魔法使いとチート八幡の日常   作:しろ@「 」

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魔法使いとチート八幡の日常~中学生編~蘭、希と共に...

希「ハチ君、明日私たちと一緒に買い物に着いてきてくれへん?。」

 

 

と、昨日希先輩に誘われたので来てみると、なんと蘭も一緒だった。

 

八幡「これはまた珍しい組み合わせだな?」

 

蘭「くじ引きだったんで」

 

希「うちは蘭ちゃんの事が知れるから嬉しいんやけどね。」

 

なんか蘭は嫌そうだが希先輩はめちゃくちゃ楽しそうだな...

 

八幡「で、今日は何を買うんですか?」

 

希「服でも買いに行こうかなと思っててなぁ。」

 

蘭「私も最近、服が足りなくなってる気がしてたんでいいですよ。」

 

なんか上から目線な気がするけどいいか。

 

八幡「了解、んじゃあやっぱり、ららぽですか?」

 

希「いや、今日は東京にでも行かへん?」

 

八幡「まぁ、別にいいですが...蘭は大丈夫か?」

 

蘭「はい、大丈夫です。」

 

というわけで、原宿に来ている。

 

八幡「うげ、人多いな...」

 

希「まぁ、原宿やししょうがないんやない?」

 

まぁそうなんですけどね。

 

八幡「どこ行きます?」

 

希「そうやねぇ、どこがいいかなぁ。」

 

蘭「竹下通り...とかなら色々あるんじゃないですか?」

 

竹下通りか...人が多いが今日は2人の付き添いだからな、行くか。

 

希「そうやね、じゃあ竹下通りに行こっか。」

 

そう言って俺らは歩き始めた。

 

 

10分後

 

おう、俺は今竹下通りに来ているんだが.....やばい!何がやばいかって言うと人の数!めちゃくちゃ人いて行列みたいになってんだけど...もうなんか、うん。なんて言えばいいんだろう...ああ、人がゴミのようだ。これが一番しっくりくるな。

 

蘭「う、この人の量はおかしすぎ...」

 

希「うちもさすがにこれは...」

 

うわぁ、あの希先輩ですらこれだぜ?マジでやべぇよ...

 

八幡「とりあえずあのANAP?って言う服屋でも入りましょうよ。」

 

そう言って俺らはANAPに入る。

 

八幡「ここで買ってさっさと帰りません?さすがにこれは死んじゃう...」

 

蘭「そうですね、私も同意見です。」

 

希「...これは仕方ないかなぁ。そうやね、さっさと服を買って帰りにららぽよればまた服を買えるからええかな。」

 

というわけでANAPにて買い物スタート。

 

希「なぁ、蘭ちゃん蘭ちゃん、この服どうやろ」

 

そう言って希先輩が手に取っていたのは薄紫色と、白のワンピース。

 

蘭「いいんじゃないですか?希さんのイメージにあってると思います。」

 

希「じゃあこれにしようかなぁ。うーん、ちょっと迷うなぁ。」

 

そう言ってまた服選びに戻って行った。

 

蘭「これ、いいかも...」

 

蘭は独り言だろうかそう言って1着服を取っていた。

それは赤色のチェックの上着。蘭に似合いそうな服だった。

 

蘭「あっ、でもこっちもいいかも」

 

そう言って取ったのは黒のパーカーで、ところどころ赤色のラインが入ってる。

 

蘭「うーん...」

 

希「そんなに迷うんやったらハチ君に聞いてみたら?どっちの方が好みですか?って」

 

蘭「なっ!?」////

 

何やら希先輩が蘭に耳打ちしていたがなんだろう...ん?蘭の顔赤いな。風邪か?

 

そう思って俺は蘭に近ずきおでこに手を当てた。

 

蘭「へっ?...なっ!?ちょっ!八幡先輩!?」

 

八幡「熱はないみたいだな。ん?大丈夫か蘭?」

 

蘭「だ、大丈夫です...そ、それより!は、八幡先輩は、この服とこの服、どちらが好みですか!?」

 

......ん?

 

八幡「えっとー、なんて?」

 

蘭「だ、だから!この服とこの服どっちが好みですか!!」

 

うん、聞き間違いじゃないらしい。

そうだなぁ...実際どっちを着ても蘭に似合うと思うがなぁ。どっちかって言うと俺は赤色のチェックの方がいいかなぁ。

 

八幡「...赤色のチェックの方だな。」

 

蘭「そ、そうですか。ありがとうございます。じゃあそっちにします。」

 

八幡「いや、お前の好きな方にしろよ?俺はそこまでファッションとか詳しくないからな?」

 

蘭「大丈夫です。八幡先輩に決めてもらったから似合わないはずがないです。」

 

八幡「そ、そうか...」

 

何その絶対的信頼。

 

希「なぁハチ君ハチ君。こっちとこっちどっちがええやろ。」

 

今度は希先輩だ。希先輩が持ってきたのは先程の白に薄紫色の水玉が入っているワンピース。もう1つは白で袖に紫色のライン、左胸に花の刺繍が入ったパーカーだった。

 

八幡「パーカーの方ですかね。これから寒くなるからワンピースなんてほぼ着ないでしょ?」

 

希「そうやねぇ、うん。じゃあパーカーにしようかな。」

 

そう言ってレジに向かう。

 

 

そして5分後2人は購入し終わったらしく俺のところへ戻ってきた。

 

八幡「2人とも大丈夫ですか?」

 

蘭「はい。」

 

希「大丈夫。」

 

八幡「んじゃあ帰りますかね。」

 

そうして俺らの原宿での買い物は終わった。

 

ああ、人がゴミのようだったぜ...


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