第5話投稿ですね。
どうぞよろしく
俺は先月遂に5年生になった。だが、5年生になってもあいかわらず学校ではぼっちライフ、休日などは高坂達と遊んだり、訓練をしたりしていた。
そんなある日、いつもの様に高坂達と遊んで家に帰って来たんだが、両親がいなかった。いつもは2人ともこの時間はいるのに。
八幡(今日、遅くなるって言ってたかな?)
そうして俺は1人で夕食を食べた。
結局、その日は2人とも帰ってこなかった。
次の日、俺はいつも通り起きてランニングをしていた。
八幡(昨日は2人とも帰ってこなかったな。仕事長引いてんのか?)
そんなことを思いつつ家に着くと、門の前にスーツを着た女の人が立っていた。
八幡「あ、あのー。家になんか用ですか?」
??「えっ?あっ、えっと比企谷八幡君ですか?」
えっ?何で知ってんの?怖いんだけど・・・
八幡「え、えっと、そうですけど・・・・・・」
??「あっ、怪しいものではありません。私は暁 恭子。暁 慶真の妹です。今日は君に話と渡したい物があって来ました。」
渡したい物?なんだろう。
恭子「まず一つ目ですがあなたの義理の両親の暁 慶真と暁 咲姫は先日の夕方居眠り運転のトラックと正面衝突で亡くなりました」
八幡「・・・・・・・・・・・・・・・・・・えっ?」
俺はいきなりの事で頭が追いつかなかった。
八幡「いやいやいや、まってください。亡くなったって慶真さんと咲姫さんがですか?嘘でしょ?」
嘘だと思いたかった。
恭子「いえ、本当の事です。」
八幡「そんなはずない。だって、だって一昨日までは2人とも元気でいつも通りだったんですよ?なのに亡くなるなんて有り得ない!」
現実から逃げたしたかった。
恭子「私だって!」
八幡ビクッ!
恭子「私だって、兄さんが亡くなったなんて思いたくなかった。でも、でも」
そう言って恭子さんは泣いてしまった。
あーあ、何してんだ俺は。そうだよな、本当の兄妹の恭子さんの方が俺よりもっと悲しいに決まってるのに・・・
八幡「スミマセンでした。俺も慶真さんと咲姫さんにはお世話になってたんで現実から逃げたしたかったんです。本当にスミマセン」
恭子「いえ、私だって兄さんが死んだって知らされてからそんな感じだったのでしょうがないとおもいます。」
それにしても、そっか2人ともいなくなっちゃったのか・・・・・・俺、何も恩返し出来てねぇじゃん。
恭子「は、八幡君!?」
八幡「?どうしたんですか?恭子さん」
恭子「何で泣いているんですか?」
八幡「えっ?あ、あれっ何でだろ。とまんねぇや」
ギュッ
八幡「えっ・・・・・・」
恭子「八幡君、泣きたいときは思いっきり泣いていいんですよ?」
八幡「う、うわぁぁぁぁぁ」
俺は恭子さんの腕の中で久しぶりに思いっきり泣いた。
八幡「ありがとうございます、恭子さん」
恭子「おさまりましたか?よかった。」
はぁ、それにしても女の人の腕の中で大泣きとか、めっちゃ恥ずかしいな
恭子「そうだ!はい、これ兄さんからです。」
八幡「慶真さんから・・・ですか?」
恭子「うん。兄さんにもし、俺達が死んだらこれを八幡君に渡してくれと頼まれましたので」
俺はそれを受け取ると中身を見てみた。
『拝啓、比企谷八幡君
これを八幡君が読んでるって事は僕達は死んだんだね。ごめんね八幡君、君を1人にしないために引き取ったのにまた一人にしてしまって。そこで、僕からなんだけど、僕達は異世界へと繋がるゲートを作ったんだ。そこでなんだけど、八幡君、君はそのゲートを使って異世界の僕の知り合いと一緒に住んでほしい。もちろん、異世界でそして自立できるようになってからこっちの世界に戻ってきて欲しい。頼む・・・八幡君、君は優しい子だ。だから人助けをするのはかまわない。だけどね、自分を犠牲にすることはないんだよ?たまには人を頼ってみてくれ。きっと助けになってくれるよ。八幡君、頑張って!
君の義理の両親 慶真、咲姫より』
俺はこれを読み終わってから恭子さんに聞いた。
八幡「ちょっとよく意味わかんないんすけど・・・」
異世界?どゆこと?
恭子「えっと、異世界に行けるゲートがあるのはホントだよ?だけど私と兄さんと咲姫さんくらいしか行ったことないけど・・・」
八幡「・・・・・・マジすか」
恭子「はい、マジです」
八幡「・・・・・・・・・・・・・・・はぁ、しょうがないですかね。分かりました、異世界に行きますよ。あっ、でも中学校入る時からでいいですか?」
恭子「うん、了解したよ。じゃあ中学校入る前に迎えに来るよ」
こうして俺は中学校から異世界へといくことになった。
はい、遂に両親死んじゃった。そしてなんと異世界へと出陣ですね!
異世界は魔法、精霊、魔王、魔獣など色々いる。
ってことにしときます。