第5話保護帝都の現状
その後MBIは撤退し、騒動が大きくなる前に倒れた久能とハルカを抱えて逃げ、帰路に就くことにしたが、諸々状況確認のためと応急処置のため負傷した二人をセキトの自宅まで運び込むことになった。
セキト「それで?何がどうなってるんだ?」
セキトのこの一言に久能とハルカはお互いを一瞬見つめあいなれそめを話し出した。
どうやら、帝都で始まったゲームセキレイ計画とかいうのに巻き込まれたらしい、その後計画が進行していくにつれて帝都内が殺伐とし、戦闘能力の低いセキレイ(久能)をもつハルカは二人で相談して帝都の脱出を考えたがMBIが帝都からの脱出や、円満な形でのセキレイ計画のリタイアを許さなかったため戦闘力のない二人は困っていたところ、佐橋という青年が自分のセキレイで助けてくれたということらしい。
セキト「まじか…帝都ではそんなことになっていたんだな…。」
ハルカ「俺としては帝都外にセキレイがいたことも驚きなんだけどな…。」
セキト「それについては他言無用で頼む、まだわからないことが多いし話を聞く限りMBIには介入されたくない。」
ハルカ「わかった…、恩人の頼みだしわかってるよ。」
セキト「助かる。」
ハルカ「それにしても…」
ずっと黙ってそばに寄り添っていた紅とひよりをハルカが見つめる
セキト「なんだ?どうした?」
ハルカ「なぁ、あのこ達もセキレイだよなぁ?」
セキト「そうだけど?」
ハルカ「佐橋といいお前といい…セキレイでこうも違うもんか?うちの久能はこんなちんちくりんだがお前らのは美人で強い…」
セキト「お前だってその子が好きなんだろ?だから命かけてここまで来たんだろ?」
ハルカ「そうだが…男として羨ましいぜあんな美人たち…。」
セキト「ははっwそれに関しては俺もぜいたくな生活してると思う本当美人だしいい子だよ」
セキトの言葉を聞くと紅とひよりは真っ赤になっていた
沙紀「お前ら?そんなことより先の話な。」
その沙紀の一言で今後についての話題に切り替わった。
とりあえず、当面の間はハルカ達は身を隠すこと、隠す場所については沙紀いわく秘密らしい。
そして帝都での一件もあり対帝都&対MBI対策をする準備や訓練にはいることに、セキト達はハルカ達を隠した後、万全の体制を整えるべく準備をしておくことになった。
ハルカ「何から何までありがとう!助かったよ!」
そう言うと手を振って沙紀がどこかへと連れて行った。
そして数日後―
セキト「出会いは衝撃だったけど別れはあっさりだな…。」
そんなことを考えていると紅が寝ているセキトをのぞき込んでいた。美しい深紅の長い髪がセキトの鼻をくすぐる。
紅「セキト様?何かお考えですか?お疲れのようですね…。」
セキト「ここのところいろんなことがあったからね…ちょっといろいろ整理しながらぼーっとしてた…まぁ少し疲れたかな…。」
紅「そうですか…、それならこうさせていただきます。」
セキト「えーっと?紅さん?これは?」
紅「ひっ…///膝枕です!…私を救ってくれたセキト様、つらいときは私が支えて差し上げたくて!」
あわあわと照れながら慌てる紅がかわいらしいあと漢字思わず笑みがこぼれる。
紅「セキト様!何を笑っているんですか!…///」
セキト「いやwじゃあお言葉に甘えさせてもらおうかな…。」
紅「…。」
そう言って目をつむると紅が頭を撫でてくれた、それが気持ちよくてセキトは眠りに落ちた…。
紅の手から伝わってくる感情がなぜか流れ込んでくる気がした、尊敬、信頼、好意、そして愛情、そういうとても暖かい感情が胸を包んで安心感に満たされた。
ここ数日のことで流れるようにアシカビになり、二人を受け入れたが、二人はとてもいい子であることを実感した。
もしも自分が今回のハルカのような立場になったとしたら、命をとして守ろうとそして。好いてくれているその女の子二人に恥じないように行動しよう、そう心に決めた。
久々の安眠で気持ちよく目覚めると紅はまだ頭を撫でてくれていた。
紅「あ、お目覚めですか?セキト様?」
セキト「紅?あ、ごめん何か安心して熟睡しちゃった…。」
眠い目をこすりながら言うと紅は「クスっ」っと笑みをうかべた
紅「いえいえ、私も何だか幸せな時間を過ごせました♪それよりも…。」
そういう紅の視線の先には「むぅ!」っと頬を膨らませたヒヨリが立ってみていた!
ひより「お二人とも食事の準備ができましたよ!いつまでそうしてるんですか!!それから!紅!次は私ですからね!」
可愛らしく怒るひよりに二人で顔を合わせて笑い食卓を囲んだ。
近日中に次作も出しますー。