一気に進みます。
会見までは行きませんが、直前までは。
では、どうぞ!
八幡side
八幡「じゃあ、行ってきます。」
小苑「うむ、敵に腹を見られぬように気を付けるんじゃぞ。」
八幡「はい。」
時間になり、俺は自分の部屋を小苑さんに任せて界龍から商業エリアにあるTV局に行くのだ。取材に応対するのは、俺とシルヴィアとペトラさんで、ペトラさんが言うには『答える必要性の無いものは答えなくていい。』そうだ。これなら少しはやりやすい。
沙希「あっ……比企谷。」
八幡「おう、川崎か。」
沙希「もしかして、昨日言ってた会見に行くの?」
八幡「あぁ。多分生中継とかされてるだろうな。これだけの騒ぎだ、なってもおかしくはないからな。」
沙希「そっか……気を付けなよ。」
八幡「分かってるよ、ちょうど師匠にも言われたところだ。」
俺ってそんなに抜けてるように見えるのか?
沙希「じゃああたしも行くから。」
八幡「おう、じゃあな。」
………もしかすると、界龍の学院から出るまでこれ続くかもな。
そしてフラグを建ててしまった俺は自身の予言通りになり、色んな人から話しかけられ、応援されたり励まされたりなど、嫌味や嫉妬、憎悪などの感情に晒される事は無かった。
ーーー界龍校門前ーーー
八幡「微睡め、伽耶梟。」
俺は空中散歩用に使う梟を影で作り、空から向かう事にした。気分を落ち着かせる為でもあるが、何も考えないようにする為でもある。
八幡「……索冥、今の俺はどうだ?会見を受けても大丈夫そうか?」
索冥『そうですね……私事になりますが、大丈夫だと思われます。心身共に落ち着きが感じられますし、肩にも力は入ってませんのでいつも通りに出来ると思います。』
そう言ってくれるなら、俺も安心出来る。にしても、空が青いねぇ〜。
索冥『……八幡様。それは考え無さ過ぎるのでは……』
だよなぁ………
ーーー商業エリアーーー
いきなりど真ん中から行くわけにもいかないからな。商業エリア入ったら普通に入るか。
にしても視線が痛い。思ったんだが、これって俺とかシルヴィを目的にしてないよな?だとしたら此処に居る目的が俺たちに会う為の奴等は暇過ぎんだろ。仕事しろよ。
まぁいい、さっさと向かいますか。
また、道中でもあれこれと聞いてくる失礼な奴も居たが、普通に励ましてくれる人も居た。前者は滅ぶべきだが、後者はもっと増えてくれ。
???「八幡く~んっ!」
ん?後ろからか?
振り向くと、そこには車が停まっていてシルヴィが顔を出して俺を呼んでいた。
シルヴィア「八幡君昨日振りだね。さっ、早く乗って!あまり人目には見られたくないから。」
八幡「お、おう。」
俺は駆け足で車に駆け寄り、すぐに乗った。中にはペトラさんも同席していて運転手を含めて4人だけの空間だった。
八幡「済まんなシルヴィ。ペトラさんもありがとうございます。そしてお久し振りです。」
ペトラ「そうね、八幡君。あれから大分経つわね。そうそう、シルヴィアから聞いたわよ。貴方、六花と日本内ならOKしてくれたって。」
あぁ、その事か。確かにあの時シルヴィにも言ったからな。
八幡「はい。そのくらいの範囲なら、俺も手伝えますから。あまりにも遠いと授業日数足りなくなって進級とかにも影響出そうですし。」
ペトラ「そうね……でもありがたいわ。本当に多いのよ?またあのコラボをやってくれってファンからのレターが。」
シルヴィア「他の歌手からの依頼とか来るんだけど、ペトラさんったら八幡君の歌声聴いてから誰も採用しようとしないんだよ。最後には『シルヴィアと一緒に歌を歌えるのは、この世界に1人しか存在しません。』なんて言う始末だしね。」
それは流石に言い過ぎじゃないか?一応相手はプロだぞ?俺みたいな素人はともかくとしても。
ペトラ「何だか物足りなく感じるのよね。八幡君の歌を聴いた後に他の人のを聞くと、雑音みたいに聞こえるのよ。」
いやそれはマジで言い過ぎですよ!?雑音って何っ!?
シルヴィア「というわけでね、八幡君がOK出してくれたから本当に助かったんだ。」
八幡「コラボとかの依頼受け付けてたんですか?」
ペトラ「いいえ。でも、先方がやりたいって依頼か本当に多いのよ。ちょうど貴方とシルヴィアが歌った日からね、多くなったのは。1年近く経ってるのに一向に減らなくて困ってたのよ。でも、これで何とかなりそうね。」
八幡「すみません。なんか俺が引き金みたいになっちゃったみたいで。」
シルヴィア「謝る事なんて何も無いよ。寧ろ私達は感謝してるんだから。あのライブで成功したからこそ、こんなに凄い影響が出てるんだから。」
ペトラ「シルヴィアの言う通りよ。シルヴィアと私を含めて、あの場に居たスタッフ全員が貴方に感謝してるんだから。」
………なんか嬉しいな。此処まで言われるってのは。界龍でも言われる事はあるが、違う感じだったからな。
八幡「それならシルヴィにもお礼を言っといて下さい。俺を導いたのはシルヴィなんですから。あの通信が無かったら、俺はあの場に居なかったんですからね。」
シルヴィア「ちょっとやめてよ八幡君!確かに誘ったのは私だけど、皆必死だったんだからしょうがないでしょ!」
確かにそうだが、普通は一般人を誘おうなんて誰も思いつかないだろうからな。
ペトラ「思い出すわね……変装した八幡君を見た瞬間、シルヴィアが顔を真っ赤にしながら頭から蒸気を出すんだもの。あれは本当に驚いたわ。」
シルヴィア「うぅ〜だってぇ/////」
こんな会話をしながら、俺達は自分達の気分や空気を落ち着かせる事が出来た。
ーーー某TV局ーーー
TV局の目の前に停まって、入口の方から運転手がドアを開けてくれた。ペトラさん、シルヴィア、俺の順番で降りてからTV局の中に入り、受付まで進んだ。
ペトラ「本日記者会見を予定していたクインヴェール女学園理事長兼シルヴィア・リューネハイムのマネージャーのペトラ・キヴィレフトよ。そして横の順にクインヴェール女学園のシルヴィア・リューネハイムと界龍第七学院の比企谷八幡よ。」
受付「お待ちしておりました。直ぐにご案内致します、こちらにお越し下さい。」
受付さんに着いて行き、エレベーターに乗ったが、階が50もある。そんなにいるのかTV局?
そのうち受付さんは35のボタンを押した。そのボタンの横には、『会議室/休憩所』などと書いてあった。
35階に着いて少し歩いたところ、1つの部屋に着いた。
受付「此方になります。」
中に入ると、普通に楽屋みたいな感じだった。
受付「此方で時間になるまでお待ち下さい。時間になりましたら、係の者が来ますので。」
そう言って受付は一礼してから扉を閉めた。
ペトラ「貴方達、本当は2人きりが良かったんじゃないの?」
シルヴィア「えっ!?ぺ、ペトラさん何言ってるんですか!?」
ペトラ「普通に考えるじゃない。こんな密室だったら、恋人と2人きりが良いなんて考えるのは自然じゃない?」
シルヴィア「い、今この状況を考えるなら、そんな事思いません!」
ペトラ「あら、そう?八幡君は?」
八幡「俺ですか?………俺もこの状況では思えませんかね。」
もし俺とシルヴィで会見するってなってたら、隠しカメラとか絶対用意してるだろうからな。
ペトラ「そうなの?八幡君はともかく、シルヴィアなら一緒に居たいって答えると思ってたのに。」
シルヴィア「私はちゃんと時と場所を考えます!」
ペトラ「そういう事にしておくわね。」
ペトラさんって、人を和ませるのが得意なのか?気持ちが落ち着くというか和むというか、不安を一切与えないっていうのか?
俺も会見の事を考えずに済んでるし、なんか楽しいからな。
会見までは、緊張とかしないで済みそうだな。
Wikipediaで見たペトラさんの内容とはかなり違いますけど、いいですよね。
さて、質問の内容とか考えなきゃ。
もしかしたら、明日は投稿出来ないかもしれませんので、ご容赦下さい。