友希那と雪乃とワンにゃんショーへ行った次の日。俺は薫と千聖と演劇を見に来ていた。
八幡「演劇か、初めて来たな。」
薫「八幡は演劇を見たことは無いのかい?」
八幡「ああ、演劇に触れる機会がなかったからな。」
薫「では、今日は楽しんでくれ。」
と、薫は言う。
そう言えば千聖が全然喋んないがどうかしたのだろうかと思い千聖の方を見る。
千聖「はぁ、なんで私が薫と...八幡が一緒だからまあいいけど。」
なんか言ってるな。けど声が小さくて聞こえない。
八幡「千聖、やっぱり俺と出かけるのは嫌だったんじゃ...」
千聖「ふぇ!?ち、違うの。えっと...そう!これから見る演劇が楽しみで待ちきれなかったのよ!」
八幡「そ、そうか?それならいいが...」
なんか千聖は焦ってたな。やっぱ俺に聞かれたくないことでも呟いていたのか...
そんな会話をしながら歩いていると劇場に到着。
八幡「そう言えば今日はなんの演劇を見るんだ?」
薫「ああ、今日は無難に『ロミオとジュリエット』を見ようと思うんだ。」
ロミオとジュリエットか、確か最終的にはバッドエンドの話だったか?内容はよく覚えてないが...
千聖「ロミオとジュリエット...久しぶりに見るわね。」
薫「千聖は何年ぶりだい?私は確か3年ぶりくらいだったかな。」
千聖「そうね...私は薫と小学2年生位に見に行ったのが最後だったかしら。」
へぇ、この2人は昔からの知り合いだったのか。まぁ千聖は子役もやってたって聞くし薫も昔から演劇をやってたらしいからそのつてで知り合ったのか。
そう思っていると
千聖「?...そう言えば八幡には言ってなかったわね、私と薫は幼馴染よ?」
...なるほどなぁ、この2人は幼馴染だったのか。だから2人とも仲がいいのか。
千聖「仲はあまり良くないわ。」
...さっきから千聖さん、おれの心を読まないでくれませんかねぇ...
薫「八幡はもっとポーカーフェイスを鍛えた方がいいかもね。」
あっ、ちさとだけではなかったみたいです...
そんな雑談をしていると劇が始まった。
千聖「やはりこの話はいつ見ても悲しいわね。」
八幡「俺も初めて見たがこの話は悲しいな...」
薫「悲しい、か。私はそうは思わないよ。この話はいつ見ても美しい。ロミオとジュリエットの2人の儚い恋心が、愛がとても美しい。そう思うよ。」
薫はこういう解釈をするのか。やはり人によって解釈は違うらしいな。薫の解釈も間違ってないし。
それからは3人でカフェに入り演劇の感想を言いつつのんびりと過ごした。
八幡「よし、んじゃあ帰るか。送ってくぞ?」
千聖「ありがとう八幡。じゃあお言葉に甘えるわ」
薫「私も、お願いするよ。」
そして俺らは帰路についた。
いやぁ、薫さんの口調が難しすぎた...超ムズいです...なんか変になってるかもだし内容もすごく薄くなってる気がする。ほんとに申し訳ない。