今回はその1日目の朝バージョンです!
シルヴィアside
昨日の夜、八幡くんと抱き合って寝たおかげで、今の私はすこぶる寝起きが良いです!そして気分も最高潮!その理由はね、今日から明日まで八幡くんとデート出来るからだよっ♪
ペトラさんは2日取ってあるって言ってたから、八幡くんと色んなところを見て回れるよね!
そして今、私は何をやっているのかっていうと………
シルヴィア「♪〜♪〜」
自分に気合いを入れるために、シャワーに入った後にドライヤーで髪を乾かしている所だよ。昨日はそのまま寝ちゃったからね。
それに、少しでも八幡くんに褒められたいからね!服の方も私服の中で一番と二番に気に入ってるのを持ってきたしね♪
シャンプーやボディソープも家にあるのと同じ物をこっそり持ってきたんだ。
我ながら用意周到だと思った瞬間だよ。
そして現時刻はさっき確認したけど、6時なんだよ。八幡くんがこの時間まで起きないのは珍しいから今のうちに済ませておくんだ!
私が上がる頃には起きてると思うけどね。
ーーー30分後ーーー
シルヴィア「……よし!朝ごはんも食べるからまだ化粧はしなくてもいいとして、こんな感じかな。うん、中々良いね。」
よし!それじゃそろそろ八幡くんにお披露目しよっと!
私は気分を高揚させながら、洗面所の扉を開けてベッドの方へと向かった。予想通り、八幡くんは起きていた。さて、八幡くんにお披露目タイムだねっ!
シルヴィア「おはよっ♪八幡くん!」
八幡「あぁ、おはよ………どうしたその格好?」
シルヴィア「どうかなこの服?今日と明日はデートだから気合入れてみたんだけど………」
八幡「あ、あぁ……よく似合ってる。綺麗だ。」
シルヴィア「っ!///……えへへ、ありがとう!///」
やった!朝から褒められちゃった!
私が着ている服装は、白いワンピースにピンクのカーディガンだよ。右の手首には八幡くんからもらったブレスレットをつけて、左手の薬指には、同様に八幡くんからもらった指輪をはめてます。これで私は八幡くんのものだって分かるよね。
いつもつけてるヘッドホンは外してる代わりに、左の髪に赤のリボンをつけてるんだ。
八幡「朝から気合入ってるな。そんなに今日が楽しみだったのか?」
シルヴィア「当たり前だよ!やっと八幡くんとデート出来るんだもん!」
八幡「フッ……そうか。」
八幡くんは軽く笑ったけど、バカにしたような感じではなくて、嬉しそうな感じだった。
シルヴィア「八幡くんはどんな服装なの?少し気になるなぁ。」
八幡「俺のは特に良いなんて言えないぞ?服自体あまり持ってないからな。」
シルヴィア「そうなんだ。じゃあさ、今日は私が八幡くんの服見繕ってあげるよ!八幡くんにピッタリの服を見つけて、しっかりコーディネートしてあげるっ!」
八幡「ほう、それは楽しみだ。それにシルヴィのセンスなら、服が俺を着る事は無いだろうな。」
そんな事にはなりません!八幡くんはカッコいいんだから!
シルヴィア「それでさ、どんな服持ってきたの?」
八幡「1週間前に商業エリアで出かけた時の事覚えてるか?あの時の服だ。」
シルヴィア「あぁ!八幡くんが変装で着てた服だよね!」
八幡「流石良い記憶力だな。その通りだ。」
忘れられるわけないよ。最初はあれだけ衝撃的だったんだから!あの変装はもう2度として欲しくないよ………
シルヴィア「それも良い服装だと思うけどな〜。でも、八幡くんの他の私服ってそんなに見た事ないなぁ。」
八幡「自分でも自覚あるからな。分かってはいても買う機会がそんなにないからな。それに実際は制服で過ごす時間の方が多いからな。」
シルヴィア「まぁ確かにね。八幡くんって休みの日も界龍に行ってる時あるからね。行ける暇も無かったよね。」
八幡「別に俺が居なくてもいいと思うんだが、何故か俺に来て欲しいって言うもんだから、いつの間にか習慣になっちまってな。今はシルヴィとの時間もあるから減らしたけどな。」
シルヴィア「私との時間かぁ……うふふ♪分かっていても嬉しいなぁ。」
私との時間が大切って言ってくれてるんだよね?私も君と過ごすこの時間は大切だからね。
文字数少し少なめですけど、今回はおまけ無しにします。