今回は中々書けなくて少し勢いで書いてしまった所があるので違和感や読み辛いとこがあるかもしれません。
すみません…。
では、どうぞー。
天龍と和解してから一日がたった翌日、天龍が私の秘密を話しても問題がないと思う艦娘を各仮設寮に一人は居ないとダメだから天龍・電・鳳翔をそれぞれ別々にして後7人を探してくれると言ってくれた。
「本当に天龍には頭が上がらないな。」
「そうですね。」
今日はお母さんが秘書艦をしてくれているが例の工事が迫ってる事もあり、少しでも多くの備蓄が欲しいから出撃を控えて今は遠征等を集中して行っている。
その為、書く書類が多くて私の机も秘書艦の机も書類で小さな塔がいくつも出来ている。
「司令官さん。こんなに資材を貯める必要はあるのですか?」
「ああ。いくら仮設寮を建てると言ってもプレハブ小屋だからな多少のモチベーションが下がるのは目に見えてるからな。だからちゃんとした寮が出来るまでは出撃と遠征は最低限に抑えるつもりだ。」
「なるほど。確かに悪い状態では効率は良くありませんね。」
「そう言うことだ。それに何か問題が起きないとも言えないからな。用心に越したことはない。」
「わかりました。」
「ああ、わかってもらえて助かる。」
納得してくれて二人とも再び机の上の書類を片付ける。
「鳳翔…誰も来なさそうだからお母さんでいいかな。」
「誰か来たら気配でわかりますから大丈夫ですよ。」
「そっか。」
「はい。」
お母さんは呼び方を変えた私に微笑むと作業を再開した。
結局、作業が終わったのはフタマルマルマルを越えた辺りだった。
――――――――――
「やっと終わった…。」
「お疲れ様です。今、お茶入れますね。」
椅子に座ったまま伸びをする私を見て笑うお母さんが手馴れた手つきで緑茶を入れて私の前に差し出してくれる。
「ありがとう。」
「いえ。好きでしてますから。」
お母さんと一緒に緑茶を飲んでいるとお母さんが私に声をかける。
「司令官さん。誰か此方に向かって来ます。」
「ん、わかった。」
頭の中を仕事モードに切り替えて来る来客に備える。
そして、ノックも無しに執務室の扉が開かれる。
「おい。連れてきたぜ。」
「ありがとう。しかし天龍。ノックくらいしてくれ。」
「あん?そんな細かいこと気にすんなよ。」
「いや、細かくはないだろう。」
いきなり入って来た天龍を嗜めるが効果はない様子だ。
「まあいい。それでは早速入ってくれ。」
「おう。」
天龍が頷いて連れてきてくれた皆を招き入れる。
集まったのは以下の7名だ。
長門型一番艦 戦艦 長門
扶桑型一番艦 航空戦艦 扶桑
赤城型一番艦 正規空母 赤城
高雄型二番艦 重巡洋艦 愛宕
長良型六番艦 軽巡洋艦 阿武隈
白露型四番艦 駆逐艦 夕立
給料艦 間宮
そしてこのメンバーと天龍・電が執務室に入ったことによって部屋の中は11名になり、少し狭くなる。
「さて、良く集まってくれてありがとう。」
「大丈夫だ。」
皆を代表してか長門が答える。
「いきなりだが皆に見てもらいたいものがある。」
「なにかしら~。」
「さあ…?」
私の言葉に愛宕と阿武隈がヒソヒソ話すが気にしない。
そして軍服の上着脱いで机の上に置いてから胸を締め付けるさらしを解く。
「んっ…ふぅ。」
「えっ!?」
「ええっ!?」
「ぽいっ!?」
扶桑と赤城と夕立は声を上げて驚くが他の者も声を上げはしないが驚いているようだ。
まあ、当たり前か。
「女の子…なんですか?」
「まあ…そう言うことなんだ。」
間宮の問いかけに声を元に戻した女の声で答える。
「ちょっと待ってもらえるかな?ちゃんと分かりやすいように着替えて来るから。」
「あ、ああ…。」
「どうぞ…ぽい。」
なぜか少し狼狽えてる長門と開いた口が閉まらない夕立が何とか答える。
「ありがとう。電。手伝ってくれる?」
「はいなのです。」
電を引き連れて奥の部屋に移動する。
しかし、電が奥の部屋の扉を閉める前にいたずらっ子みたいな笑顔で扉から顔を出して釘を刺す。
「あ…覗いたらダメなのですよ?」
「っ!?電!!」
私が大きな声で注意をすると電はクスクスと笑って扉を閉める。
「変なこと言わないで!」
「ごめんなさいなのです♪」
絶対に反省していない電は笑いながらタンスから洋服を取り出してる。
「もう…。」
「いーちゃんは恥ずかしがり屋さんなのです。」
「からかわないで!ほら、着替えるよ!」
「はいなのです♪」
―――――――――――
「皆さんお待たせしました。」
扉を開けて執務室に戻る。
「「「「「「「「…………。」」」」」」」」
この姿を見せていない天龍も含めて8名が私を見て固まる。
「………ねぇ…お母さん。」
「なんですか?」
「や、やっぱり変なのかな?」
「そんなことないですよ。かわいいです。」
「うぅ…本当?」
「本当です♪」
余りにも不安になってお母さんに訊ねるが微笑んで褒めてくれる。
嬉しいけど…なんか恥ずかしいよぉ。
「質問いいか?」
「あ、うん。いいよ。」
長門が手を上げるので頑張って笑顔で答える。
「いきなりで失礼だが…年齢は?」
「え?年齢?資料に書いてあった通りの21だけど?」
「そ、そうか…//」
なぜか赤くなってる長門に意味が分からず首を傾げる。
「大人には見えないっぽい!!」
「…ですね。」
夕立が私に駆け寄り私の顔を覗きこむ。
コンプレックスだから話さなかったが私の身長は高くない。
原因は分かっている。
パパとママが死んでしまった時の心的ショックのせいなんだそうだ。
「ぅ…気にしてるのに…。」
「ええ!?ご、ごめんなさいっぽい!!」
慌てて頭を下げる夕立の頭撫でる。
「んーん。いいよ。大丈夫だから。」
「提督は優しいっぽい!」
流石はポイヌこと夕立だ。
頭を撫でるとなついた犬の様に私に抱き付く。
身長が夕立より少し低いため身動きが出来なくなる。
「んーっぽい♪」
「うぅー!?苦しい!!」
じたばたもがいていると追い討ちをかける様に愛宕が私に抱き付く。
「ぱんぱかぱ~ん♪かわいいわ~♪」
「ぽいぽい♪」
「んむぅーー!!??」
夕立ごと私を抱き締める愛宕の夢と希望が詰まった物が私の顔面を埋めて息が出来なくなる。
「そこまでだ。」
「そうですね。」
愛宕を長門が夕立を赤城が私から引き離す。
「た…助かった…。」
「大丈夫か?」
「うん。ありがとう。天龍。」
「っ!?くっ//」
「天龍?」
私がお礼を言うと赤くなる天龍。
なんでだろう?
「長門と赤城もありがとう。」
「あ、ああ…//」
「どういたしまして…//」
二人も赤くなってる。
なんで?訳がわからないよ?
「はい。そろそろ話を戻しましょうか。」
「なのです。」
お母さんと電の言葉に皆ハッとしていそいそと元の位置に戻る。
私も机の前に立って咳払いを一つする。
「コホン。色々と皆聞きたいこともあるとは思うけど…とりあえず私に話をさせてね?」
皆返事がないが異論はないのか私を見つめる。
そして天龍にもした説明をする。
――――――――――
「と言う訳なんだ。」
話終わって皆を見つめる。
「なるほどな。」
「何か質問ある?」
腕を組んで私の話を聞いていた長門が頷く。
私が疑問がないか聞く。
「いや、私からはない。」
「では、私から。」
「ん。いいよ。扶桑。」
手を上げたのは扶桑だった。
「深海棲艦との戦いが終わるのは…全てを倒したら、と言うことですか?」
「………。」
「提督?」
黙る私に扶桑は首を傾げる。
「私は…和解したい。」
「そう、ですか。」
和解したい。
そう、戦いをしたくはないのだ。
昔は復讐をしたくてたまらなかった。
しかし、ある人がそんな感情から救いだしてくれたから。
私は和解を実現したい。
「それは…なぜですか?」
「話せば長くなるよ?」
「構いません。」
私の忠告も食いぎみに了承される。
「そっか…他の人は?」
「私たちも聞きたいな。」
長門が答えて皆が頷く。
「わかった。じゃあ、話すよ。皆、座ったり楽にしてね?」
そして始まる昔話を頭の中で思い出しながら私は椅子に座って語り出す。
彼女…中間棲姫と過ごした数ヶ月の日々を。
―続く。
読んでくださりありがとうございました。
はい。皆さんもお分かりかもしれませんが次回は第肆話の続きになります。
ではでは。お楽しみにー♪
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