学戦都市の“元”ボッチ   作:生焼け肉

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いきなりキャラが登場する上に、そのキャラの性格があってないかもです。

実況では見た事あるんですが、東方を見た事がないので、ノリで書きました。

では、どうぞ。




八幡VS八幡

 

八幡(六花)side

 

 

ーーー博麗神社ーーー

 

 

魔理沙「よし!ここなら問題無いんだぜ!」

 

幽香「魔理沙、貴女何処から出てきたのよ?」

 

魔理沙「細かい事は気にするな!妖怪の仕業って事にすればいいんだぜ!」

 

戸塚「そういう問題じゃないと思うんですけど……」

 

魔理沙「大丈夫だ!責任は霊夢がとる!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡(六花)「……なぁ、本当にいいのか?」

 

八幡(東方)「よくねぇかもしれんが、まぁいいんじゃねぇのか?」

 

八幡(六花)「俺、絶対に責任取らないからな。あの金髪に押し付けるからな?」

 

 

いきなりメイド服の女が現れて事態の説明をしたと思ったら、またもいきなりどっか神社に飛ばされてバトルスタンバイ………訳わからん。

 

 

幽香「審判は魔理沙、貴女がしなさい。ルールも任せるわ。」

 

魔理沙「がってんだぜ!」

 

 

魔理沙って奴は幽香にそう言われると、俺たちのいるところまで歩いてきた。

 

 

魔理沙「んじゃルール説明するからな。相手に攻撃を3回当てたらそいつの勝ち。技は何使ってもいいけど、即死するようなのは禁止な。責任とれねぇし。」

 

八幡「「当たり前だ。」」

 

魔理沙「ダブル八幡からはなんか質問あるか?」

 

 

八幡(東方)(ダブル八幡って……センスの欠片もねぇな。)

 

 

八幡(六花)「刀ってあるか?出来れば使いたいんだが。」

 

魔理沙「刀か……あったっけな〜。取り敢えず神社にあるか探してくる。」

 

 

八幡((いやいや、人の神社勝手に漁ったらダメだろ……))

 

 

雪乃「………随分気ままな人なのね。」

 

シルヴィア「あとが怖いね。」(苦笑)

 

魔理沙「あったぞー!取り敢えずこれ使っとけ。」

 

八幡「おう。言っとくが、責任はとらないからな、俺。」

 

魔理沙「大丈夫だ!霊夢がとるから。」

 

 

魔理沙以外(霊夢(さん)、ごめんなさい。)

 

 

魔理沙「それじゃ始めていいぞ。」

 

 

八幡((最初から最後まで本当にフリーダムな奴だな。))

 

 

八幡(東方)「再現(リプロデューサー)【エリュシデータ】【ダークリパルサー】」

 

 

あっちの俺は武器とか作れんのかよ……良いなぁ。

 

 

八幡(東方)「ふっ!」

 

 

武器を手にしたと思ったら、すぐ俺に突進してきた。相手は二刀だからな。俺も対処を急がねえとな。

 

 

暫くは防御に専念するか。八咫烏の目もあるからな。ある程度の攻撃なら対処出来る。

 

 

 

 

 

魔理沙「すげぇ………八幡の攻撃を完全に凌ぎ切ってる。」

 

幽香「えぇ……そっちの八幡、強いって言ってたけど、そのようね。」

 

シルヴィア「でしょう?そっちの八幡くんも今は剣だけでやっているけど、まだ何か隠してるみたいだね。でも、私の八幡くんは剣だけで勝てるほど甘くはないよ?」

 

 

 

 

 

結構受けたし、行動パターンも大体分かってきたな……。そろそろ攻めるか。

 

 

八幡(六花)「牙影(がえい)

 

八幡(東方)「っ!!」

 

 

あっちの俺は何とか凌げたようだが、一回食らったな。後2回だな。

 

 

八幡(東方)「そんな事出来るのかよ……なんか負けた感じだ。」

 

八幡(六花)「いや、それは俺も思った。そっちの俺の能力も良いじゃねぇか。」

 

八幡(東方)「そりゃ、ありがとよ!」

 

 

さっきよりも慎重にはなったものの、攻めの姿勢は変わらない。さっきの攻撃を警戒しているんだろうが、何度もホイホイやって引っかかるような奴じゃないからな。奴って言っても俺だけど。

 

 

八幡(東方)「再現せよ(リプロデューサー)【月牙天衝】!!」

 

 

突然、大きくて赤黒い斬撃が俺の方に向かって来た。

 

 

八幡「ヤバっ!」

 

 

咄嗟に俺は地面に向けて斬撃を放ち、軌道をずらそうとした。だが、斬撃の勢いは止まらず、俺の方に直進してくる。

 

 

ギイィィィン!!!

 

 

八幡(六花)「くっ!うおっ!?」

 

 

鍔迫り合いの形にはなったが、あっちの威力が強い上に、俺も状態が不十分過ぎた。競り負けて一撃を食らってしまった。

 

 

八幡(六花)「…………鳶打っ!」

 

 

やられたらやり返す、何とか返しではないが、取り敢えずはやり返す。煙から出てくるわけだし、気づかれるだろうけどな。

 

 

八幡(東方)「っ!」

 

 

気づかれた上に、俺の刀を二刀で受け止めたか。でも、これはハッタリなんだなー。

 

 

八幡(六花)「燕落としっ!」

 

 

俺はすぐに相手の剣に俺の刀を滑らせるように動かし、上腕二頭筋辺りに一撃を喰らわせた。

 

 

八幡(東方)「ぐっ!」

 

 

鳶打が下半身なら、燕落としは上半身の機能を落とすだからな。

 

あっちは二刀だから効果はあるだろう。

 

 

それに、そろそろ終わらせるか。

 

 

俺は星辰力を練り、影をそこら一帯に覆い、辺りを見えなくさせた。

 

 

 

 

 

葉山「これは一体!?」

 

戸塚「どういう事!?あっ!こっちからだと八幡たちが見えるんだ!」

 

陽乃「うわっ、真っ暗だね!なのに八幡くんたちは普通に見えるんだね。」

 

雪乃「こんな事も出来るなんて……凄いわね。」

 

幽香「………驚いたわ。それに八幡(東方)は見えているのかしら?」

 

シルヴィア「見えてないよ。私たちが見えてるのは八幡くんがそういう風にしてるからだよ。中の人には八幡くんの姿が見えてないよ。だから勘とかで受けるか避けるかするしかないね。」

 

魔理沙「き、規格外なんだぜ。」

 

 

 

 

八幡(六花)「堕ちし光のなき地は、闇夜の空の月光にて、地を照らす。」

 

八幡(東方)「っ!再現(リプロ)ーー」

 

八幡「遅い、影切・月下無双」

 

 

 

 

ズパッ!

 

 

八幡(東方)の身体の肩辺りから胸にかけて切り傷が出来ていた。これで3回目、八幡(六花)の勝ちになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔理沙「………はっ!そ、そこまでなんだぜ!」

 

 

 

 

 

八幡(東方)「………負けちまったのか。

 

八幡(六花)「俺は勝っちまったな。だが、あの斬撃には驚いた。防げなかったら間違いなく致命傷だな。」

 

 

これは嘘じゃない。それくらい強かったからな。

 

 

八幡(東方)「そうか……少し気が楽になった。んじゃ、戻るか。」

 

八幡(六花)「そうだな。」

 

 

 

 

 

霊夢「ただいまって何これ!?神社が半壊してる!!?」

 

 

あっ……神主帰ってきちゃった。

 

 

 

 

 

 

 

 




一応次で最終回にするつもりです。


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