学戦都市の“元”ボッチ   作:生焼け肉

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準々決勝が終わった後にこんなのですみません。



※邪悪な囁き

 

 

雪乃side

 

 

雪乃「それで、私がこの前に希望した場所は用意出来たのかしら?【悪辣の王】さん?」

 

ディルク『テメェは一々気に障る言い方するんじゃねぇよ………まぁいい、場所ならもう絞り込んである。このリストに載ってあるどれかにしろ、後はテメェとそのお仲間で好きにしやがれ。』

 

雪乃「………どうやら本物のようね。確かに受け取ったわ。ご協力に感謝するわ、ご苦労様。」

 

ディルク『そんな紙切れ程度に加えてテメェ相手に嘘なんざつくわけねぇだろ、疑り深ぇ女だな………まぁそんな事はどうでもいい、確かに渡したからな。』

 

 

そして彼は通信を切った。今の通信は元々音声のみだったから、彼の顔は見ていないのだけど、こうしてリストと地図をくれただけでも満足ね。

 

 

雪乃「それではあの男を誘き寄せる為の会議を始めるわよ、始めてもいいかしら?由比ヶ浜さん、小町さん。」

 

2人「うんっ!(はいっ!)」

 

雪乃「まず小町さんには、このリストにある建物のどれかに監禁されるという事になるのだけれど、傍には私も一緒に居るから安心してもらっても大丈夫よ。」

 

小町「はい、分かりましたっ!」

 

雪乃「その次に由比ヶ浜さん、貴方は《鳳凰星武祭》決勝の30分前になったら、比企谷君に連絡して頂戴。疑われても、戸塚君に教えてもらったと言えば大丈夫よ。あの男なら、戸塚君と小町さんの名前だけで反応すると思うから。」

 

由比ヶ浜「うん!さいちゃんから教わったって言えばヒッキーも絶対信じるよね!」

 

雪乃「彼がもし万が一来ないような言動を取ったら、架空の人物を使ってでもいいから、比企谷君を絶対に連れて来いと脅すようにして。」

 

結衣「うん、分かった!任せてよ、ゆきのん!」

 

 

ふふふ、着々と計画が進んでいるわ。小町さんを盾に取られた時の顔が今から楽しみだわ。それに姉さんも彼の事を失望して見限る筈よ。

 

やっとあの時の、半年分の借りを返せるわ。早く決勝にならないかしら?

 

 

雪乃sideout

 

由比ヶ浜side

 

 

やっとヒッキーに会える!嬉しいなぁ~!でも、私達にあそこまでしたからには、ヒッキーにも少しは痛い目に遭ってもらわなくちゃダメだよね!

 

 

由比ヶ浜「ねぇゆきのん!ヒッキーに会ってからやる事って、決勝の辞退と私達に謝る事とオフェーリアンさんの絶縁でよかったんだっけ?」

 

雪乃「えぇそうよ、けれど出来るなら少しだけ痛めつけたいわね。私達にあれだけの事をしたのだからこれくらいの事は許される筈よ。それと由比ヶ浜さん、絶縁させる対象人物の名前はオーフェリアさんよ。」

 

 

あれ?名前間違えてた?まぁいっか、どうせ私達が関わる事なんて無いしね。

 

 

雪乃「分かっていると思うけれど由比ヶ浜さん、くれぐれも気付かれないようにね?彼の性格上を踏まえれば、それは分かっている事だねれど慎重にお願い。」

 

由比ヶ浜「うん、分かってるよ!」

 

 

やっと会えるよ!ヒッキー♪

 

 

由比ヶ浜sideout

 

小町side

 

 

雪乃さんと結衣さんを傷つけたゴミぃちゃんは絶対に許さないんだから!私は星脈世代じゃないからする事や出来る事は限られてるけど、2人の力になれるなら何でもするよ!

 

そ・れ・に!お兄ちゃんは小町を攻撃出来ないもんね!星脈世代が非星脈世代に怪我させたり攻撃をしたりしただけでも重罪だしね〜。だから小町は遠慮なくゴミぃちゃんを攻撃できるよね!

 

あっ!今の小町的に超ポイント高い!

 

 

由比ヶ浜「えへへ、なんか楽しみになってきたなぁ~!」

 

雪乃「そうね。彼にあの時の仕返し出来ると思うと、気分が高揚するわね。」

 

小町「分かります!分かりますよ雪乃さん!来たら存分にやっちゃっていいですから!ゴミぃちゃんは丈夫なので!小町が許可しますので!」

 

雪乃「ふふふ、ありがとう小町さん。けれど元よりそのつもりよ、私の能力で彼を氷漬けにする予定だもの。」

 

 

流石は雪乃さん!頼りになるぅ〜!それにしても、この前会ったあの2人も可哀想だったなぁ~。ゴミぃちゃんに騙されていたからね。あのゴミぃちゃんに人心掌握が出来たなんて知らなかったけど、そんな事するなんて小町的に超超ポイント低いんだからね!ゴミぃちゃん!!

 

 

小町「じゃあ小町も、ゴミぃちゃんの身体のどこをどうしようか考えておきますね♪」

 

小町sideout

 

ーーーーーー

 

 

とある個室では、1人の少年が音声とその映っている映像に釘付けになっていた。その少年はつい最近になってこの六花に足を入れ、星導館学園の諜報工作機関【影星】の一員になった学生である。

 

 

戸塚「………やっぱり雪ノ下さんたちは、八幡を傷付けるつもりなんだ。しかも人の居ない場所に連れ込んで………」

 

 

それに今のだけじゃない。《鳳凰星武祭》の不戦敗、レヴォルフの序列1位のオーフェリア・ランドルーフェンさんとの関係を切らせる計画まで立ててる………これが成功したらマズい事になるよ!

 

 

戸塚「今日にでも八幡に知らせないとっ!八幡もきっと疲れてるだろうけど、こんなの待ってられる余裕なんて無いしね!」

 

 

 




こんな空気の時にはやっぱりこれ!!

本当はありえない話その9
『お兄さんのベッド』






オーフェリア「お兄さ〜ん!遊びに来た……って、あれ?お部屋にも居ない……留守かなぁ?」

オーフェリア「でも合鍵は貰ってるし、いつでも上がっていいよって言ったのはお兄さんだから来ちゃったけど、出直した方がいいかなぁ?」


目の前に八幡がいつも寝ているベッド。


オーフェリア「お兄さんがいつも寝ているベッド………なんか凄く寝心地良さそうだな………」


するとオーフェリアは周りをキョロキョロと見渡し、扉を開けて左右を交互に2回見てからまた閉めた。


オーフェリア「べ、別に本当に寝るわけじゃないから良いよね!ただのお試しだもんね!」


そしてオーフェリアはベッドへとダイブした。


オーフェリア「ふわぁ………お兄さんの匂い、凄くいっぱいだよ〜。」スーハースーハー

オーフェリア「うぅ………此処から離れたくなくなっちゃったよ〜。」


そう言いつつも、凄く幸せそうな顔。


オーフェリア「これ、お布団もかけたらどうなるのかな?」


これもまた勢いで自身の身体に布団をかける。


オーフェリア「ふうぅぅ〜ん!お兄さんに包まれてるよぉ〜!あぁ〜幸せぇ〜。」

オーフェリア「やっぱりお兄さんの匂いは安心するなぁ。何だか眠くなってきちゃった………」ウトウト

オーフェリア「ちょっと寝るくらいなら良いよね?ちょっとだけならね?」ウトウト

オーフェリア「お兄さん……お休みなさい……」


ーーー10分後ーーー

八幡「………」

オーフェリア「すぅ……すぅ……」

八幡「……寝かしておくか。」


それからオーフェリアは5時間もじっくりと熟睡して、起きた時はとんでもないくらい目覚めが良かったとさ。


八幡お兄さんも寝かしておくとは、優しいねぇ。
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