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今日から始まった学校生活の時間は八幡にとってこれ以上無い辱めになっていた。それは放課後になっても続こうとしていた。
セシリー「比企谷ー、ウチの部屋に行くから早く来なよー。」グイッ
八幡「………いや、部屋には行かないんじゃなかったのか?それと、この後は用があるからどのみち行けん。」
セシリー「用?それってー?」
八幡「
八幡(……正直、もう耐えられない。)
セシリー「ウチもついて行こうかー?」
八幡「いや大丈夫だ。お前にも鍛錬とかあるだろ?そっち優先にしろよ。」
八幡(寧ろあの空気でそんな事やってみろ、あのチビっ子が黙ってない。余計にうるさくなりそうだ。)
沈雲「そうですよ師姉。あまりやり過ぎるのはよくありません。」
沈華「今日はここまでにしては如何でしょう?セシリー師姉。」
八幡がそう心で思っている時、
八幡(え?本当は良い奴等なんじゃね?)
セシリー「んー、まぁ確かにねー。構い過ぎたら逆に嫌われるって言うしねー。」
2人「はいその通りでございます。」
セシリー「じゃあ比企谷ー、あたしは鍛錬に行くからー。また明日ねー。」
八幡「お、おう、じゃあな。」
そう言ってセシリーは去っていった。鍛錬場に行ったのだろう。
八幡「すまん、助かった。」
沈雲「いいや、気にしなくていいよ。せめてもの罪滅ぼしだと思ってほしい。」
八幡「罪滅ぼし?」
沈華「今朝はごめんなさい。師兄達の言った通り、初対面でする言動ではなかったわ。改めて謝罪をしに来たの。」
八幡「あぁ、その事か。いいよ別に。なんならその罪滅ぼしに色々教えてくれ。お前等って
沈雲「うん。僕達兄妹はどちらも道士だけど……」
八幡「なら星仙術の使い方とか教えてくれ。俺は呪符とか使わねぇからこれといった使い道が無いんだわ。」
沈華「貴方、
八幡「強いて言うなら、影だな。後は……幻っていうのかあれは?まぁ、そんなとこだ。」
2人「「……地味。」」ジトォ-
八幡「おい、俺だって気にしてんだから言うなよ。」
沈雲「まぁそれはさておき、分かったよ。星仙術の事なら任せてくれていいよ。」
沈華「一応私達、星仙術には詳しいの。」
八幡「おう、サンキューな。えーと……なんて呼べばいいんだ?」
沈雲「そういえば、ちゃんとした自己紹介はまだだったね。僕は
沈華「私は
2人「以後、お見知り置きを。」
八幡(何ともまぁ、息ピッタリなこって。)
八幡「比企谷八幡だ、まぁ、よろしくな。悪いが、放課後は純星煌式武装の適合率検査があって急いでるんだ。」
沈雲「そうなのかい?なら星仙術については明日からにしようか。」
沈華「イジリやイタズラも明日からにしましょう。」
八幡「なんか増えてんぞ?まぁ、よろしく頼むわ。じゃあな。」
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八幡side
ふぅ、確か黄辰殿に行けばいいんだったな。早いとこ済ませて休みたいもんだな。
陽乃「あれ?比企谷君じゃん!どうしたの?この先は黄辰殿しか無いよ?」
八幡「いや、その中に居る会長に用があるんですよ。」
陽乃「星露に?呼ばれてるの?」
八幡「純星煌式武装の適合率検査をやるから此処に来いって言われてたんですよ。」
陽乃「え?純星煌式武装?確か比企谷君は特待転入生だったね。それでこんなに早く出来るんだ………」
え?特待生だとそんな事あんの?
陽乃「そうだ!私もついてっていい?」
八幡「……それって何の為に来るんすか?俺がやるだけであって、雪ノ下さんは出来ませんよ?」
陽乃「いいのいいの!だって面白そうじゃん!比企谷君が使う純星煌式武装。」
八幡「まだ使えるって決まってないっスよ。それに適合するのかも分かんないのに。」
陽乃「まぁ、それはやってからのお楽しみだよ。ね?ついてっていいよね?」
八幡「……まぁ、別にいいですけど。」
陽乃「ありがと!じゃあ早速行こっか!」
ーーー黄辰殿ーーー
陽乃「星露~、入るよー。」
星露「何じゃお主か。どうした?何か用かえ?」
陽乃「ううん、私はついで。」
八幡「……来たぞ、会長。」
星露「おぉ、ようやく来たかえ。それと妾の事は星露でよいと言うておろうに。」
八幡「……分かった。」
星露「では、行くとするかのう。わっはは、楽しみじゃわい!」
星露「ついでに聞くが、お主どこか疲れてはおらぬか?」
陽乃(え?それを聞いちゃう!?)
八幡「実はセシリーに……」
俺は今日起こった事をそのまま伝えた。
すると星露は全てを悟ったしたような顔をしていた。
星露「……お主もアレをやられたか。妾も1度自分の事を話したら、1日中離してもらえんかったわい。」
八幡「お前もやられたのか……因みにどんな内容だ?」
星露「……妾のような小さい者が【
2人(あぁ……予想してた通りだ。)
八幡「…………なんか済まん、チビとか言って。ちゃんと名前で呼ぶわ。」
星露「……分かればいいんじゃ。」
陽乃(いつの間にか仲良くなってる!?)
そんなこんなありながら、星露一行は地下にある【純星煌式武装選定検査室】まで向かうのであった。