FAIRY TAIL 亡霊の銃撃士 作:コッコ
ラクサスが部屋に入ってきた事により医務室は静粛に包まれた。ミラは他に用がある為、医務室を出た為にリセラは重い空気の中で居なくてはいけなくなった。
「ラクサス・・・今回お前のした事は許される物ではない」
「じじぃ・・・俺はギルドを強くしたかっただけなんだ。このギルドを悪く言う奴の言葉を聞いてるうちに・・・・・・」
リセラはラクサスは本当はギルドや仲間を想う不器用な人物だと改めた。最初の第一印象は災厄だったがラクサスの顔を見る限りはかなり後悔しているようだ。マカロフは真剣な顔でギルドとは何かをラクサスに説く。ラクサスは最後までマカロフの言葉を聞いて最後にマカロフは決断したかの様に右手を切る様に横に伸ばした。
「ラクサス・・・お前を破門とする!」
マカロフに破門ん言い渡されたラクサスの顔は悲痛ともとれる表情だった。ラクサスは背を向けて外へと出ようとして最後にマカロフに何かを告げた。マカロフは窓を見ながら肩が震えている。
「出ていけ」
マカロフはラクサスにその一言を言ってラクサスは出ていった。リセラはマカロフが肩を震わせていながら立ち続けるその姿に何とも言えない表情で見ていた。
「すまんかったなリセラ。こんな重い空気の中にいさせてな・・・」
「いいえ・・・」
マカロフは医務室の扉を開けて外へと出ていく。一人残されたリセラは窓の外を眺める。夕日が射し込むその空は何か悲しげに見えて仕方が無かった。
「はぁ・・・」
リセラは退屈しつつもベットで横になった。時間を大きく飛ばして、明日の夜となりファンタジアが行われた。花火が撃ち上がるなか山車が街を進む。その山車の上で妖精の尻尾のメンバーが魔法や躍りを披露する物もある。見物人の中に身体中に包帯を巻いていながらもファンタジアを見ているリセラもいた。
その披露する側にジュビアもいてグレイと共に氷の城にジュビアの水で文字を作る物もあった。
「やるじゃないジュビア・・・」
リセラは自然と笑顔になってファンタジアを見続ける。次に来たのは山車に乗ったマカロフだった。何か妙にファンシーでコミカルな動きを見せる。しばらく進んだ後、右手をピストルにして甲を見せて挙げる。
「(何の意味があるか分からないけど・・・きっとラクサスへの物ね)」
リセラはファンタジアを最後まで見ずに女子寮へと足を進める。暗い道を進んで行くなかでリセラは考える。マカロフに言われた本質。リセラの心の奥底に想う気持ちを持っていると言われたがリセラは思い詰める。
「(私は・・・私には人を想う資格は無い。私の手は血で汚れすぎているのたから・・・・・・)」