学戦都市の“元”ボッチ   作:生焼け肉

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一気に時間を飛ばして放課後まで持ってきました。
あまり長くし過ぎても本編には入れないので。(充分長いのに今更感)

そして今日の夜は投稿出来るか不安なので、朝にしました。




明かされる真実

 

 

八幡side

 

 

最後の授業の終わりを知らせるチャイムが鳴り、何故か俺も伸びをしてしまう。長年の癖?が染みついているのだろう。昼休みが終わった後は、教室内に見学はせずに廊下側から眺めていた。勿論、明鏡止水を使って。

 

隠れる意味は当然無いが、あまり騒がれても教師達に迷惑だからな。もう2回ほど迷惑かけてるけど。

 

空いた時間は元部室に戻ってシルヴィと城廻先輩と話をしながら暇をつぶしていた。

 

 

そして今、授業の終わりを告げるチャイムが鳴った。もうすぐ時間という事だ。

 

 

八幡「………シルヴィ。俺はさっき教室に居た1人の生徒と教師を此処に呼んだ。お前なら分かるよな?」

 

シルヴィア「………彼女達の現状を話す為、だよね?」

 

八幡「あぁ。平塚先生は部の元顧問。1人の生徒は俺を恨んでる奴等の一部と元友達(笑)だったからな。知りたいのは当然だ。」

 

めぐり「雪ノ下さんや由比ヶ浜さん達の今?」

 

八幡「はい、それをあの2人にお話します。別に先輩は聞く必要ありませんからね。」

 

めぐり「……ううん、私も聞く。もうすぐ終わっちゃうけど、私は生徒会長でその時の文実だったから、関係無いとは言えないから。」

 

八幡「………分かりました。一応言っておきますが、話していて気分の良くなる話ではありませんよ?」

 

めぐり「という事は悪い方向に行っちゃったんだね……うん、それでもいいよ。」

 

 

覚悟あり、か。

 

 

シルヴィア「じゃあその平塚先生と1人の生徒さんを待つだけなんだね?」

 

八幡「あぁ。」

 

シルヴィア「これを聞いたらショックだろうね。自分の友達だった人がこんな事をしたって聞いたら。」

 

八幡「だろうな。」

 

 

ーーー20分後ーーー

 

 

コンコンッ

 

 

八幡「どうぞ。」

 

三浦「失礼しま……す……」

 

平塚「どうかした……の…か……」

 

 

2人はシルヴィの方をガン見していた。

 

 

シルヴィア「こんにちは、授業お疲れ様です。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平塚「比企谷、どういう事だ?何故此処にシルヴィア・リューネハイムが居る?」

 

八幡「いや、俺の彼女なんですから当たり前でしょう。それに、この学校に来たいって言ったのはシルヴィの方ですから。」

 

平塚「ほ、本当の事だったのか!?」

 

 

会見見てないのかこの人?いや、見てない筈無いよな?朝のニュースとかでも1週間くらい続いたし。

 

 

三浦「……本物?」

 

八幡「お前、俺の前でよくそんな事言えるよな?偽物だったら、俺が真っ先に気付いてるよ。」

 

三浦「その自信どっから出てくんの?」

 

八幡「俺がシルヴィの恋人だからだ。」

 

三浦「……なんか説得力あるし。」

 

 

そりゃ本当の事だからな。

 

 

平塚「それよりも、何故城廻が此処に居る?」

 

八幡「先生達と同様に話が聞きたいそうなので、此処に残ってもらいました。さて、じゃあ早速話しませんか?」

 

平塚「あぁ、頼む。」

 

シルヴィア「その前に椅子を用意しなきゃね。」

 

めぐり「あぁ、手伝うよ〜。」

 

シルヴィア「ありがとうございます〜。」

 

 

………ホント君達仲良くなったよね。まだ会ってから合計で数時間しか経ってないのに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

椅子を並べ2人が座った終わった後、ようやく本題に入った。話の内容としては、転校した奴等の心情、俺への感情、俺が此処に来るまでの間に奴等との接触、くらいだ。後は俺の推測で話すくらいだった。

 

 

八幡「……今言った全てが、俺と奴等の間にあった内容です。平塚先生や三浦は特に辛いでしょうが、これが奴等の現状です。」

 

三浦「……葉山は……ガラードワースに居るんだよね?大丈夫なの?」

 

八幡「今のところ俺には何もしてきてない。ただ、ガラードワースでアイツを監視している奴からは、危険な思惑を持っているって報告が来ている。その思惑が上がる条件が、周りの生徒から発する俺への憧れ、尊敬が引き金になってるみたいだ。」

 

 

なんか俺自身が俺凄いって言ってるみたいで嫌だなこれ。

 

 

八幡「会ってないからまだ分からんが、多分直接会ったら碌な事言わないだろうな。総武でああなったのは俺のせいだとか言ってきそうだ。」

 

平塚「……雪ノ下と由比ヶ浜はいいが、妹の小町君とも絶縁したと言っていたが、良かったのか?」

 

八幡「………前までは可愛い妹のつもりでしたけどね。今ではただの他人です。奴が何言おうと、俺は耳を傾けるつもりはありません。」

 

三浦「……容赦無いね、自分の妹に向かって。」

 

八幡「そうかもしれないな。だが俺はもうアイツの事は妹だとは思ってないぞ?考えてもみろ。血の繋がった兄よりも、仲の良い他人を取る奴を信用なんか出来るか?」

 

三浦「………」

 

八幡「俺が甘かったのもある。いや、過保護過ぎた。今まで甘やかされてきた分、これくらいの現実見せてもいいだろ。それが俺の最後の兄心だ。」

 

 

俺の厳しい言い方に、シルヴィも黙っていた。確かに兄妹なら多少の事は許してあげるべきだろう。だが、俺はそうしなかった。納得していない部分もあるのだろう。

 

 

めぐり「復縁したりはしないの?」

 

八幡「アイツの気持ち次第ですね。まぁ復縁したとしても、今までのようにはいきませんよ。人の気持ちは壊すのは簡単でも、直すのには莫大な時間と労力がいるものですから。物では計れないものです。」

 

 

納得はしていないが、理に適っているのは認めているのだろう。でなければ黙る筈が無い。

 

 

平塚「雪ノ下や由比ヶ浜はあれから何もしてきてないのか?」

 

八幡「えぇ、音沙汰無しです。何かあれば戸塚が知らせてくれるので。」

 

平塚「……そうか。」

 

 

………

 

 

平塚「………うむ、私はもう充分だよ。君の口からそれだけ聞ければ。」

 

めぐり「そうですね、比企谷君は真面目ですから嘘なんて言いませんよ。今回の場合は特に。」

 

三浦「……あーしも。葉山が何もしてきてないなら、これ以上聞いても無駄だし。」

 

 

どうやら形は違えど納得はしてもらえたようだな。

 

 

平塚「では諸君、もう帰った方がいいだろう。外は雨だ、傘は持ってきているな?」

 

三浦「折りたたみ持ってきてます。」

 

めぐり「私も持ってきてます。」

 

平塚「君たち2人はどうだね?」

 

八幡「………俺達は無いですね。」

 

シルヴィア「持ってないです。」

 

 

平塚「……なら比企谷、1度両親と話をしてくるといい。今のお前なら大丈夫だろう?」

 

 

………親父と母ちゃんか。

 

 

平塚「何、心配しなくてもいい。家には私が送る。私の車は4人乗りだからな。」

 

シルヴィア「………どうする?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「………平塚先生、家までお願いします。」

 

平塚「……分かった。今日は済まなかったな。」

 

八幡「いえ、こっちも突然来たので。」

 

めぐり「私も驚いたよ〜。いきなりシルヴィアさんが居るんだもんね!」

 

シルヴィア「そうですね〜。何が起こるか分からないものですね。」

 

三浦「ヒキオ、シルヴィアと城廻先輩って仲良かったん?」

 

八幡「いや、俺もよく分からんのだが、良いみたいだな。」

 

 

ホント最後の最後まで君達仲良いよね?

 

 

 




次回!とっつぁんとかっつぁんです!

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