学戦都市の“元”ボッチ   作:生焼け肉

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最近ネタが思いつかなくて全く調子が出ません。

こんなときどうしたらっ!




※解放と微睡みの世界へ

 

 

八幡side

 

 

めぐり「ゴメンね、つい嬉しくて。」

 

シルヴィア「いえ、気にしてないので。」

 

八幡「お気になさらず。」

 

めぐり「でも本当に嬉しいよ。比企谷くんが私の事を信じてくれるって言った瞬間が。なんか君から信頼されるのは一味も二味も違うなぁ。」

 

 

別に普通だと思うんだがな。

 

 

めぐり「ねぇシルヴィアさん、よければ教えてくれないかな?六花の比企谷くんってどんな感じなの?」

 

シルヴィア「………普段は優しくてカッコよくて、料理上手で気遣いも凄く上手な人で、私の一番愛している人です。」

 

 

シルヴィ……城廻先輩はそこまで愛を語れなんて質問はしてないぞ?

 

 

めぐり「……そっか、貴女はちゃんと比企谷くんを見ててくれてたんだね。流石比企谷くんの彼女だね。」

 

シルヴィア「私、彼の過去を聞いた時は凄く辛かったです。こんな優しい人が何でこんな目に遭わなくちゃいけないんだって思いました。その時からですかね、本格的に恋をしたのは。」

 

めぐり「そうなんだ……シルヴィアさん。」

 

シルヴィア「はい?」

 

めぐり「私がこんな事言うのはおかしいけど、比企谷くんの事、ちゃんと見ててね。彼、人の見てないところで一生懸命する子だから。」

 

シルヴィア「大丈夫です。私たちの家では隠し事なんてなしにしてますから。」

 

めぐり「家!?もしかして同棲してるの!?」

 

シルヴィア「は、はい///」

 

 

と、取りつく島がねぇ。ガールズトークに首突っ込む程、俺は勇気無いからな。終わるまで待ってるか。

 

 

ーーー10分後ーーー

 

 

めぐり「あっ、もうこんな時間だったんだ。ゴメンね、2人とも。」

 

八幡「大丈夫です。」

 

 

俺は特に何も話してはいなかったけど。

 

 

シルヴィア「大丈夫ですよ。話してて楽しかったです。」

 

めぐり「そう言ってくれると嬉しいよ。じゃあ比企谷くん、シルヴィアさん。今日のライブ、お疲れ様。すごく良かったよ。」

 

シルヴィア「また機会がありましたら、見にきてくださいね。」

 

八幡「今日はありがとうございました。」

 

めぐり「ううん、それはこちらの台詞だよ。本当にありがとう。」

 

 

そして城廻先輩は行ってしまった。

 

 

シルヴィア「………あの人、凄く軽やかな足取りだったね。態度ではあんな感じだったけど、余程嬉しかったんだと思うよ。」

 

八幡「……そんなに気にしてたって事なのかもな。」

 

シルヴィア「でも、やっぱり八幡くんも優しいね。普通なら総武高校……だったかな?その学校の生徒には会いたくならないでしょ?」

 

八幡「まぁ好んで会いたくはないな。総武高校にいた頃の知り合いで会っても大丈夫っていったら、一握りしかいないしな。」

 

 

城廻先輩に戸塚、川崎、海老名さん、戸部、材木座に平塚先生くらいだな。

 

 

シルヴィア「八幡くんは凄いよ。自分からトラウマに立ち向かってるんだから。」

 

八幡「俺1人じゃ無理かもしれないけどな。お前が隣に居てくれるのも、理由に入ってる。」

 

シルヴィア「うふふ♪嬉しいな〜。」

 

 

シルヴィが隣に居てくれるから平気っていうのは嘘じゃない。何度も救われた。

 

 

シルヴィア「ねねっ、そろそろ戻ろ?多分ペトラさんからは片付けが終わるまで休んでて良いって言われるだろうし。」

 

八幡「あぁ、そうだな。」

 

 

シルヴィの言う通り、ペトラさんからは休んで良いと言われたので、俺たちは控え室で少しの間、微睡みの世界へと旅立った。

 

 

手を繋ぎながら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




本当はあり得ない話その24
『お料理教授?にっ!!』






シルヴィア「それじゃあこれからスイートポテトを作っていきたいと思いまーす!」

オーフェリア「ドンドンパフパフ〜!!」

シルヴィア「さて、作っていくけど、オーフェリアちゃんはスイートポテトは作った事ないんだよね?」

オーフェリア「はい……」

シルヴィア「落ち込む事ないよ。私もナビゲーターで作った時は酷かったから!何事も経験だよ!最初から上手い人なんていないんだから!」

オーフェリア「はい!頑張ります!先生!」

シルヴィア「よしっ、その意気だよ!じゃあ早速作っていこう!オーフェリアちゃん、私の指示には従うように!」

オーフェリア「はい!」


ーーー調理中ーーー


シルヴィア「そうそう、サツマイモは全体をほぐすように潰してね。」

オーフェリア「はーい!」

シルヴィア「あっ、サツマイモの皮はとっておいてね!型用に残しておくから。」

オーフェリア「はいです!」

シルヴィア「お鍋に入れたら、牛乳、バター、バニラエッセンス、卵黄を少しだけ入れてね!」

オーフェリア「美味しくなぁ〜れ!」

シルヴィア「混ぜ合わせたら、残しておいたサツマイモの皮にポテトを詰めるよ。」

オーフェリア「つめつめ〜♪」

シルヴィア「そして最後に残した卵黄をポテトの表面に塗ってオーブンで表面に焼き目がつくまで焼いてね!」

オーフェリア「まだかなまだかな〜♪」


ーーー5分後ーーー


シルヴィア「はい、完成〜♪私とオーフェリアちゃんで作ったスイートポテトの完成だよ〜!」

オーフェリア「わぁ〜!」

シルヴィア「うふふ、美味しそうに出来上がったね。」

オーフェリア「ありがとうございます!シルヴィアさん!」

シルヴィア「どういたしまして。さっ、早く八幡くんに渡しに行こっ?」

オーフェリア「うんっ!」


僕も食べたいなぁ。無理なんですけどね。八幡のだから。

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