学戦都市の“元”ボッチ   作:生焼け肉

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飯騒動とドッキリ

 

 

八幡side

 

 

おいおい勘弁してくれよ……何で本当にこんな時に限っているんだよ。タイミング悪過ぎだろ………

 

 

シルヴィア「八幡君?どうかしたの?」

 

八幡「いや、済まないがもう少し待っててくれるか?中に居るゴミを一掃するから。」

 

ペトラ「ゴミ?貴方は自分の部屋くらい片付けていそうな感じがするのだけど……」

 

八幡「すみません。ちょっと粗大ゴミが多くて。少し大声を出すかもしれませんけど、そこは許してください。」

 

ペトラ「?分かったわ。」

 

シルヴィア「うん……」

 

八幡「すみません。では少しの間、失礼します。」

 

 

そして俺は静かに扉を閉めてから部屋の方に向き直る。

 

 

さて……どうしたもんか。

 

 

八幡「それで?小苑さん以外の言い分を聞こうか。」

 

虎峰「僕は八幡の会見を見るのと、小苑様から武術の事を聞きたかったので、入れてもらいました。」

 

セシリー「あたしは八幡の会見を見るのと、ご飯を食べる為だよー。八幡帰って来るタイミングに合わせてこの部屋に入れてもらったんだー!」

 

陽乃「以下同文っ!」

 

星露「妾も同じじゃが、お主の飯を食べに来たのが、1番じゃな。」

 

 

………虎峰はいいだろう。だが、後の3人はメシ目当てだ?

 

 

そして俺はいつの間にか持っていたハリセンで3人の頭にめがけて思い切り振った。

 

 

スパパパァーンっとメチャメチャ景気の良い音が俺の部屋に響き渡った。

 

 

セシリー「いったぁぁぁい!!八幡何するのさー!?」

 

陽乃「そうだぞ!乙女にこんな事するなんて罰当たりだぞ!!」

 

星露「昨日に続き今日も叩かれたぞ!?妾が何をしたというのじゃ!?」

 

八幡「やかましい!お前等自分の胸に聞いてみろ!それとセシリーと星露には言ったよな?勝手に菓子は食うなって!なのに何だそこに置いてある包みは!?」

 

セシリー「仕方ないじゃーん!八幡の料理が暫くお預けだったんだからー!」

 

星露「妾もずっと食堂の青椒肉絲で我慢しておったのじゃぞ!?」

 

陽乃「これの何がいけないのさー!」

 

 

コイツ等……これでも自分が悪くないと言うか。なら俺にも考えがあるぞ。

 

 

八幡「そうか。あくまでもその意地を張るってんなら、今日から3ヶ月間はお前等には飯作らねぇからな。何ならずっとでもいいぞ。」

 

3人「ごめんなさい!!私(あたし)(妾)が悪かったから許して!!(許してよー!!)(許して欲しいのじゃ!!)」

 

八幡「お前等にはプライドが無いのか!?たかが俺の飯ごときで本気出し過ぎだろうが!?」

 

 

いや冗談抜きで!コイツ等って本当にプライドあるのか!?俺の飯>自分のプライドってどういう事だよ!?

 

 

セシリー「だって八幡のご飯が食べられなくなる方が辛いもーん!!」

 

 

飯よりも自分のプライドを優先しやがれ。

 

 

陽乃「私にとって3度の飯より好きな八幡君のご飯が無くなるのは、非常に大問題なんだよ!?絶対にそんな事させないんだから!」

 

 

なら3度の飯より好きな俺の料理食いますか?白米と味噌汁だけですが?

 

 

星露「お主にも言ったであろう!これは妾の楽しみの1つなんじゃ!!」

 

 

俺も心の中で言ったよ。そんな楽しみ消えてしまえってな。

 

 

八幡「そう思うんなら、こんな事やめてくれ。勝手に部屋に入られる人の気持ちも考えてくれ。」

 

セシリー「でも、1人居たし……」

 

八幡「あのなぁ……はぁ、まぁいい。今日はもう出て行ってくれ。作る気分になれん。」

 

3人「はい……」

 

 

不思議だな、落ち込んでるような声してるのに、全く可哀想だと感じない。

 

 

虎峰「あの……僕も出て行った方が……」

 

八幡「いや、飯の理由が無いだけまだマシだ。それに残っていてくれた方がちょうどいいしな。」

 

虎峰「……どういう事です?」

 

 

まぁ、それは………アレだよ。

 

 

八幡「まぁその内分かるって。」

 

虎峰「それよりも、僕は八幡に聞きたい事が山程あるのですが?」

 

八幡「答えてやるから少し待て。」

 

 

さて、そろそろ呼びに行くか。

 

俺は再び扉の方へと戻り、2人を出迎えることにした。

 

 

八幡「お待たせしました。どうぞ入ってください。」

 

シルヴィア「………八幡君も苦労してるんだね。」

 

ペトラ「ごめんなさいね。さっき貴方に言った事を撤回するわ。恐ろしい残飯処理係が居るのね。」

 

八幡「いえ、残飯処理係じゃなくて食費泥棒ですね。」

 

ペトラ「尚更タチが悪くなってるわよ?」

 

 

いいんです、もうそれで良いんです。

 

 

ペトラ「じゃあ上がらせてもらうわね。」

 

シルヴィア「お邪魔しまーす。」

 

 

よし。虎峰よ、刮目せよっ!!

 

………俺がやるのは少し違うな。

 

 

八幡「虎峰〜、もしシルヴィのサインが貰えるとしたら、何に書いて欲しい〜?」

 

虎峰「え?なんです急に?それも何でそんなところから質問を?」

 

八幡「いや、興味本位だー。」

 

虎峰「そうですね……無難にCDですかね。新作のアルバムにサインをして欲しいですね。でも、本当にそれが何です?」

 

シルヴィア「は~い虎峰君、ご注文のお品をお届けに参りました〜!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

虎峰「………………………え?」

 

シルヴィア「ほ〜ら!これ私の新作アルバムにサインしてあるから、受け取ってよ~。」

 

虎峰「………………………」

 

虎峰「八幡、僕は今幻覚を見ているんでしょうか?それとも八幡の能力ですか?目の前にシルヴィアさんが居るのですが……」

 

八幡「正真正銘本物の歌姫、シルヴィア・リューネハイムだが?」

 

虎峰「………………………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

虎峰「○☆*<%〒×→%$!!!?」

 

 

すみません、日本語でお願いします。

 

 

 





学院のページワンを粗大ゴミ扱いww

虎峰が言語力を無くした……目の前にシルヴィアが居たらそうなりますか……。

目の前に超憧れの人が立っていたら、こうなりますよね。

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