FAIRY TAIL 亡霊の銃撃士 作:コッコ
羽魚の報酬は最初に竿に食い付いたジュビアが多く取る形で決め100万の内、30万を受け取った。だが、女子寮は家賃は10万である流石に30万だけでは食い繋ぐ事はできないとリセラは考える。
「仕事を探さなきゃ・・・」
リセラは椅子から立ち上がってボードへ行き仕事を探す。張られている依頼はどれも報酬が良くリセラはどれにしようかと迷っていると。
「リセラ!俺と勝負しろ!」
「ナツさん・・・何でまた勝負なんですか・・・・・・」
リセラは妖精の尻尾に来てから少しずつ馴染んでいたが一つの気掛かりがあった。それはナツが毎回、勝負を仕掛けてくる様になった。それはリセラがバトル・オブ・フェアリーテイルで見せた瞬殺劇をギルドで見て勝負がしたくなったとナツが言い出したのだ。
「前にも言いましたよね。私は必要以上の戦闘はしたくないんです」
「良いじゃねぇか別に少しぐらい」
「駄目です。それに私は仕事に行きたいんです」
「やろうぜ!!」
ナツが駄々をこね始めリセラは大きな溜め息をつく。
「分かった・・・勝負すれば良いんでしょ?勝負すれば」
「いよっしゃー!!」
リセラは仕方なくナツと勝負する事になり二人は外に出る。二人はお互いに向かい合いナツは構えをとる。
「いくぞ!」
ナツは炎を纏った拳でリセラに向かってくる。
「火竜の鉄拳!!」
「ガジルと同じ滅竜魔法ね・・・でも、あまい」
リセラは少し体勢をずらすとナツの攻撃を避ける事ができた。ナツは地面を滑りながらも高くジャンプしてリセラに攻撃する。
「火竜の鉤爪!!」
炎の纏った蹴りをリセラに向けたがまた避けられる。リセラはナツの攻撃をまるで読めているかの様に避け続ける。
「こらぁ!にげんな!!」
「いやいや、勝負で攻撃を受けてたら駄目でしょ・・・」
「問答無用!!火竜の・・・」
ナツは大きく息を吸い込み始める。リセラは無表情でナツの行動を見ているだけで何もしない。
「咆哮!!!」
ナツが勢いよく息を出すと炎が吐き出された。炎が向かってきても動じずリセラは高くジャンプする。
「技は良い、戦闘における身体能力も。流石ガジルを倒した事はあるけど・・・でも・・・・・・」
リセラは換装をするとリボルバーの魔銃を出しナツに向けた。
「私の敵では無いわね・・・」
リセラは引き金に指をかけて力を入れる。
「ショックブラスター」
「ぐわぁ!・・・あれ?」
魔銃の引き金を引いて黄色い魔法弾がナツに当たる。だが、ナツは何ともなくピンピンしている。
「勝負あったわね」
「おい!まだ勝負は・・・あり?」
勝負は終わったと言い立ち去ろうとするリセラに再び飛び掛かろうとしたナツだが突然、体が痺れ始めて動けなくなっていく。そして、最終的には立てなくなった。
「ショックブラスターは相手を麻痺させる攻撃よ。まともに受けたから早くても三日には解けるから」
「ま、まて・・・」
リセラは痺れて動けないナツをほって置いて仕事を探しに行くのだった。