FAIRY TAIL 亡霊の銃撃士   作:コッコ

8 / 22
亡霊の道筋

幽鬼の支配者が解散されてから既に何日か経過している。リセラは解散以降は本部にいる時に住んでいた家に一人で住んでいた。録に所属するギルドや仕事を探さず落ち込み続ける。

 

「マスター・・・みんな・・・・・」

 

仲間の安否は分からず机に伏せる。しばらくその体勢でいると扉を叩く音が聞こえた。リセラは今は誰とも会いたくないので無視を決め込んだがまた叩く音が聞こえる。

 

「・・・仕方ないか」

 

リセラは椅子から立ち上がると扉を開ける。だが、そこには誰も居らずイタズラかと思った瞬間、下に気配を感じて下を見ると。

 

「よぉ!久しぶりじゃの」

 

マカロフがいた。リセラは扉を素早く閉じて考える。何故、ここに妖精の尻尾のマスターであるマカロフがここにいるのか。報復に来たなら逃げなければと考えると激しく扉を叩いてくる。

 

「ちょっと待て!何で閉める!!」

 

「あなたは妖精の尻尾のマスターでしょ?何しに来た・・・」

 

「お前さんと二人で話をしたくての。別に報復ではないから安心せい」

 

マカロフの言葉にしばらく考えるとリセラはゆっくりと開ける。開けるとそこにはマカロフがニカッと笑っている。マカロフを部屋に入れると机に向き合って座る。

 

「で?二人で話とは」

 

「うむ、その前にお前さん。他の仕事をしておるか?」

 

「いいえ」

 

マカロフの仕事をしていないかと言う質問に疑問を浮かべるとマカロフはそうかと応える。

 

「お前さん・・・妖精の尻尾に来ぬか?」

 

「ッ!?ご冗談を!!あなた方は私の居場所である幽鬼の支配者を潰した。それなのにギルドを潰した相手のギルドに入れとは!!」

 

「これを読め」

 

普段は見せない感情を表に出して怒り狂うリセラにマカロフは一通の手紙を渡した。リセラはそれを受け取ると宛先はジュビアだった。

 

「ジュビア・・・?」

 

「わしが来たのはジュビアの紹介でもある。お前さんをこれ以上、一人にさせない為にとな。」

 

「しかし・・・」

 

「お前さんは力ばかり求めておるな?」

 

戸惑うリセラにマカロフはリセラが力を求めている事を見抜いた。リセラは黙り混む。

 

「力とは周りの全てを破壊する加減のきかん物ばかりじゃ・・・じゃがその力は別の方法でも得る事ができるぞ」

 

「その方法は・・・」

 

「それは自分自身で探せい。妖精の尻尾に来なくてもわしは別に構わんぞ」

 

マカロフはそう言うと椅子から立ち上がると扉を開けて外に出ていく。リセラはその後ろ姿を見て悩む。妖精の尻尾に行くと幽鬼の支配者を裏切ったかの様な感じがし、行かなければ唯一の友人であるジュビアの誘いを断ると言う事になる。

 

「私は・・・」

 

リセラは悩み決断をしてマカロフを追いかける。マカロフの言っていた別の方法での力の得かたを知る事も含めて。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。