会見編最終です!
そして祝!500000文字達成です!!
八幡side
小苑さんが帰ってからは、部屋は俺とシルヴィの2人だけになってシルヴィとライブ映像を見たり談笑したりしていると、いつの間にか夕方になっていた。
俺達は元々、それぞれの学校に戻ってから家に帰るつもりだったからいいんだが、街で話しかけられないか不安だ。
八幡「そんな事思ってたが、いざ街に来ると本当に視線が半端じゃないな。」
シルヴィア「そうだね……まぁ、あれだけの会見の後だからね。無理も無いよ。」
それに、界龍とクインヴェールは対になってるから嫌でも真ん中を通らないと、遠回りになっちまうからな。
シルヴィア「どうする?」
八幡「突っ切るしかないだろ。話し掛けられても、なるべく早く話を切ろうぜ。」
シルヴィア「そうだね。」
俺たちは少し早歩きをしながら家に帰った………つもりだったが。
シルヴィア「あっ!そういえば昨日のお夕飯で材料とか無いんだった。八幡君どうしよう……」
八幡「………スーパーに寄るか。確かにあまり人目にはつきたくないが、やむを得ないだろう。」
シルヴィア「……そうだね。」
願わくば、誰も話しかけてこない事を祈ろう、マジで。レジのおばちゃんは例外ね。
ーーーーーー
スーパーの中に入っても、人の目は静かになるどころか、輝きを増していた。今日何作るか決めてさっさと帰ろう。
八幡「シルヴィ、今日は何にする?」
シルヴィア「そうだねぇ……ハンバーグにしない?」
八幡「んじゃそうするか。後はもう少し先の事も考えて色んなもん買っとくか。」
そして俺達はコレと決めた材料をカゴの中に入れていくのだが………
「シルヴィアさん、比企谷さん!握手してください!」
「あっ!私も!」
「俺にはサインお願いします!」
「もしよろしければ彼女さんを1日僕に……」
……といったような客もいた。最後の奴は俺が少し殺気を出したくらいで「じょ、冗談ですっ!!失礼致しましたー!!」って言って逃げて行った。次は無ぇぞ?
店員「おっ!比企谷ちゃんじゃないか!休憩中にテレビ見たけど、アンタ歌姫と付き合ってたなんてね!驚いたよ!」
八幡「まぁ、言ってなかったんで。」
店員「じゃあ、ずっと一緒に居た茶髪の女の子は変装した姿って事かい?だとしたらいつも一緒に居るんだねぇ。」
シルヴィア「極力一緒に居たいので。」
店員「あんたら本当に仲良いねぇ。よっしゃ!あたしも決めたよ!今日は半額にしたげるから持ってきなラブラブ夫婦!」
シルヴィア「ラ、ラブラブ夫婦って……まだ結婚もしてませんし……/////」
八幡「おばちゃん、割引してくれんのはありがたいが、あんまシルヴィをイジめないでくれ。」
店員「純情なんだねぇ、アンタの恋人は。まぁ分かったよ!また来とくれ!」
次に会った時も絶対からかってくるなこれは。
ーーーーーー
シルヴィア「なんか嬉しかったなぁ。私の正体を知ってもいつも通り接してくれる人が居てくれて。」
八幡「そういう人はやっぱ貴重か?」
シルヴィア「私の業界ではね。普通なら囲まれるのが当然だから。」
八幡「もし1人でいたら、大変な事になってるだろうな。それに……」
シルヴィア「?どうしたの?」
八幡「悪い、ちょっと荷物頼む。」
シルヴィア「え?う、うん……」
後ろからチョロチョロついてくる奴等に少し挨拶してくるから。
「……あれ?男の方消えたぞ?」
「何処行ったんだ?」
「そんな事どうでもいいだろ。今の内にシルヴィアちゃんの「俺の女に何か用か?」……え?」
コイツ等の真後ろに立てるくらい造作も無かったな。
「ひ、比企谷八幡っ!!」
「な、何で後ろに!?さっきまであそこに居た筈なのにっ!?」
八幡「それよりもお前等、シルヴィアが何だって?」
「え?い、いや、別に何も……」
「は、はい!何も無いですよ?なっ!」
「あ、あぁ!」
八幡「そうか?ならいいが、もし俺達の後をつけてたんならそれはやめてくれ。ハッキリ言って迷惑だ。」
「は、はい!」
「そんな事しません!」
「誓います!」
八幡「よし、今聞いたからな。ならもう行ってくれ。家の場所を知られるのも嫌なんだ。」
「「「は、はいっ!!」」」
やれやれ。本当にやめてくれるといいんだがな。さて、戻るか。
八幡「済まん、待たせたな。」
シルヴィア「ううん、大丈夫だよ。ストーカーだったの?」
八幡「どうだろうな。一応目は広げておくから大丈夫だとは思うが、もし続けてたら、次は囲い影で家に着くまで閉じ込めておく。」
俺もシルヴィの家が知られるのは本意じゃないからな。それはなるべく避けたい。
シルヴィア「そっか……少し騒がしくなっちゃったけど、これで日常に戻れたね。」
八幡「……そうだな。周りがうるさくなければいいんだがな。」
シルヴィア「それは祈るしかないね。近所は八幡君が出入りしてる事、少なくとも知ってるだろうし。」
それもバラさない事を祈るしかないな。
シルヴィア「……でも逆に言えば、堂々と八幡君と居られるって事でもあるよね。」
八幡「そうだな。今までは隠してきた関係だからな。」
バレてた人もいるが、それでも少数だからまだマシだろう。
シルヴィア「ならさ、これからは堂々と八幡君に抱き着けるんだよね?」
八幡「お前は元から堂々と抱き着いてた気がするが……まぁそう言う事でもあるな。」
シルヴィア「えへへ♪じゃあ街中でもこんな事が堂々と出来るんだよね♪」ダキッ!
シルヴィは突然俺の腕に抱き着いてきた。俺としても断る理由が無いから特に振り解いたりはしない。
シルヴィア「静かになるまでは時間がかかるだろうけど、一緒に居てくれる?」
八幡「愚問だぞ。」
シルヴィア「うふふ♪ありがとう!」
静かになるまでどころか、一生一緒にいてやるから安心しろよ。
お次は八シル劇場ですが、一応ネタは決まってます!お楽しみに!