ヨン様の元だけは嫌だった   作:野山林檎

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いいのかな……こんなんでいいのかなって考えながらの投稿です。色々飛ばしちゃったけどまぁいっか。

それでは、どうぞ!


転生02

ほんとは手の内は晒したくねーんだけど………まぁ、それで死んだら元も子もねーからな。

 

蒼天(そうてん)大空(そら)を汚す者よ 我が力で浄化され (そら)に浮かぶ星の屑となって散れ』

 

あぁ………やっぱ、格好つけてるよなぁ……。

 

創天(そうてん)(みこと)

 

刀身が伸びて、銀の大太刀へとした。

 

『カタナハキカナイヨ?』

 

『知ってる……さっ!』

 

大太刀を一振りする。すると、氷輪丸みたいに氷の欠片が出来て、飛んでいく。

 

『イタクナイヨ?』

 

まぁ、氷の欠片は直接斬撃を入れてるようなもんだから効かないとは思ってた。んじゃ、次。刀身を手のひらに置くようにして中腰に構える。すると、炎に包まれ始める。

 

縛炎刃(ばくえんじん)

 

流刃若火ほどじゃないけど、刀身が炎に包まれる。

 

灼炎龍(しゃくえんりゅう)

 

炎の龍だ。これなら、効くんじゃねーか?

 

『グォォォォォ!!!??』

 

効いたな。やっぱ、こういう系なら効くんだ。

 

 

ちなみに、もう皆は気づいているかと思う。氷や炎を操る。また、流刃若火の炎を消し去る。俺の斬魂刀の能力は、()()()()だ。天候操作とかじゃない。天気などは勿論、他に空気や重量なども操れる。卍解しないと、多分能力の半分も使えないんだとは思うけど、始解状態でも充分強い。ただ、デメリットがある。それは、能力を使うと、頭が痛くなるのだ。理由は不明だ。

 

『イマノハイタカッタナ……シンデモラウ!!』

 

すると、口を開けた。うぅ~ん……この構えば……虚閃(セロ)??

 

うぅ~ん……断空で防げる?防げないよね…………てか、こいつが虚閃使うと思わなかったから油断してたな……。しゃあない。ほんとは藍染視てるだろうから使いたくなかったけど……。

 

俺は、腰に差していた()()を抜いた。

 

『願え 天染(てんそめ)巫女(みこ)

 

俺の二本目の斬魂刀だ。なんか、創天の尊を始解したときに、出て来たんだけど……なんだろうね。巫女と尊で対になる的な……?これは、俺の戦闘スタイルは変則二刀流に決定だね。

 

『グワァォァァ!!!』

 

虚閃が発射された。うわぁ……迫力やべぇ……。

 

『願おう。消せ、天染の巫女!』

 

短刀を前に翳す。すると、虚閃が短刀に吸い込まれていく。これが、天染めの巫女の能力だ。いや、正しくはその一部だ。こっちも、多分卍解すればもっと強くなるんだろう。でも、双魚の理みたいに虚閃を相手に返すことは出来ない。あくまで、消しただけだ。

 

『ナッ……ナニ!?』

 

そろそろ、終わらせたいな。

 

『破道の九十一 千手皎天汰炮(せんじゅこうてんたいほう)

 

詠唱破棄の破道の九十一。無数の三角形の光の矢が虚に刺さっていく。そして……

 

『ギャァァァァ』

 

死んだ。うん。藍染に視られてたよな……これじゃ今後辛くなりそう。早く卍解取得しないと……。

 

そういえば、他の大虚は?と思って後ろを見ると、他のは全部朽木白哉が倒していた。……なんでいんの?

 

『……大丈夫か?』

 

『はっ、はい。大丈夫です!』

 

『そうか……ならば良かった』

 

なんで俺心配されてんの?一言も話したこと無いよ?

 

『あの……なんで助けに?』

 

そう聞くと、急に顔を逸らした。

 

『ルキアが仲良くして貰っているそうだからな』

 

『あぁ……そうだったん……ですか』

 

意外と溺愛してた?

 

 

その後、まずは藍染隊長に心配された。チックショー……自分で用意しときながら

 

『大丈夫かい!!??怪我してないかいっ!』

 

……ってさ。有り得ないよね。自分でやっといて泣きそうになってやんの。ぶん殴りそうになったわ。

 

んで、その後四番隊で治療して貰った。回道って凄ーな……頑張れば覚えられるもんなのかな?

 

 

その後は、藍染隊長は警戒したのか一切ちょっかいを出さなくなった。まぁ、俺と話すときはなんか意味深な笑みを浮かべるようになったけど……なんか怖い。

 

 

 

『……現世ですか??』

 

今日、俺は藍染に大切な話があると行って呼び出されている。

 

『そうだ。俊弥君には現世にいる十三番隊の朽木ルキア副隊長の監視に行って貰いたいんだ』

 

『ルキアの……ですか??』

 

おいおい……まさかもうルキアの件ばれてんの?

 

『そう、これは極秘なんだけどね。ルキア副隊長には死神能力譲渡の罪状が掛かっているんだ。これは、隊長格だけの極秘情報だから他の人には言わないでね?』

 

あぁ……ばれてんだね。どうしようか……

 

『あぁ、俊弥君以外にももう一人行くことになっているよ?』

 

『誰ですか?』

 

『十番隊隊長の日番谷隊長だよ』

 

Oh………冬獅朗か。冬獅朗なら、話せば……理解してくれるかな?ルキアを助けるために。

 

俺は、助けたいと思ってる。そりゃあ……ね。短い間だったけど一緒に学校行って、色々学んだ。やっぱ、上の命令よりも友情だよな。ついでに藍染殴りたい。どさくさに紛れて殴りたい。

 

『分かりました。監視と報告が任務ですね?』

 

『うん……って言っても、その頃は君は既に隊長に昇格しているから命令できる立場じゃないんだけどね……』

 

『いえいえ、隊長に昇格しても僕はずっと藍染隊長に従いますよ~』

 

まぁ、口だけだが。

 

 

それから3週間後、俺はめでたく七番隊の隊長に昇格。雛森も五番隊副隊長に昇格した。ちなみに、雛森には絶対に藍染の斬魂刀の名は聞かないようにしろって上手く洗脳しといた。だって……ね、こうでもしなきゃ藍染の手に落ちちゃうから……ね?しっ、仕方なかったんだからね?

 

昇格から3日後、俺と冬獅朗は現世にやってきました。

 

勿論、裏の力でルキア&一護と同じクラスだ。

 

 

『新しく引っ越してきた向井俊弥です!よろしくお願いします!』

 

『おっ……同じく、日番谷冬獅朗だ……です。よろしく……お願いします……』

 

慣れてる俺に比べて冬獅朗はめっちゃめちゃ緊張してる?これって緊張?

 

ルキアはめっちゃ驚いてた。もう唖然って感じ。

 

 

 

『なんでお前達が来ているのだ!』

 

うん。目に見えて焦ってんな。そりゃそうだ。気づかれたのかと焦るのは当然だろう。

 

『いやぁ……それがな。なんか現世で大虚が出たらしいじゃん?そこで俺らが派遣されたってわけ』

 

大分無理あんな。だってさ、そんなら普通平隊員が来るよね?わざわざ隊長が2人も派遣される理由がない。でも、多分ルキアはまだ俺が隊長に昇格したこと知らないだろーから……筋は通るかな?

 

『そっ、そうなのか。虚……大虚は私が処理したぞ?』

 

うん。動揺してんね。

 

 

 

『なぁ、俊弥』

 

『ん?』

 

放課後、俺と冬獅朗は学校の屋上で話していた。

 

『ルキアから全く霊圧を感じなかった……これは確定だな』

 

『しかも、同じクラスにいたオレンジの髪がつんつんした奴はめちゃくちゃ霊圧漏れてたな』

 

ここは、話時だろう。果たして冬獅朗は理解してくれるか。

 

『でだな、今日俺がつんつんした奴に接したところ………』

 

 

『事情は判った』

 

良かった~通じたっぽいな。双極の刑の事とかをメインに話したら判ってくれたっぽい。

 

『だがよ、俺とお前が協力しても到底護りきれねぇぜ?』

 

『まぁ、一護は戦力にならんとしても、卍解すればいけんじゃね?多分京楽さんと浮竹さんも協力してくれるだろーし』

 

『お前はどうすんだよ。卍解出来ねぇだろ?』

 

そこで、俺は不敵な笑みを浮かべる。

 

『それが使えるんだよなぁ……卍解』

 

『なっ……まじか!?』

 

そう、それは現世行きが決まった後、毎晩それはそれは努力したもんだ。いやぁ……自分の斬魂刀強すぎたよ。しかも、()()もいたから屈服させんのマジ大変だった。

 

『なら、行けるかもな』

 

 

 

 

その夜、遂にあの日がやってきた。

 

『よぉルキア。迎えに来てやったぜ!』

 

『っ!恋次!?』

 

そういって、斬魂刀をルキアに向ける恋次。

 

『んじゃ、面倒は起こしたくねーから気絶して貰うぜ』

 

あれ?原作と違くね?てか、恋次一人で連行に来た……?でも冬獅朗が帰ってこないから多分白哉も来たんだろーな。まぁいいや。振り下ろされる直前、俺は斬魂刀を抜きながら割り込む。

 

ガキンッ

 

危ねぇ。格好良く入ろうかと思ったらギリギリだったわ。

 

『なっ……俊弥っ!?テメェっ!!』

 

『悪ぃな。コイツは渡せねぇよ』

 

俺達は、斬魂刀を構える。

 

『オメェ判ってんのか?それは尸魂界(ソウルソサエティ)を裏切るって事なんだぞ!』

 

『判ってるさ。それでも、だ』

 

『チッ…ならしょうがねぇ。力尽くで奪うまでだ!!』

 

『だろーと思ったよ』

 

俺達は、同じタイミングで地面を蹴った。

 

 

 

 




ここから、原作作沿いに行きたい……けど変わるんだろうな。俊弥の卍解のだしどころが非常に難しい……。

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読んでくださりありがとうございました。

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