いで止めさせてもまたこの林間学校から帰ったらいじめが続くぞ」

 

葉山「・・・だが「だがもしかしもねぇよ。止められねぇって言ってんだ。いじめってのはそんなに簡単に終わるもんじゃねぇんだよ」・・・じゃあ、見捨てろって言うのか!」

 

はぁ、こいつはほんとに疲れるな

 

八幡「んな事誰も言ってねぇだろ。俺に考えがある。だがその話は明日でいいか?今日はもう寝たい。」

 

葉山「・・・ああ、わかった。じゃあ今日は解散にしよう。」

 

そう言って俺らは全員別れた。


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