FAIRY TAIL 亡霊の銃撃士   作:コッコ

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妖精の尻尾へ

マグノリアの街でリセラはマカロフの後ろに着いていく。活気のある街にリセラは驚かされるばかりで周りに目を奪われてばかりだった。幽鬼の支配者の本部があった街は大きかったがここまでの活気は無かったので余計に新鮮に見えた。

 

「ここじゃ」

 

「これが・・・妖精の尻尾」

 

リセラの目の前に幽鬼の支配者の本部ほどではないが大きなギルドだった。マカロフと共に扉を開けて入る。中は笑い声が大きく聞こえる。

 

「帰ったぞ!」

 

「あら、マスターお帰りなさい」

 

マカロフを出迎えるのはソーサラーでグラビアをやっていると言うミラだ。リセラは雑誌を見せられて話を聞いてるはいる。

 

「こちらの方は?」

 

「今日から入る新人じゃ。名はリセラじゃ」

 

「リセラ?」

 

ミラの声でリセラの名を聞いた妖精の尻尾のメンバーから思われる笑い声は突然止まった。

 

「おい、あの血も涙も無いて言うあの幽鬼の亡霊か・・・?」

 

「まじか・・・」

 

ひそひそ声で聞こえる言葉にリセラは自身の行動を思い返す。確かに容赦なく相手を潰してきたが問題を出してはいない。悪評がつく様な事をしてギルドに迷惑は掛けたく無かったからだ。なのに自分の名前を聞いてこの有り様だった。

 

「うむ、登録を頼むぞミラ」

 

「は、はい!」

 

リセラはミラに連れられて登録をする。そして、左の肩に赤い妖精の尻尾の紋章をスタンプで付けてもらう。

 

「はい。これであなたも妖精の尻尾の一員よ」

 

「ミラさん。私は先の抗争以外で妖精の尻尾に何かしたのですか?」

 

リセラはミラに妖精の尻尾のメンバーの笑い声が止まった事が気になって聞いた。ミラは少し困った顔をして話す。

 

「何でもないの。あなたが戦争に参戦してたら妖精の尻尾は負けてた、て皆が噂していただけだから」

 

「何故、私が参戦してたらあなた方が負けると?」

 

「あなたは少なくともエルザと互角の速さで換装で妖精の尻尾の猛者とも比毛をとらない実力だってマスターが言ってたから」

 

蜘蛛の巣谷のあの時にマカロフが自分の戦闘を見ていたのだろう。だが、それが何故血も涙も無い奴になったのか分からない。

 

「じゃあ、何で血も涙も無い奴になったの?」

 

「それはあなたの噂が組合わさっただけよ。マスターの話を聞いて噂がどんどん脱線しちゃったみたい」

 

ミラが笑顔でリセラに応える。リセラは無表情だがじぶんの噂に唖然とした。ミラは元の仕事に戻っていきリセラは一人で一階のテーブルの側にある椅子で座っている。

 

「(・・・ジュビア何処だろ)」

 

ジュビアの事を案じていながらうつ伏せになりながら眠ってしまった。落ち込んでいる時はまともに寝ていなかったのでその付けが来たのだ。リセラは深い眠りにつく。

 

「・・り・・・さん・・・リセ・・・・・・リセラさん!」

 

眠りこけていたリセラは誰に揺すられながら起こされているのを感じた。リセラがゆっくりと体を上げて揺すられた方向を見ると青い髪で白色の服と帽子を着ているジュビアそっくりな少女が心配そうに見ている。

 

「・・・だれ?」

 

「ジュビアです」

 

「もう一度言って。何て?」

 

「だからジュビアです!」

 

リセラは思考が停止した。明らかに表情が豊かな少女がジュビアだと名乗っている。リセラが知っているジュビアはもっと無表情でネガティブな人物だ。

 

「そんな筈は無い。だってジュビアはかなり暗くてどんよりとしてたもの」

 

「ひどいです!リセラさん!」

 

ジュビア(?)が泣きながらリセラに文句を言う。リセラは無茶言うなと思っていると見た顔をした集団が来た。

 

「お前はリセラか?」

 

「お久しぶりですエルザさん」

 

「あぁ、久しぶりだな・・・」

 

リセラが丁寧に挨拶してエルザも挨拶を返すがぎこちなかった。ジュビアはだと言うとジュビアも挨拶しているが何故かルーシィだけ睨み付ける。

 

「お前もこのギルドに来てたんだな」

 

「えぇ、あなた方のマスターに誘われて。私は今日ここに入ったのですが仕事に行こうと思います」

 

「初日から行くのか?」

 

「えっと、リセラさんは真面目でどんな状態でも仕事に行こうとするんです」

 

ジュビアの説明でリセラがかなり真面目な部類に入る人物だとナツ以外のメンバーは認識した。

 

「いいじゃねぇか初日ぐらい。今日一日位はゆっくり過ごそうぜ!」

 

「いや、仕事に・・・」

 

「そうですよ!それで前に倒れた事があるじゃないですか」

 

「・・・分かった」

 

ナツとジュビアの二人の説得でリセラは思い止まった。

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