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梁瀬『さぁ~さぁ~皆様っ!!今大会も盛り上がりを見せてきました!それもその筈っ!予選の1回戦から波乱の戦いばかりで、私実況の梁瀬ミーコも驚いています!!チャムさん、今回の界龍は別格ですね〜。』
チャム『えぇ、自分から見ても成長度合いが他の学園と比べて群を抜いてるっス。しかも1回戦では27組中24組、今日から行われている2回戦でも今のところ界龍のペアは全て勝ち進んでて負け無しっスからね。界龍の試合には今後も注目っスね。』
梁瀬『そして現在、このシリウスステージでは、界龍の総大将的なペアである比企谷八幡選手と雪ノ下陽乃選手が出てきますからね〜!対するはアルルカントの擬形体が立ち塞がります!一体どんな戦いになるのか楽しみですね!!』
チャム『これまでの界龍の戦いを見るに、きっと斜め上を行く戦いぶりを見せてくれると思うっス!それにこの予選回では1ペアを除けば界龍のペアは順調に勝ち進んでいるから、界龍の戦いには今後も期待が高まるっス!!』
梁瀬『さぁ!!まずは西方ゲートからっ!!1回戦では優勝候補相手に圧倒的なパフォーマンスを見せつけた両者、第2試合でも1分で勝負を決めてしまうのか!?エルネスタ・キューネ&カミラ・パレートっ!!!』
リムシィ「………」
アルディ「フハハハハハッ!!」
梁瀬『いや〜迫力ありますねぇ。』
チャム『そうっスね。やっぱり1回戦でモーリッツ選手を破ったのが大きいっスね。迫力もさることながら、存在感もあるっス。』
アルディ「今回も相手には1分の時間を与え、マスターの優秀さを見せつけてやるのである!!………あっ!いきなり何をするのだリムシィ。」
リムシィ「黙りなさい。1回戦だけでなく今回もそのような事をするつもりなのですか?やはり貴方は愚図愚鈍でどうしようもないくらいの愚作ですね。急いで今すぐにでもマスターに改修を要請し、その口煩さを治してもらいなさい。」
アルディ「しかしだなリムシィ、これもマスターが作り上げた人格なのである。それを曲げてしまうのは流石に抵抗があるのである。」
リムシィ「……その鈍い思考能力でもマスターの事を考えられたのはほんの少しだけ褒めてあげましょう。しかしながらその口煩さをもう少し何とかして下さい。」
アルディ「ふむ、そうであるか。ならば改善していく事としよう。」
簗瀬『出ました、今大会《鳳凰星武祭》1回戦で見せたロボット漫才です!!アルディ選手の天然な行動にリムシィ選手の冷たく鋭過ぎるツッコミ!!』
チャム『機械だから緊張とかは無いと思うけど、これを見た相手選手からすると、自分達は機械にナメられていると錯覚してしまいそうになるっスね。比企谷&雪ノ下ペアがこれにどう反応するかも戦況の鍵になると思うっス。』
簗瀬『それでは続いてのペアのご紹介ですっ!!予選1回戦では圧倒的な動きで相手チームを完封っ!この2回戦、簡単ではありませんがこの2人ならやってくれるかもしれませんっ!!比企谷八幡&雪ノ下陽乃~っ!!』
簗瀬『ってあれ?中々出て来ませんね?』
チャム『トラブルかな?ちょっと心配っスね。』
2人が東条しない事に観客達は騒つき始めた。しかし、その心配は杞憂に終わった。
八幡『よぉ、1回戦で見飽きてるから後にしてくんねぇか?』
アルディ/リムシィ「っ!!」
声が聞こえたが、周りには自分達以外は誰も居なかった。こんな近場で普通に読み取れるような声など、観客席からでは不可能だ。
そして正面から影のような黒い靄のようなものが現れ、そして更には人まで現れた。
そう、比企谷八幡と雪ノ下陽乃である。
梁瀬『おぉ~っとぉ!!?これはどう言う事だぁ!?いつの間にかステージには比企谷選手と雪ノ下選手が姿を現しました~っ!?これは一体どういう事でしょうか!?』
チャム『おそらくっスけど比企谷選手の能力っスね、雪ノ下選手はそういった能力の情報は無いので。しかし驚いたっス、まさか魔術師の能力も備わっているとは思わなかったっス。』
八幡「んで?そのつまらん漫才はもう終わったのか?いつまでも聞いてやる程、俺達は暇じゃないんだが?」
陽乃「そのまま続けてもいいけど、校章は壊していってくれない?」
アルディ「むぅ……確かに騒がし過ぎたようだな。こちらからも謝罪しておこう、申し訳ない。」
リムシィ「申し訳ございませんでした。」
八幡(ほう……意外と物分かりは良いらしいな。)
陽乃(雪乃ちゃんもこういうところを見習ってほしいよ……)
アルディ「だが、勝つのは我々である!貴殿等にはこの試合で負けてもらうのである!」
陽乃「その言葉、そっくりそのまま返してあげるよ。勝つのは私達だよ。」
リムシィ「愚鈍に先を言われてしまったのは少々癪ではありすが、内容については否定はしません。この試合、勝つのは我々です。」
八幡「………」
梁瀬『両者盛り上がってきたところで試合開始といきましょう!《鳳凰星武祭》予選2回戦Hブロック1組、バトル、スタート!!!』