学戦都市の“元”ボッチ   作:生焼け肉

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なかなか難しいですね。



準々決勝 ①

 

 

ーーーーーー

 

 

試合開始の合図が鳴り響き、同時に攻め上がると思ったが、何方のペアも動こうとはせずに互いの様子を伺っていた。

 

剣を構えている綺凛と34式波動重砲・アークヴァンデルス改を構えている紗夜。

 

自然体を解かない陽乃と納刀状態の祢々切丸の柄の部分だけを握っている八幡。

 

 

そして………

 

 

八幡「なぁ、少し聞いていいか?」

 

紗夜「?……何?」

 

八幡「お前等は俺達のどっちと戦いたいんだ?俺としては刀藤と戦ってみたいんだが、そっちはどうなんだ?」

 

紗夜「………何だ、手加減のつもりか?」

 

八幡「いや?ただ純粋に気になっただけだ。俺としても剣を扱ってる奴とは戦ってみたかったからな。」

 

紗夜「綺凛、どう思う?」

 

綺凛「……比企谷さんは嘘をついていないと思います。それに、私も比企谷さんと戦ってみたいです!」

 

紗夜「分かった。決まった、私が女の方で綺凛が男の方。」

 

八幡「おう、サンキューな。」

 

陽乃「名前覚えてないんだ……」

 

八幡「まぁ分かりやすいっちゃ分かりやすいですけどね。一応邪魔されたくないんで、俺向こうの方に行きますね。」テクテク

 

陽乃「は~い!いってらっしゃ~い!」

 

 

八幡は陽乃と20mくらい離れた所で立ち止まり、綺凛の方に向き直った。

 

綺凛と紗夜も意図を察知したのか、正面に来るように移動していた。

 

 

 

ーーー陽乃&紗夜sideーーー

 

 

陽乃「確か沙々宮ちゃんだったかな?準備はいいかな?」

 

紗夜「いつでもいい、かかってこい。」

 

陽乃「そう?じゃあ………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドゴッ!!!

 

 

紗夜「っ!!」

 

陽乃「へぇ……よく防いだね。」

 

紗夜「…………」

 

陽乃「でも、次は当てるからね〜。」

 

 

紗夜(全く見えなかった。移動から攻撃の間の時間が短過ぎる。それに……アークヴァンデルス改に罅を入れるなんて、信じられない………この銃は私の持ってる煌式武装の中でも1番の硬さなのに……)

 

 

陽乃「どうしたの?来ないのかな?」

 

紗夜「作戦を考えてるだけ。」

 

陽乃「ふぅん……まぁいっか。」

 

 

紗夜(出し惜しみをしてる暇はなさそう。一気にカタを付けるしか無い。)

 

 

決意を決めた紗夜はアークヴァンデルス改を待機状態に戻し、新たに2つの煌式武装を取り出した。

 

 

紗夜「お前はかなり強い1だから私も本気でいかせてもらう。」

 

陽乃「……私もナメられたものだなぁ〜あはは………まぁ、いいけど、ねっ!!」

 

 

今度は見える速さで陽乃は蹴りかかった。だが紗夜は地面を強く蹴った後に空中で煌式武装を展開していた。

 

 

紗夜「本来はあのアルルカントに出す予定だったが、お前達に倒されてしまった。だからお前達に受けてもらう。41式甲型粒子双砲・バルデンホルト。」

 

紗夜「バースト。」

 

 

紗夜が展開してすぐに2つの砲口から粒子砲が発射された。

 

 

陽乃「っ!面白いねぇ。【風流し】!」

 

 

陽乃は脚に星辰力を纏わせると、そのまま回転して1つの粒子砲を天井に誘導するかのように受け流し、もう1つを自身の掌の上に浮かび上げていた。

 

 

紗夜「っ!!」

 

陽「あはは♪凄いでしょ?この技はね、太極拳の型を応用に作った技なんだよ!特に君みたいな一撃の強い砲撃には効果抜群なんだよ〜!」

 

 

手に浮かばせている粒子砲を遊ぶように弄くり回しながら説明していたが、それは遠回しにこう言ってるようにも聞こえる。

 

 

『強くて強力な遠距離攻撃は私には全く通用しないよっ♪』っと。

 

 

ーーー八幡&綺凛sideーーー

 

 

八幡「さてと、んじゃ俺たちも始めようか。それに剣客なんて久々だから少し楽しみにしてたんだ。」

 

綺凛「そうなんですか?」

 

八幡「あぁ。ウチには剣を使う奴は居ても、日本の剣術を使う奴は居ないからな。校風的に中華が多いからな。だから勝手ではあるが、少し楽しみだったんだ。」

 

綺凛「私も、貴方の使う一刀流剣術をこの身を持って知る事が出来ると思うと楽しみです。」

 

八幡「一刀流知ってんのか……お前剣術バカだろ?」

 

綺凛「剣を知る者なら当然です。」

 

 

八幡(ごめん、俺そこまで知らんわ。)

 

 

綺凛「そろそろ始めませんか?時間も惜しいですし。」

 

八幡「ん、そうだな。」

 

綺凛「刀藤流、刀藤綺凛、参ります!」

 

八幡「一刀流、比企谷八幡……」

 

 

2人「勝負っ!!」

 

 

2人の剣が交差する剣戟は、速さは互角でも力量の方では圧倒的に八幡が押していた。そして綺凛の方は、未だに【連鶴】を出せずにいた。

 

 

綺凛(分かっていたけど強い!それに速い!こんなにも差があるなんて………それに、全く顔色を変えずに私と打ち合ってる。)

 

 

綺凛はキリのいいところで鍔迫り合いをしてから後ろへと退避した。

 

 

綺凛「お見事です。」

 

八幡「お前もな。中等部でよくそんなの軽々振るえるもんだな。」

 

綺凛「……鍛えましたので。そう簡単にやられるつもりは無いです。」

 

八幡「まぁ俺もやられるつもりなんて毛頭ねぇけどよ。」

 

 

八幡(奴の攻撃自体は大した事は無いな。力も速さもついていけないわけじゃない。ま、刀藤の奴がまだ技を見せてないってのもあるけどな。)

 

綺凛(打ち合いだけでもこの腕前、この人、私よりももっと強い。)

 

 

八幡「まぁやり合わねぇと分からねぇ事もあるからな、続けますか。」

 

綺凛「えぇ。」

 

 

こうして2人はまた激しい剣の打ち合いを黙々と続けていた。

 

 

 




なるべく長く書くようにしないとですね!
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