魔法使いとチート八幡の日常   作:しろ@「 」

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魔法使いとチート八幡の日常~中学編~19

夏休みも終わり遂に地獄の学校が始まった。だが学校では夏休みが終わったのにもかかわらず騒がしい。なぜならもうすぐまぁ1ヶ月くらい先だが文化祭が始まるからだ。まだ1ヶ月くらい先なのにさわがしいってドンだけだよって思ってるやつ・・・俺もだよ。

俺も文化祭は楽しみだがまだこんなに騒げねぇ・・・それに今日は只でさえ気持ちが落ちてるのに・・・えっ?なんでかって?勝手に文化祭実行委員にされたからだよ!いやね?ちょこっとだけ寝てただけなんだよ?なのに黒板みたら俺の名前があったんだよ!隣に文化祭実行委員って書いてあったんだよ!あともう一人いたけど誰だか知らねぇから紹介はなしだが。あっ、でも穂乃果たちも生徒会だから文実に行くって言ってたな。良かったぜ。

 

「ハ・・・くん!」

 

「・・・チくん!」

 

穂乃果「ハチくん!!」

 

八幡「うぉ!?びっくりした。どうした穂乃果?」

 

穂乃果「どうしたじゃないよ!さっきから呼んでも返事しないんだもん。」

 

八幡「すまん、ちょっと文実をやるのが嫌すぎて現実逃避みたいなことをしてたわ。」

 

穂乃果「もう、ハチくんったら。穂乃果達も文実に行くんだからいいじゃん!」

 

八幡「そうだな。俺もそう思って現実逃避をやめたわ」

 

八幡「それで?なんか用があったんじゃないのか?」

 

俺はそう穂乃果に聞いた。

 

穂乃果「あー、うん、えっとね?クラスの出し物なんだけどね?喫茶店って言うかメイド喫茶?みたいなのにしようって言うことになったんだけどね?このクラスでケーキ作れる人誰かいるって聞かれたから咄嗟にハチくんのことを推薦しちゃった・・・テヘッ♪」

 

・・・

 

八幡「テヘッ♪・・・じゃねぇよ!?俺、文実!!ドゥーユーアンダースタンド!?文実はめちゃくちゃ忙しい!OK!?」

 

穂乃果「だって!ハチくんのケーキ食べたかったんだもん!」

 

ん?そう言えば俺、ケーキ作ったことあったっけ?いや、恭子さんに頼まれて作ったことはあるけど他の奴らには作ってねぇよな?じゃあなんで知ってんだ?

 

八幡「穂乃果、俺がケーキ作れるって話どこで聞いた?」

 

穂乃果「恭子さんに教えて貰ったよ?クリスマスとか誕生日とかはハチくんがケーキを作ってるって」

 

うぉぉぉい、恭子さん。勝手に俺の情報を流さないで〜。はぁ今回は恨みますよ恭子さん・・・

 

八幡「はぁ、もういいや俺は何も言わないわ。もう勝手にしてくれ。」

 

穂乃果「うん、ごめんねハチくん。」

 

八幡「いや、別に大丈夫だ。」

 

そうして俺は明日の放課後にケーキを作ることとなった。

 

 

さてと放課後だ。

 

放課後はいつもはまぁ不本意ながら部活に行くのだが今日は文実があるから休みだ。まぁ文実とかやりたくないがな。

そんなことを考えながらも会議室に到着。穂乃果たちはもう来ている。なんか生徒会だから準備があるって言ってさっさと行ってたな。

 

ドアを開けると中には結構人がいた。あれ?俺座れるところないんじゃね?

そう思いながら適当に歩いていると

 

「あ、比企谷先輩!こんにちは!」

 

「あ、先輩こんにちは。」

 

と、挨拶された。もう1度言おう。『俺が』挨拶された。

 

八幡「はぁ、うるさいぞ戸山。それと山吹も文実か。戸山のお守りご苦労さんですね。」

 

戸山「先輩!?お守りってなんですか!?」

 

山吹「ありがとうございます。あ、ここの席どうぞ。」

 

八幡「おう、サンキュ。」

 

と俺は進められた席に座った。

 

戸山「スルー!?」

 

八幡「うるさいぞ戸山。全くお前も文実か。ま、お前が立候補してこいつのお守りとして山吹が推薦で選ばれたって感じか」

 

俺は簡単に推理をして言った。

 

山吹「正解です。」

 

戸山「違うでしょ!?沙綾も先輩も私の事どう思ってるんですか!」

 

俺&山吹「うるさくて手のかかる子供」

 

戸山「酷い!?」

 

とまあ、冗談はこの辺にしておきますか。

そろそろ始まりそうだし。

 

穂乃果「皆さん、こんにちは。これより文化祭実行委員会を始めたいと思います。まず、始めるにあたって実行委員長と副委員長を決めたいんですけど誰かやりたい人はいませんか?」

 

穂乃果の合図で始まる実行委員会。最初は委員長を決めるらしい。まぁこれが1番時間かかりそうだな。みんな実行委員長とか言う面倒な仕事したくないだろうし。はぁ、誰も手を挙げなさそう「はい!私やりたいです!」あっ、そう言えばいたわ。手を挙げそうなやつが若干1名俺の隣に...

 

穂乃果「わぁ、ありがとう!えっと、お名前を聞いてもいいかな?」

 

戸山「はい!2年B組の戸山香澄です!」

 

穂乃果「香澄ちゃんだね。よろしく!じゃあ他にやりたい人はいませんか?・・・いないみたいだね。じゃあ香澄ちゃん、これからよろしくね!」

 

香澄「はい!よろしくお願いします!」

 

穂乃果「じゃあ副委員長は...」

 

山吹「私がやります。」

 

そう言って隣の山吹が手を挙げた。まぁ戸山のお守りをする役目があるから当然?なのか

 

穂乃果「おお、決まるのが早い...えっと名前を聞いてもいいかな?」

 

山吹「はい、2年B組の山吹沙綾です。よろしくお願いします」

 

穂乃果「山吹沙綾ちゃんだね。よろしく!えっと他に手を挙げてる人はいないからじゃあ副委員長は沙綾ちゃんに決定!!」

 

そんなこんなで委員長と副委員長が決まった。

 

穂乃果「じゃあここからの進行は委員長と副委員長に任せるね。」

 

香澄「はい!わかりました!えっとじゃあまずは皆さんの役割分担をしたいと思います!」

 

そうしてそれぞれ役割を決めていった。さてと、じゃあ俺は記録・雑務でもやり「あっ、比企谷先輩。先輩は私の手伝いをお願いします。」...

 

八幡「なんで俺が山吹を手伝わなきゃいけないんだ?」

 

沙綾「だって先輩って記録・雑務なんかに入ったら私の見えないところでサボりそうじゃないですか。」

 

うっ、有り得るから言い返せねぇ...

 

八幡「はぁ、わーったよ。副委員長補佐ってことでいいのか?」

 

沙綾「はい、よろしくお願いします。」

 

そうして俺は強制的?に副委員長補佐の役割についた。




勉強とかが忙しくて投稿が出来なかったんです...許して...しかも今年は受験生だから投稿ペースがどんどん落ちていく...だがしかし!来年からはしっかりと投稿していくのでご安心を。また、たまに投稿するので読んで貰えると嬉しいです。
ということでさよならー

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