魔法使いとチート八幡の日常   作:しろ@「 」

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魔法使いとチート八幡の日常~SAO編~7

キリト「ハチ!」

 

俺の秘密がバレてから(秘密にしてた訳では無いんだが)30分が経過していた。俺たちは早くキリトたちと合流すべく走った。

 

そして、やっと隣街へと着いた。

そしてその入口でキリト、サヨ、モカ、アコの4人が待っていてくれた。

 

アコ「ハチさん!」

 

ハチ「おっと、おいアコ、いきなり飛びついてくるな。危ないから。」

 

アコは俺を見つけると走ってきて飛びついてきた。俺はそれを受け止め、注意を施した。

 

アコ「うぅ、すみません。で、でも!2週間も連絡がなかったんですよ!?もう、アコは心配で...」

 

ハチ「あー、それはすまなかった。探し出すのを最優先にしてたから連絡できなかったんだ。」

 

キリト「ほんとに心配したんだよ?」

 

サヨ「全く、ハチ君はほうれん草がなっていません!」

 

ほうれん草って...確かに昔習ったけど...

 

モカ「モカちゃんも心配したんだよ〜?だから今度からはしっかり連絡をすること!」

 

俺は怒られてしまった。まぁ今回のは俺が悪いからしょうがないか。

 

キリト「まぁでも、しっかり帰ってきたからいっか。それよりも、後ろの人たちの紹介をしてもらっても?」

 

そう言って俺の後ろの7人を見る。

 

ホノカ「はいはーい!私が紹介するよー。じゃあ右から紹介するね。右の赤髪の女の子がステラ。片手剣使い。その隣がイッキ君、曲刀使い。その隣の栗色の髪の子がアスナちゃん。細剣使いで、ハチ君の幼なじみみたい。その隣がリズベットちゃん。片手棍使い。こちらもハチ君の幼なじみ。その隣の黒髪の子がマッチちゃん、ハチ君のリアル妹らしいよ?私は会ったことが無いから分からないんだけどねw。その隣がアリサちゃん。そしてその隣が私の妹のスノウだよ!」

 

イッキ「えっと、今紹介された通り、曲刀使いのイッキです。よろしく。えっと...」

 

キリト「キリトだよ。よろしくね。」

 

サヨ「サヨです。」

 

アコ「アコでーす!」

 

モカ「モカでーす。」

 

と、3人も自己紹介をする。こうして自己紹介も終わったため、俺はキリトと情報交換をする。

 

ハチ「今、攻略はどうなってる?」

 

キリト「まだそんなに進んでないみたい。私達もレベリングをしつつ迷宮に潜ってはいたけど...」

 

なるほど、まだボス部屋は見つからないらしいな。これは長く見積っても今日から3週間位はボス部屋は見つからなさそうだな。

 

ハチ「あ、そうだ。これからこのメンバーでチームを組みたいし仲間のレベルも知っておいた方がいいだろ?一応教えてもらいたいんだがいいか?」

 

俺がそう言うと皆うなづいてくれた。俺が用意にレベルを聞くなってアスナに言ってたのに普通に聞いてんな俺...

 

 

それからは全員のレベルとスキルを聞いていた。

キリト:20、ホノカ:20、サヨ:19、アコ:18、モカ:19、マッチ:15、スノウ:15、アリサ:14、アスナ:14、リズ:13、イッキ:22、ステラ:20、俺:25らしい。全員のレベルを17以上にはしたいな。

 

という訳で、これからの方針が決まった。レベリングしつつ迷宮に潜る。これが一番だと言うことで、これからは2手に分かれて情報を集めつつレベリングをしようという話になった。

 

 

そうして俺らは次の日から実行した。

 

 

2週間後...

全員の自己紹介やら今後の方針やらを決めてから2週間あまりが経った。俺らはまだレベリングの生活を送っていた。

 

そんな時、俺らにアルゴから情報が入る。

 

『今日、1時よりトールバーナにて、第1層ボス攻略会議を行う』

 

メッセージにはそう書いてあったのだった。

 

 


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