学戦都市の“元”ボッチ   作:生焼け肉

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全く上手く書けませんでした。


入学

 

 

戸塚side

 

 

戸部「いやー入れて良かったっしょー!」

 

海老名「そうだね。」

 

戸塚「うん!」

 

 

皆さんこんにちは!戸塚彩加です。僕たち3人は星導館学園の校門前に居ます。今日から僕たちも六花の生徒です!転校手続きは此処に来てすぐにやったからもう終わっているから、教室に行って挨拶を済ませればいいだけなんだ。

 

 

戸部「にしても、俺と海老名さんって星脈世代じゃないのによく入れたとか思わね?これもう奇跡でしょー、っべー!」

 

戸塚「そんな事ないよ。運も実力の内っていうでしょ?勝負でも受験でも言い方は悪いけど、勝った者勝ちだよ!」

 

戸部「そっかぁ!なんか自信出てきたわー!戸塚っちサンキューな!」

 

海老名「ぐ腐腐腐………」

 

 

なんか不吉な笑い声が聞こえた気がするけど、気のせいだよね?

 

 

ん?なんか騒がしいような……

 

 

戸部「なんか騒がしくね?」

 

戸塚「うん、僕もそう思った。」

 

海老名「向こうの方で何かやってるみたいだよ?行ってみない?」

 

戸塚「うん、行ってみようか。」

 

 

???「咲き誇れ、鋭槍の白炎花(ロンギフローラム)!」

 

???「っ!」

 

 

その場に駆けつけると、ピンク髪の少女と深い紫色をした髪の少年が戦っていた。

 

 

戸塚「うわぁ〜あれが決闘(デュエル)かぁ。」

 

海老名「それにあの女の子凄いね〜。」

 

雪乃「彼女は星導館学園の序列5位、

華焔の魔女(グリューエンローゼ)】の2つ名を持つ魔女、ユリス・アレクシア・フォン・リースフェルトさんよ、海老名さん。」

 

 

後ろから話しかけてきたのは雪ノ下さん。そしてその横には由比ヶ浜さんと小町ちゃんもいた。

 

 

戸塚「おはよう雪ノ下さん、それに由比ヶ浜さんと小町ちゃんも。それで雪ノ下さん、ということはこの学園で5番目に強いって事だよね?」

 

雪乃「えぇ、そういう事になるわ。」

 

 

という事は、八幡は界龍の中でも2番目、単純計算でこの六花の中でも7〜12番目に強いって事かな?

 

 

小町「凄いですね〜。小町もあんな風に戦ってみたいですけど、星脈世代じゃないから無理なんですよね〜。」

 

海老名「戦う気は無いけど、私もそうだから少しねぇー。」

 

戸部「なんか疎外感あるわぁ〜。」

 

 

やっぱり気にしてたんだ。

 

 

戸塚「それで男の子の方は知ってる?」

 

雪乃「彼も転入生よ、私たちの後輩だけど。一体何をしたら入学初日に冒頭の十二人と決闘なんて出来るのかしら?」

 

由比ヶ浜「怒らせちゃったとか?」

 

 

由比ヶ浜さん、それしかないと思うよ?

 

 

小町「わおっ!凄いですよあれ!あの人ユリスさん押し倒してますよ!」

 

雪乃「………破廉恥ね。」

 

由比ヶ浜「あはは……」

 

海老名「男同士だったらよかったのに。」

 

戸部「海老名さん、そりゃないって。」

 

戸塚「本当に怒っちゃったかもね………あっ!会長さんだ。」

 

 

クローディアが出てきたところで、決闘は中止になり、ギャラリーも散り散りになっていった。

 

 

雪乃「私たちも行きましょう。」

 

由比ヶ浜「そうだね。」

 

小町「了解であります!」

 

 

3人も行ってしまった。

 

 

戸部「俺たちも行かね?」

 

海老名「そうだね、行こっか。」

 

戸塚「うん、楽しみだなぁ。」

 

 

よぉーし、今日から新しい生活のスタートだね!待っててね!八幡!!

 

 

戸塚sideout

 

材木座side

 

 

材木座「…………」

 

 

我は今、この学校に来て早々に挫けそうである。まさかここまで不良の蔓延る寺子屋だったとは。それに目の前にいる女子、露出がキツ過ぎるであろう!

 

 

イレーネ「あ?何見てんだよ?」

 

材木座「い、いえ!なんでもないでございます!」

 

イレーネ「だったらジロジロ見てんじゃねーよ。」

 

 

それはお主の服装が派手過ぎるからで、我のせいではない!

 

それに何故か辺りには生徒なんていないし、我とこの女子だけである。

 

 

早く誰か来るのだ!それか早く終わってほしいのである!我もう限界!!

 

 

材木座sideout

 

葉山side

 

 

アーネスト「この学園の生徒として、規則、そして規律正しく行動をしてほしい。入学、おめでとう。」

 

 

なるほど、壇上にいるのが冒頭の十二人にして《銀翼騎士団(ライフローデス)》で、講堂の横に並んでいるのが72位から13位の《正騎士》か………

 

まずは正騎士を目指すべきだろうね。その後にいい序列まで食い込んだら、《銀翼騎士団》だね。まぁそう簡単ではないだろうけど、比企谷くらいは倒せるだろうね。

 

問題は原則的に禁止の決闘をどうやって受けるかだ。会長に言っても無駄なのは目に見えているからな。

 

 

どうしたものかな………

 

 

パーシヴァル「…………」

 

アーネスト「どうだいパーシヴァル?彼の様子は。」

 

パーシヴァル「以前同様に何か黒い思惑を感じます。比企谷さんの言う通り、警戒しておくべき人物ですね。」

 

アーネスト「分かったよ。じゃあ彼の動きに注意してほしい。何かあってからでは、比企谷くんに会わせる顔がないからね。」

 

パーシヴァル「かしこまりました。」

 

 

どうやって仕返ししようか、なぁ比企谷?

 

 

葉山sideout

 

沙希side

 

 

結局、けーちゃんも連れて来ちゃったな。はぁ、あたしだけで来るつもりだったのに。もう過ぎた事は仕方ないけど。

 

でも、なんかこの前と雰囲気違うような……なんか少し柔らかくなってるような?……でも今は集中しなきゃね。

 

 

星露「そして、妾からお主らに激励じゃ。頂上で待っておるぞ、万有天羅を超えてみよ。そして、共に切磋琢磨しようぞ。」

 

 

そして会場からは拍手。まぁ会長だからね。当然か。

 

 

虎峰「最後に当学院の生徒代表挨拶。生徒代表、当校高等部2年、比企谷八幡。」

 

 

っ!?比企谷!?

 

 

「なぁ、あの人だよな?たった1ヶ月で序列2位になったっていう噂の」

 

「あぁ、確か【夢幻月影】だったな。」

 

「凄い……迫力あるなぁ。」

 

「私もお願いしたら、あの人に教えてもらえるのかな?」

 

 

前に出てきたのが本当に比企谷かと疑った。目もそうだが、纏っているオーラが総武にいた時とはまるで別人だった。

 

 

八幡「まずは入学祝いの賛辞を送る。俺からも言う事は一つだが、少し長くなる。『自身の成長に喜びを感じても満足はするな。満足しては成長はそこで終わりだ。強くなりたいと強き願いがあるなら、それに向かって前進あるのみである。』俺の国では、『日々精進』という言葉がある。日々の積み重ねが一番の強くなれる道であり、一番の近道だ。俺はお前たちの成長を楽しみにしている。以上で終わる。生徒代表、比企谷八幡。」

 

 

そして比企谷は包拳礼をして降壇した。

 

道場はさっきよりも大きい拍手に包まれていた。比企谷の奴、あんなに凄くなったんだ。HRが終わり次第、あいつに会わないとね!

 

 

 

 




次はサキサキからスタートです。

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