魔法使いとチート八幡の日常   作:しろ@「 」

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どもども、お久しぶりです。
大学進学したこともあり、なかなか投稿できなかったんですけど、落ち着いてきたので久し振りに投稿します。
できればこれからは早目に投稿したいと思います。

それでは、本編をどうぞ


魔法使いとチート八幡の日常~SAO編~15

「はぁはぁ、まだ地上につかないのか・・・」

 

ダンジョンの最奥にいたボスを倒してから、一時間が経過したがまだ地上の光は見えてこない。

ボス攻略の時間も刻々と迫っている。

他のメンバーからのメッセージも着々と増えていく。

 

『ハチ君、今どこにいるの?』

 

『ハチ、今どこ~?みんな心配してるよ~?』

 

『ハチ君、まだですか?』

 

『ハチさん、どこにいるんですか?』

 

『ハチ、何をしてるのかは、わからないけどなるべく早く来てね?』

 

『ハチ君、あと30分で攻略に出発しちゃうよ?』

 

『ハチ、早く来なさいよ』

 

上から、ホノカ、モカ、サヨ、アコ、キリト、アスナ、リズである。

 

俺も、メッセージを送りたいが、なぜか、この洞窟の中ではメッセージを送ることができないのである。

だからめっちゃ急いでいるのだ。

 

「ハチ、ボス攻略間に合うの?」

 

と、後ろからユナも心配そうに聞いてくる。

 

「わからん、この洞窟があとどれくらい続いているかによるな。

 サクヤ、この洞窟があとどれくらい続いてるのかわからないか?」

 

「すみませんマスター、私は、この洞窟から外に出たことがないのでわからないです。」

 

なるほど、サクヤは茅場につくられてからずっとこの洞窟にいたのか。

じゃあわからなくて当然か・・・

 

 

それから30分走り続けると、ようやく外の光が見えてきた。まだ遠くにだが・・・

 

「やっと外の光が見えたか。」

 

「そうだね、やっとだね」

 

だが、攻略はもう始まっているはず、俺は心の中であいつらが死なないことを祈りながら光に向かって走る。

 

そして、10分ようやく外に出ることができた。

 

「ここは、洞窟の近くの森か?」

 

「うん、そうみたいだね。」

 

なら、迷宮まではそう遠くないはずだ。

 

「俺は、攻略組と合流するけどユナはどうする?」

 

「私は・・・私もいっしょに行ってもいいかな?私もこの世界から抜けるために何かしたいと思ってたから」

 

まぁ、ダンジョンに潜ったおかげでユナのレベルも25まで上がったらしいし、こいつの実力なら攻略組に混ざって攻略したとしても大丈夫だろ、と思いその申し出を俺は了承し、迷宮区へと急いだ。

 

そしてまたまた10分、ボス部屋の前についた。

 

「よし、準備はいいか?」

 

「うん、大丈夫。」

 

とは言ってるものの、ユナはまだふるえていた。

 

「大丈夫だ、心配しなくても危ないときは、俺が助けてやるから。」

 

そういい頭をなでる

 

「むー、そういうのずるいと思う・・・ 

                        もっと好きになっちゃうじゃん」

 

なんかユナがボソッと言っていたがなんて言ったんだ?まぁいいか。

 

「よし、いく「あれ、何でここにいるんだハチ。」アルゴ?」

 

後ろを向くとアルゴともう一人男がいた

 

「そいつは?」

 

「いろいろあって攻略に連れてきた・・・ってそれよりもお前、何でまだ中にいないんだ。もう攻略はって、そんな話をしている場合じゃない、早く中に入るぞ!」

 

と俺の腕をつかみ引っ張る

 

「お、おいどうしたんだよそんなに慌てて」

 

「ボスの情報がβテストのときと変わってたんだ。このままだとみんなが危ない!」

 

「マジかよ!わかった行くぞ」

 

そうして俺らもボス部屋の中に入った

 

頼む、みんな生きててくれよ・・・




はい、どうでしたでしょうか。
次回は8月に入るか入らないかくらいのとこで投稿すると思います、もしかしたらはやくなるかもだけどw

ではまた次回会いましょう。

アディオス

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