FAIRY TAIL 亡霊の銃撃士 作:コッコ
ナツとラクサスが戦闘になってからラクサスが殆ど一方的な戦いをする。お互いの腕を掴み合い残った手で炎や雷を纏わせて殴り合う。ラクサスは今度はナツの腕を捻って倒し雷の纏った拳で殴ろうとしていた。。ナツは回し蹴りでラクサスを攻撃するが避けられて逆に雷を纏わせた足で踏まれる。
ラクサスは追撃と言わんばかりに雷の纏った拳でナツを吹き飛ばす。ナツは耐えて体勢を立て直そうとした瞬間、飛んできたエルザに押さえられる。
「換装!」
エルザは換装してラクサスに斬りかかる。お互いに譲らない戦いは激しく再び換装して雷の扱える鎧を身に纏う。ラクサスとエルザの戦いは互角だった。
「エルザ。何ヤル気満々になってやがるんだ!ラクサスは俺がやるて言ってるだろ!」
「・・・信じて良いのだな?」
ナツの言葉を聞いたエルザは外へと走り出す。リセラはその行動が何なのか悟った。ラクリマを一人で破壊するつもりなのだと。ラクサスはラクリマ一つ一つが生死に関わる程の威力を持っていると言ったがエルザは止まるつもりは内容だ。
「エルザさん。私も行きます」
「リセラ・・・分かった行こう!」
エルザと共にリセラはラクリマ破壊の為に走る。途中、ラクサスが何か叫んでいるが構っている暇が無いので無視した。エルザと共に広場に行くとエルザは剣を、リセラは銃を、と武器を展開する。
「ぐぅッ!」
流石のリセラもエルザのお陰で数は半減しているとはいえ多くの銃をだすのは厳しかった。エルザもかなりの数の剣や斧、槍を出しているが厳しそうだった。
「はぁはぁ、全てを同時に破壊するには・・・」
「ま、魔力が・・・持たない・・・・・」
エルザとリセラの限界を超えようとしていた時、頭に言葉が響く。
『おい、聞こえるか!上を見ろ!!くたばってる奴はさっさと起きやがれ!!!』
「・・・オーレンか?」
「オーレン・・・?」
オーレンと言う名前にリセラは首を傾げる。
「オーレンはテレパシーを使う魔導師だ。そのオーレンのテレパシーでこうして連絡する事ができる」
「そんな人がいるんだ」
リセラは武器の展開に集中しつつも感心する。オーレンは妖精の尻尾のメンバーにラクリマを一斉に攻撃して壊すように言う。
「オーレン。お前、何故神鳴殿の事を?」
『その声はエルザ!無事だったか!』
「グレイ!そうかお前が」
他のメンバー達がエルザの無事を聞いて口々に他の参加者の無事を確認する。ジュビアの無事はエルフマンの口から伝えられリセラは安堵した。
『すまねぇ、俺のテレパシーはギルドまでは届かねぇ。とにかく聞こえている奴だけでも良い。あの空に浮かんでいる物を』
『オーレンてめぇ!!』
オーレンが捻話で話しているとマックスが割り込む。マックスはオーレンにやられたのか怒りを露にしてオーレンに言う。それが切っ掛けで次々と言い争いが勃発していく。
「(妖精の尻尾のメンバーも所詮は人間か・・・非常事態の時に人にやられた事を言って)」
リセラは呆れて何も言えないでいると一人が皆聞いてと叫んだ。その声の主はルーシィかと悟った。ルーシィの一言でメンバーの言い争いは止まった。
『今は喧嘩してる場合じゃないの!このままじゃ街の人達も危ないのよ。皆で協力して街の皆を守らなきゃ!!』
ルーシィの言葉にリセラは静かに耳を傾ける。ルーシィの言葉は心の何処かに突き刺さる感覚を覚える。
『皆で力を合わせればどんな困難でも乗り越えられる!それを私はここに来て教わった。私はまだ妖精の尻尾に入ったばかりだけど・・・このギルドを思う気持ちは誰にも負けないつもりよ。妖精の尻尾はずっと昔から私の夢・・・私の憧れだった。今でもそう。お願い・・・皆力を合わせて私達のギルドを・・・私達の街を守ろう!!!』
ルーシィの叫びはリセラに大きく響いた。今で感じた事の無い物でリセラは不思議に思った。
『それが駄目なら・・・私一人でもラクリマを全部壊すわ!』
ルーシィの言葉に次々と同調していくメンバー達が現れて団結していく。
「(これが・・・妖精の尻尾・・・・・・)」
リセラは再度集中して魔銃を展開してラクリマに標準を向ける。
「北は私とリセラがやる!皆は南を中心に各個撃破!!」
エルザの言葉でメンバー達の魔法がラクリマへと飛んでいく。リセラも標準を合わし終えて攻撃を開始する。
「バスターガンバレット!」
リセラは展開していた魔銃を発射した。多くの魔弾がラクリマへと飛んでいく。
「行け!剣達!!」
エルザも剣をラクリマへと向けて飛ばす。ラクリマはメンバーの攻撃で次々と破壊され雷が街を襲う事なくを終えた。
「やった・・・」
リセラは破壊されたラクリマを見て安心したが雷がリセラを襲った。かなりの痛みが襲い掛かって堪らずリセラは倒れる。リセラは意識が朦朧とする中でエルザに話し掛ける。
「くッ・・・二度とこんな事は御免よエルザ・・・・・・」
「ふ・・・あぁ、そうだな・・・・・・」
エルザの言葉を聞いてリセラは微笑むとそのまま気絶した。