学戦都市の“元”ボッチ   作:生焼け肉

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乱闘からの出会い

 

 

陽乃side

 

 

ん~美味しかったぁ~!でも比企谷君の食べっぷりには驚いちゃったなぁ〜。あんなに食べるなんて、男の子だなぁ。

 

 

陽乃「さてと、六花(アスタリスク)の案内は一通りやったけど、なんか分からないとこあった?」

 

八幡「いえ、大体分かりました。後は休日に適当に散歩しながら覚えますよ。」

 

陽乃「そっか……ねぇ、この後どうする?私は鍛錬に行くけど、比企谷君も来る?」

 

八幡「………いえ、もうちょっと見て回ります。なんかあるかもしんないんで。」

 

 

ふーん……やっぱり変わったなぁ。前よりも積極的だし、何より意志を感じる。強くハッキリとした意志が。

 

 

陽乃「分かった、それじゃ私は行くね。じゃあまた、学院でね〜。ばいば~いっ!」

 

 

よしっ!今日も頑張ろ~っと!

 

 

陽乃sideout

 

八幡side

 

 

さて、俺も街の散策と行くか。それにしてもさっき結構食った筈なのに、あんま食った気しないんだよなぁ。何でだ?まぁ、普通に商業エリアでも適当にうろつくか。

 

 

ーーー商業エリアーーー

 

 

八幡「やっぱ千葉と違って色んなもんがあるんだな、見慣れた建物でも初めてに感じるな。何処の店も目移りしちまうな。やっぱ初めて来た時はこういう感じなのか?」

 

 

………あっ、洗面具とか買っておかねぇと。昨日風呂に入ったはいいけど、ボディーソープが全然無かったからな。ボトルの中身すっからかんに等しかった。前この部屋使ってた奴どんだけ体臭気にしてたんだよ。

 

 

………此処が雪ノ下さんがよく行ってる洗面用具店だよな。早速入ろ

 

 

ナンパ1「いいじゃねえかよ、ちょっとくらい。お茶するだけだって。」

 

ナンパ2「そ~そっ、時間なんてとらせねえって。すぐ終わるって。」

 

女の子「もうっ、さっきから断ってるでしょ。なんでそうしつこいかな?」

 

 

………うとしたが、なんか聞こえた。なにやらナンパされてるらしい。ナンパ師も相当しつこく絡んでるらしく女の子も迷惑そうにしてる。

 

めんどくさいが、ああいう輩は見ていて腹が立つし、助けるか。それに少しは自分の力にも慣れておかないといけないしな。

 

 

女の子「だ・か・ら!嫌だって言ってるでしょ!」

 

ナンパ1「ちょっとだけだって!いいじゃねえか。」

 

ナンパ2「頼むよー、いい加減「おい、アンタ等。」……あ?何だテメェ?」

 

八幡「その辺でやめたらどうなんだ?そこの女の子迷惑してんじゃねえか。付き纏うのやめてやれよ。」

 

ナンパ1「はぁ?お前には関係ねぇだろうが!さっさとどっか行けよっ!!」

 

八幡「お前らがどっか行くなら俺も目的の場所に行ってやるよ。そのまま放置してても、目障りなだけだからな。」

 

ナンパ2「アッタマ来た!コイツッ!!お前からミンチにしてやるよっ!!」

 

 

そう言って短剣型の武器を持って突進して来た。そんなの当たるわけねぇだろうが。

 

 

俺は短剣を持ってる方の腕を左手で掴み、後ろに引き寄せてからそのまま右肘で顔を打つ。いわゆる肘鉄だ。

 

 

ナンパ2「ぐああぁぁぁっ!!は、鼻があぁぁ!!痛えよおぉ!!」

 

ナンパ1「こ、この野郎っ!」

 

 

次の相手は斧型武装を持っていたが、これも別に問題は無い。

 

相手が振りかざして来た腕の二の腕の部分を自分の二の腕で抑え、相手の脚を蹴って上体を崩してから顔に一撃を食らわせた。

 

 

ナンパ1「いってえぇぇ!!コノヤロー!やりやがったな!!」

 

八幡「まだやんのか?次は目玉いくぞ?」

 

ナンパ1「ひ、ひぃぃ!!」

 

八幡「懲りたならさっさとそいつ連れてどっか行けよ、目障りだ。これに懲りたらこんな事は2度とするなよ?」

 

ナンパ1「ご、ごめんなさーい!!!」

 

ナンパ2「………」ズルズル

 

 

………はぁ、やっと行ったか。まぁこんなんでいいだろ。さてと、俺はボディーソープ買いに「あっ、ねぇねぇ!」行けなかった。さっきの女の子がやって来た。

 

女の子「助けてくれてありがとう。それでさ、何かお礼がしたいんだけど………」

 

 

よく見るとすげぇ美人だった。腰くらいまで伸ばした栗色の髪に整った顔。深く被った帽子が好奇心をくすぐる感じだった。スタイルもかなり良く、思わず見惚れてしまうくらいだった。

 

 

……っと、いかんいかん。これじゃ俺もアイツ等と同じだ。

 

 

 

八幡「いや、別にいいんで。俺も見てて気分が悪かったから追い払っただけですし……じゃ。」

 

女の子「ねぇ待ってよ~。それじゃ私の気が収まらないよ。何かさせてよ。ね?お願い?」

 

 

んな事言われてもなぁ………まっ、適当に言ってあしらうか。

 

 

八幡「そんじゃ、甘い食い物がある店って知ってますか?そこ教えてください。」

 

女の子「え?うーん。じゃあ此処のお店知ってる?私のさっき行った場所なんだけど。」

 

 

……あっ、知らねー店だ、ラッキー。これで撒ける。

 

 

八幡「ほう、こんな店があったのか。知らなかったです。どうもっス。」

 

女の子「敬語はいいよ。それと甘いもの好きなの?そうには見えないけどなー。」

 

八幡「……そうか、そう見えるか。まぁ別に構わねーけどな。そんじゃ。」

 

 

 

八幡「……」テクテク

 

女の子「……」テクテク

 

 

………何でついてくるんだよ?じゃあなって言ったよね?

 

 

八幡「……なぁ?何でついてくんの?」

 

女の子「お礼するって言ったでしょ〜?」

 

八幡「さっき店教えてくれただろ。紹介してくれただけでいい。」 

 

女の子「私が良くないの!だからほら、はやく行こう!」

 

八幡「いや、だかr「行ーくーのー!!」わ、分かった。分かったから。」

 

 

 

 

………彼女は頬を膨らませながら、そう言うと俺はあっさりと了承してしまい、いつの間にか嬉しそうに俺の手を引っ張りながらスイーツ店に向かっていた。

 

 

 




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