学戦都市の“元”ボッチ   作:生焼け肉

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すみません。家族に会わせる前にこれを片付けておきます。

そしてタイトルは他に思いつきませんでした。


※車内で

 

 

八幡side

 

 

俺とシルヴィは元奉仕部の部室で元総武高に居た奴等の現状を伝え終えて、今は車で俺の家まで送ってもらっているところだ。今の天候は雨で流石に傘無しでは外に出歩けない。そこで平塚先生が車で送ってくれるという事になったから、俺の実家に向かっているわけなんだが………

 

 

八幡「………」

 

シルヴィア「むぅ………」プクゥ∼…

 

八幡「………はぁ。シルヴィ、数分の辛抱なんだから我慢しろよ。」

 

シルヴィア「だって……」

 

平塚「彼女は一体、何が不満だというのだね?」

 

八幡「この席ですよ。シルヴィは俺も後ろに乗って欲しかったんでしょうね。でもそんな事したら、平塚先生の運転が荒くなるので。」

 

平塚「失礼な事を言うな、私はそこまで子供ではない。」

 

八幡「じゃあ今から後ろに移ってシルヴィと一緒に座ってもいいですか?」

 

平塚「………このリア充がっ!!」

 

 

………ほらな?やっぱりこうなった。っていうか平塚先生、そういうところは1年前と何にも変わってないんですね。なんか少し安心しました。

 

 

八幡「シルヴィ、そういうわけだから家に着くまで我慢してくれ。そうじゃないとこの車の運転がジェットコースター並に凄い事になる。」

 

シルヴィア「むぅ〜分かったよ……」

 

 

やれやれ……納得はしてくれたみたいだが、どうにも俺の彼女さんは出来る限り俺と接触していないと気が済まないみたいだな。ちょっと不貞腐れてるし。

 

 

平塚「比企谷。お前達の現状は分かったが、クラスの現状は知りたくないか?」

 

八幡「いや全然全くこれっぽっちも。」

 

平塚「……躊躇せずに答えるところは流石だな。だが、君が残したノートの影響は大きい。今でも残っているのだよ、その爪痕が。」

 

 

1年前の事を引き摺ってる奴がまだ居るのか?ソイツってどんだけ成長してねぇんだよ。

 

 

平塚「君はクラスに来たから分かっているとは思うが、あのクラスに空席の机がもう1つあった筈だ。それが誰の席か分かるか?」

 

八幡「知りませんよ、クラスの奴等なんてもう殆ど覚えてもいませんし。」

 

平塚「……まさかとは思うが、それは今の学校でもそうなのか?」

 

八幡「総武と界龍を一緒にしないでもらえますか。人を見た目で判断するようななんちゃって進学校のボンクラ高校とは雲泥の差なので。」

 

平塚「そ、そうか……済まない。」

 

八幡「それで、興味は無いですけど一応無関係では無いので聞いておきます。ソイツって誰です?その文化祭か修学旅行の事を引き摺ってる奴って。」

 

 

マジで誰?全然思い出せない……

 

 

平塚「君は本当に忘れてしまったのだね………相模だよ。去年の文化祭実行委員長を務めた女子だ。」

 

八幡「相模?相模……相模………」

 

 

…………………………あぁ、あの仕事ほっぽって屋上で自分可哀想な子なんですよアピールしてたアイツか。そんな奴も居たなぁ〜もう顔も思い出せねぇけど。

 

 

平塚「今年の7月までは学校にも来ていたんだが、夏休みを過ぎてからは来なくなってしまってね。もう3ヶ月も学校に来ていないのだよ。所謂不登校状態だ。」

 

シルヴィア「3ヶ月………ちょっと長いですね。」

 

平塚「そうなのだよ。さて、どうする比企谷?」

 

八幡「何で俺が何かする前提なんですか?」

 

平塚「冗談だよ。家庭訪問にも行ってみたんだが、相模自身からは無返答でね、私も困っているのだよ。」

 

八幡「……それを俺に言ってどうするんです?言っておきますけど、会ってくれないか、なんて言わないでくださいよ?でっちあげの噂話を広めていたのもアイツなんですから。」

 

平塚「君に何かしてもらおうなんて思ってないから安心したまえ。それに、君は総武高の生徒ではない。それに他校の生徒の手を煩わせる程、私は鬼ではない。」

 

 

まぁ、そうだろうな。

 

 

八幡「それならいいんです。俺もそんな奴の居る所に行くなんて真っ平御免ですからね。」

 

平塚「君の感情からすればそうだろうな。だが、あれでも私の教え子だ。そのまま放っておく事は出来んからな。」

 

 

この人やっぱカッコ良過ぎるだろ。何で結婚出来ないの?何で彼氏出来ないの?誰かもらってやれって!

 

 

平塚「比企谷、今し方何か失礼な事を考えてないか?」

 

八幡「気のせいだと思いますよ?今の俺が考える事があるとしたら、後ろに居る俺の彼女をどうやって宥めようって事くらいですね。降りてからがきっと大変になると思いますので。」

 

シルヴィア「むぅ〜………」プクゥ∼…

 

八幡「意外と大変なんですからね?ああなったシルヴィのご機嫌取りをするのって。俺の気持ちも汲んでくださいよ。」

 

平塚「まぁ、頑張りたまえ。」

 

 

この人、自分から席分けといて全部を俺に丸投げしやがった……

 

 

八幡「席をこういう風に分けたのは先生じゃないですか、責任取って少しは手伝ってくれません?」

 

平塚「済まないが、私は君達を送り届けたらすぐに学校へ戻らなければならなくてな。若手だから忙しくてねっ!」

 

 

先生、その会話確か1年前にも聞いた覚えがあります……何処でかは流石に覚えてませんけど、確かに聞き覚えがあります。

 

 

 




これで最後っ!

本当はあり得ない話その25

『お料理教授?さんっ!!』






オーフェリア「お兄さぁーん!!」

八幡「……オーフェリアにシルヴィア?どうした?」

シルヴィア「私達から八幡君にプレゼントがあってね。ほら。」

オーフェリア「お兄さんの為に作ってきたよ!スイートポテト!」

八幡「スイートポテトかぁ……久々に食べるな。ん?作ってきた?」

シルヴィア「オーフェリアちゃんから聞いたよ?最近甘いの食べてないって。だから私とオーフェリアちゃんと私とで作ってきたの!」

八幡「そうか。ありがとな、2人共。」ナデナデ

シルヴィア「ふぁ………う、うん///」

オーフェリア「えへへぇ……お兄さんに褒められちゃったぁ〜///」


コンコンッ


八幡「ん?どうぞ。」

めぐり「失礼しまぁ〜す。比企谷くん、今日もお疲れ様♪」

八幡「あぁ、城廻先輩。お疲れ様です。」

シルヴィア「お疲れ様です、めぐりさん。」

めぐり「シルヴィアさんもお疲れ様〜!」

オーフェリア「……お兄さん、この人は?」

八幡「オーフェリアは知らなかったな。この人は城廻めぐりさんだ。」

めぐり「よろしくねぇ〜。」

八幡「そして城廻先輩、こっちがオーフェリア・ランドルーフェンです。俺の……妹みたいな存在です。」

オーフェリア「よろしくお願いします〜!」

めぐり「………」

オーフェリア「………」

2人「いえ〜い♪」(ハイタッチ)

めぐり「ねぇ、今度休みの日何処かへお出掛けしない?良いスイーツ店知ってるんだぁ〜。」

オーフェリア「本当ですか?お供致します〜。じゃあその時は私もお気に入りのお店、紹介しちゃいますね〜。」

めぐり「わーありがとぉ〜!」

八幡「………この2人の出掛けてるところ、なんかついて行きたいんだが、いいか?」

シルヴィア「ダメ……って言いたいけど、実は私もすごく行きたい。」

2人「いえ〜い♪」(ハイタッチ)

八幡「2人から出てくるふわふわぽわぽわの癒やされっしゅオーラがとんでもない………」


遂に解禁!オーフェリアちゃんとめぐりさんとの夢のコラボレーション!!

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