転生したらデストロイアだった件…何故!?   作:アルプスのラスカル

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皆さん久しぶりです。
今回はこっちの更新を…
最近食当たりになったんですけど、凄く怠かったです。皆さんも気をつけてくださいね。


第27話

・・・前回のあらすじ・・・

お祭りだよっ!全員集合!

新しいゴーレムやらが出て来たよ。

こんな感じ。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

周りの屋台が賑わっているのは、今日から祭りが始まりみんなの財布の紐が緩くなったり、普段買わないものでも迷いもせずに買ってしまう祭りの始まりだ。

自分も前世の祭りは大体、景品にカスリもしないのに射的をやったりしたなぁ。あの頃が懐かしくなりぼっとしていたら、誰かに声を掛けられた。

 

「…ボス、何で遠くを見ているような目をしてるの?」

「いやぁ、今やっぱり楽しなって再確認しててな」

 

屋台はくじ引きをしているんだが、全然こちらに近寄ってすら来ない。

俺なんかしてるのか?するとアムピトが困った顔で話しかけてくる。

 

「ボスさっきから悪巧みしてる時の笑顔だから、みんな近寄って来ない」

「えっ…俺ってそんなに悪い顔しているか!?」

 

それはとても衝撃的である、自分の笑顔が詐欺師みたいだから、この屋台に寄って来なかったのか。

するとアムピトは、自分を店の外に思い切り追い出される。

 

「…ボスは、私達の後ろで待ち構える方があってる」

「そ、そうなのか?」

「うん、そう」

 

アムピトが水で空中に魔法陣を形作ると、その魔法陣から可愛らしい魔物が出てくる。

確かカグツチの背中に生息してたから、名前は分かる。確か川豚って名前の生き物だったはず。

姿は完全にカピパラの様な毛に覆われていて、逃げ足がとても早くあの島の魔物でも追い付けるのは少ない。

スキルの構成は、『癒し系』という謎スキルを持っており触ってみるとわかるが、毛のふわふわ具合が白虎に劣らないぐらいの力を誇っていた。

そんなのが五体程召喚されて行き、ついでと言わんばかりに白虎まで召喚して行っている。

 

「…もふもふは正義っ!」

「影で見てたっすけど、姉貴の方が暴走してないっすか?」

 

すると風に潜んでいたのか、スサノオが上から突然現れてため息をつきながらアムピトが召喚しているのを見ている。

 

「はぁ、ちょっと他の所の屋台に行ってくるよ。スサノオ君、屋台は頼むぞー」

「やっぱり自分なんすね。そういえばクロノスの兄貴知らないっすか?何か妨害をされているのか見つけられない様にされてるっす」

「えっ?今日の朝から見てないな。カグツチもだけど」

 

・・・・・・・・・・・

武闘大会会場にて…。

 

『予選で圧倒的な力を見せて、参加者を全て地面にめり込ませた悪魔ッ!今回のダークホース!モグラマンーッ!!』

 

司会者がそう紹介すると選手が、観客に手を振るがその選手は手に持つ巨大な鎌を振り回しアピールをする。

その選手はモグラマンと言うよりモグラといった方が良いかもしれない。

そして次の選手の紹介が入る。

 

『彼は自在に火を操りフィールドさえも操る男、彼が操る火からは逃れなれないッ!』

 

次の選手は髪がまるで燃えているかの様な赤髪で、がっしりとした体型の男だった。

どう考えても彼が一番強い雰囲気がするが、どうしたものか。

モグラマンと比べると派手さが無く淡々と相手を倒していくとが印象だった筈。

初めての武闘大会波乱の幕開けであった。

 

ーーーーーーーーーーーーーー

オマケ

 

「ねぇ、スサノオ?」

「どうしたんすか姉貴?」

 

アムピトは屋台から離れたくなくスサノオに何か買わせようとしていた。要はパシリである。

 

「な、」

「買いに行かないっすよ」

「ケチ…」

 

 




次回更新は未定です。
見てくださってありがとうございます。
次回もお楽しみに

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