FAIRY TAIL 亡霊の銃撃士   作:コッコ

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収穫祭の始まり

ジュビアからの誘いを受けて翌朝、収穫祭が始まり街はお祭りムードとなっている。リセラはというと街の店で水着を選んでいた。そこに通り掛かったエルザがリセラを見つけた。

 

「リセラ」

 

「エルザさん」

 

エルザはリセラに話しかけた。何故、リセラが水着を見ていたのかが気になった為だ。

 

「どうして水着を見ているのか気になってな」

 

「はい。実は私もミス・フェアリーテイルコンテストに参加する事になったのですが、私は今まで仕事人間でしたので水着とかそういう物は持って無いんです・・・」

 

リセラが無表情で応えるが内心は恥ずかしくて堪らずにいる。

 

「なるほど・・・なら私が見立ててやろう」

 

「いや、大丈夫です。自分で選べますから」

 

「乗り掛かった船だ。遠慮するな」

 

「・・・わかりました」

 

エルザの笑顔を見て引くに引けなくなったリセラはエルザに水着を見立ててもらう事になった。先ずは青色の色っぽいビキニの水着を渡されて試着させられる。リセラは服と下着を脱いで水着を着るとエルザに見せる。エルザは最初は笑っていたが違和感を見つけた。

 

「ん?リセラ。お前の右肩どうした?」

 

「これはちょっとした怪我よ。気にしないで」

 

リセラの右肩には白い包帯が巻かれている。リセラの右肩には未だに幽鬼の支配者の紋章が刻まれている。妖精の尻尾に入ってからは包帯を巻いて怪我という事にしていた。

 

紋章は消せない事はないが、消したら今までの想いが無くなるのではという恐怖がリセラを襲って消せずにいる。妖精の尻尾に入ってからは包帯で隠している。

 

「そうか。水着の方はどうだ?」

 

「はい。良い位ですが・・・」

 

「ふむ、何か違うのか?ではこれはどうだ」

 

エルザが次に渡したのは可愛いげのある白色のレディースの水着だ。リセラは青色のビキニの水着を脱いで白色の水着を着る。

 

「どうだ?」

 

「うーん・・・胸がきついです」

 

リセラは胸を触ってきついと言う。エルザはリセラは着痩せするタイプかと思っている。色々と試着する中で服の色と同じのフリルの付いた赤いビキニを選んだ。

 

「色々とありがとうございます。お陰でコンテストに間に合いそうです」

 

「いや、困っていたら助けるのが仲間だ。では私はギルドに先に戻っている」

 

エルザはそう言うとギルドへと歩く。リセラは買った水着を持って準備する為にギルドに行く事にした。そして開催時間となりギルドの舞台で司会役のマックスが立つ。

 

「マグノリアの町民の皆さん及び近隣の街の皆さん・・・お待たせしました!!我が妖精の尻尾の妖精達による美の競演!!!ミス・フェアリーテイルコンテスト開催でーーーーーす!!!!」

 

マックスが高らかに宣言して会場は盛り上がる中、ギルドのメンバーの一人がマックスに耳打ちする。マックスは耳打ちの内容を聞いて驚く。

 

「えぇ、すみません。一つ報告がありコンテストに参加する筈のリセラはまだ来てはいない様なのでリセラは最後での披露となります。また、最後になっても来なかった場合は失格とします!」

 

開催宣言をマックスが言ったがリセラはまだ来てはいなかった。

 

「おかしい・・・リセラとは水着を買って別れたのだがな」

 

「でも来てないんでしょ?何処に行ったのかしら・・・」

 

コンテストに参加するエルザ、ルーシィ、レビィ、ビスカ、カナ、ミラはリセラの事を心配していた。だが、ジュビアは知っていた。リセラがかなりの方向音痴である事を。

 

「まさか、ここで道に迷うなんて・・・リセラさん早く来てください~」

 

その頃、リセラは必死でギルドのある方向へと出ようとしているがギルドからどんどん離れて行く。

 

「こんな事ならエルザさんに着いて行けばよかった・・・」

 

リセラは道を探すがどうしても分からず時間だけが過ぎていく。リセラは走り続けていると分かれ道で誰かとぶつかった。

 

「すみません」

 

「いや、こちらも注意していればぶつからなかった。すまない」

 

リセラはぶつかった相手を見ると男で長い緑の髪に雷の様な触角を生やしで赤い服を着ておりサーベルを腰に差している。男は立ち去ろうとするとリセラは止める。

 

「あの、妖精の尻尾はどちらに行けば良いのでしょうか?道に迷ってしまって」

 

「うむ、それなら私も行く所だ。一緒に行くか?」

 

「はい。おねがいします」

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