ヨン様の元だけは嫌だった   作:野山林檎

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BLEACHの転生物か書きたかったんです!

上手く書けてるか分からないですが……それでも良い!と言う方はどうぞ!!


転生
転生先はBLEACHの世界でした


気がついたら、そこはなんにもない真っ白な空間だった。ここには俺と爺さんの2人だけ。

 

『なぁ……俺は死んだんだな?』

 

『然りじゃ』

 

やっぱな……。いや、分かってはいたんだけどさ。そりゃあ車に突っ込まれれば死ぬよな。てか、それで死なない方がむしろ怖いわ。

 

『お主を転生させてやろうぞ』

 

『は?』

 

今、爺さんなんていった?

 

『いや、だから転生させてやろうと……』

 

『え?まじで言ってんの?』

 

流石にそんなん信じるわけないじゃん。

 

『本当じゃ。BLEACHの世界にな』

 

『まっまじですか?やったぁ!!!』

 

やばい。やばいねこれ。BLEACHだよ?BLEACH!超嬉しいんだけど。

 

『もしかして……特典とか……』

 

『無論。1つだけ、お主が選択して良い』

 

『まじか!んじゃ……』

 

なんだ、最強の斬魂刀か?それとも隊長格になることか?いや……それよりも……

 

『じゃあ、鬼道を全部使えるようになりたい。あと、詠唱破棄も』

 

『なんか2つ言った気もしたが……まぁええじゃ。それと、お前が学院を出る間際にちょうど良い的を用意したから上手く使うが良い。それじゃあ、行ってこい!』

 

『え……?ちょま……』

 

いきなりかよ。俺の視界はホワイトアウトした。

 

気がついたら、既にそこはどっかのクラスの中だった。

 

(え……?)

 

どうやら、変なとこに来てしまったらしい。

 

隣には、ルキア……ルキア!?ていうことは、どうやらここはあそこらしいな。霊術院。しかも、今先生が説明してんのは……鬼道だ。

 

(あっ……そういえば特典は??)

 

今考えると、頭の中には鬼道が全て浮かぶ。多分、使用することも可能なんじゃないか?

 

そうこうしているうちに、学校が終わった。意外と呆気なく学校が終わってしまった。これからどうすれば……いや、そもそもどこに帰れば……

 

『なっ……なぁ、これからどうすればいいんだ?』

 

『なにを言っとるか馬鹿者。家に帰るのだろうが』

 

『家……どこだっけ?』

 

『なっ……そうか……遂にお前は記憶すら無くしたのか……』

 

『いやいや、そんな哀れむなって』

 

『そもそもの話、私達はあと少しで卒業ではないか』

 

『え……そうだっけ?』

 

『……大丈夫……なのか?』

 

『あ、あぁ。そうだよな。そうだったよな。んじゃ、また明日』

 

『うむ。また明日!』

 

その後は、色々歩き回ってなんとか家に辿り着いた。独り暮らしなのに妙に家が広かった。

 

それから、毎日大変だった。まず、鬼道の実習では先生に

 

『お前どうしたんだ?』

 

急に出来るようになったから心配された。でも、そのかわりに瞬歩とか出来なくなって、滅茶苦茶努力した。

 

2カ月が経ち、遂に卒業の日を迎えた。今は、霊術院の中庭にいる。

 

『あぁ……何番隊になるのかな……』

 

『お前の実力ならばかなり優遇されるのではないのか?』

 

『そうだぜ。くぅ~いいなぁ~おめぇはなんでそんな鬼道上手くなっちまったんだよ』

 

『そうだよ。俊弥君は絶対にすぐに三席とかになれるって!』

 

上から順に、ルキア、恋次、雛森だ。

 

ちなみに、今の俺の名は向井俊弥だ。元々の名は……思い出せねぇ。

 

そんな、今後の話で盛り上がっていると、霊術院が見えてきた。何やら慌ただしいが…

 

『なっ……なんだよあれ……』

 

『……?……っ!?』

 

俺には何も見えない……いや見えた。あれは……破面(アランカル)!?なんでこんな段階で……?

 

先生達が抵抗している。だが、なんせ破面は強すぎるのだ。もしかして……あれが俺の為に用意されたって奴か?

 

『しゃあねぇ……行くか!』

 

『おい……俊弥!?』

 

皆を置いて走る。走りながら詠唱する。いや、詠唱破棄出来るんだろうけど……取りあえず最初だから

 

『雷鳴の馬車 糸車の間隙 光もて(これ)(むつ) に別つ 縛道の六十一  六杖光牢(りくじょうこうろう)

 

取りあえず、これは鉄板ネタだよね。てか、初めて六十番台の縛道を使った。特典って凄いな…………。

 

『テメェ……俊弥か!』

 

『……なんで名前知ってんの?』

 

『ハッ……俺見たいな雑魚の名なんて覚えてねぇってか?』

 

『……?』

 

なんだこいつは……いや、こいつのこの声と顔……覚えがある。確か隣のクラスにいた……えぇっ~と……思い出せねぇや。多分あんまり話したことないんだと思う。てか、それでもなんでコイツ破面になっての?神様がやったの??

 

『チッまぁいい』

 

よくねぇよ。しかも、こいつ六杖光牢から抜け出そうとしやがった。

 

『……!破道の三十三 蒼火墜(そうかつい)

 

詠唱破棄の蒼火墜。まだ動けなかった破面にもろに直撃した。だが、

 

『ヘッ……相変わらずでたらめな野郎だ。なら、これならどうだ?』

 

そう、勘違いしないで欲しいのは俺もこいつも斬魂刀は持っていないのである。つまり、こいつが使ってくるのも当然……

 

『破道の六十三 雷吼炮(らいこうほう)

 

『なっ………!?』

 

おいおい……俺は特典ありだからだが、こいつはただの死神見習いだ。当然授業で習うようなもんでもない。やっぱこいつはあの爺さんの言ってた奴だな。

 

……っと。もう目の前まで迫ってた。こういう時は……

 

『縛道の八十一 断空(だんくう)

 

これ、便利だよな。八十九番以下なら完全防御。てか、最早先生達が唖然してる。

 

『テメェ…やるな』

 

そろそろこいつやばそう。とどめにいかないと……。俺は、早口で詠唱を始める。お決まりのあれだ。

 

(にじ)み出す混濁(こんだく)の紋章不遜(ふそん)なる狂気の器湧きあがり・否定し痺れ眠りを妨げる爬行(はこう)する鉄の王女 絶えず自壊する泥の人形結合せよ反発せよ地に満ち己の無力を知れ』

 

『っ!!させねぇっ!』

 

そう言って、破面が走り出す。……いや、だからなんでこいつはこれを知ってるんだし。

 

『破道の九十 黒棺』

 

破面は、黒色の直方体に包まれた……。そして、霊圧も消えた。

 

『ふぅ…………あっ』

 

溜息を吐いて、周りを見て気づいてしまった。皆、何を見ているのか分からない表情をしている。まぁ、そりゃそうだ。霊術院卒業するまえに九十番台の破道使ったのは俺が初めてなんじゃね?

 

どうすればいいのか分からず、ただ立ち尽くしていると……空から物凄く強い霊圧が2つ降ってきた。

 

『あれぇ……破面いなくない?』

 

『確かにいないな』

 

『あっ……あなた達は……』

 

やばい。この二人は……浮竹さんと京楽さんだ!!やばい……本物だ……。

 

『んん~?これは……黒棺か?』

 

『だな。君、これは君がやったのか?』

 

やばい。浮竹さんに話し掛けられた!!でも、答えないわけには行かないのであくまで冷静を保つ。

 

『はい。僕がやりました。隊長格を待たずに勝手な行動をしてしまい、申し訳ありませんでした』

 

『いやいや……君がいなきゃ皆やられてただろうしねぇ……』

 

『そうだよ。むしろ感謝しなくてはならないのはこちらの方だ』

 

『そうなんですか……』

 

あくまで表面的には冷静だが、心は大荒れしている。だって、浮竹さんに褒められたんだよ!?凄くない?

 

『だが、やってしまったことも事実だ。君は、いずれ瀞霊廷に呼ばれることになるだろう』

 

『それは分かっています』

 

そりゃそうだろうよ。見習いが九十番台の破道を使ったんだ。色々ありそうだな……。

 

『では、また会えるのを楽しみにしているよ』

 

そういって、浮竹さん達は消えた。……瞬歩かな?

 

 

その後、卒業させてもらえないかと思いきや、どうやら山本総隊長からなにか指令があったらしく、無事卒業出来た。そして……浅打ももらった。流石に名はまだ聞けないけど……強いといいな。どんなになるんだろう。取りあえず、感覚支配系はやだ。

 

今、俺はルキア達からの質問攻めに遭ったあと、配属先を確認していた。

 

俺の配属先は………

 

ラスボスヨン様の元、しかも副隊長だった……

 

 




霊術院の設定、また浮竹さん達の移動はオリジナルです。色々設定おかしいですが……これから、もっと頑張っていきますのでよろしくお願いします。

読んで下さりありがとうございました。
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