学戦都市の“元”ボッチ   作:生焼け肉

251 / 609
仕事が遅番だった事を忘れてました!

午前にやる予定だったのに!!

という理由で短いです。


迷いと子への愛情

 

 

シルヴィアside

 

 

八幡君のお義父様が帰ってきてから、何とも言えない雰囲気になったけど、今は落ち着いている。

 

八幡君とお義母様は八幡君と妹さんの今を説明してお義父様の様子を伺っている。勿論、私の関係も話した。

 

 

そして今のお義父様は………

 

 

比企谷父「………」

 

 

言葉を発していなかった。というよりも気絶?していた。私と八幡君の関係を最後に話してからかな?何も言わなくなっちゃったのは。

 

 

比企谷母「……ちょっとアンタ、そろそろ再起動してくれない?知ってんでしょ?八幡とシルヴィアちゃんが付き合ってるのは。記者会見であんなにも堂々と打ち明けたんだから。」

 

比企谷父「し、知ってはいたが、まさか本当だったとは………」

 

八幡「おい、それは俺が冗談でシルヴィと付き合ってるなんてほざくと思っていたのか?」

 

比企谷父「い、いやそんなつもりはないが……事実を再確認して驚いちまった。」

 

八幡「ならいいけどよ。」

 

比企谷母「それで、アンタはどうなの?小町の事はどうするの?」

 

比企谷父「………正直まだ混乱してる。すぐには出せない。八幡、しつこいようだが、それは本当なのか?」

 

八幡「あぁ、本当だ。証人も居るしな。」

 

比企谷父「……そうか、そうなのか………」

 

 

やっぱりショックなんだよね……自分の娘があんな事したって教えられたらこうなっちゃうよね。

 

 

比企谷母「さっきも言ったけど、私は小町に優しくする気なんてもう無いよ。八幡はこの辛さを数年も耐えてきたんだから、小町にだって耐えられると私は思ってるよ。」

 

比企谷父「……よく割り切ってるな。俺はすぐに決断できそうに無い。」

 

比企谷母「八幡からあんなに聞けばそうなるわよ。アンタは小町のやった事を聞いて何も思わなかったの?」

 

比企谷父「いや、そういうわけじゃないが……」

 

比企谷母「そりゃ私もショックだったわよ。自分の子があんな事するなんて思ってもなかったわよ。でも、私達はそれを受け入れなきゃいけないでしょ?」

 

比企谷父「………」

 

比企谷母「2人は私達の子供でも、世間ではもう大人扱いされる歳になるのよ。いつまでも甘い扱いなんて出来ないわ。だから私はもう小町を甘やかさないって決めたの。」

 

比企谷父「………」

 

比企谷母「アンタも覚悟決めなさい。小町だってもう中学3年生、来年には高校生になるのよ?もう子供って言ってられる歳じゃないんだから。」

 

 

………なんか、ちょっと居辛くなってきたな。

 

 

八幡「親父、母ちゃん。話が長くなりそうなら俺達は部屋に戻ってるが、どうする?」

 

比企谷母「……そうだね。じゃあ八幡、お風呂を沸かしてシルヴィアちゃんを先に入れてあげてくれる?私とお父さんはまだ時間が掛かりそうだからさ。」

 

八幡「分かった。じゃあシルヴィ、ついてきてくれ。」

 

シルヴィア「う、うん……失礼しました。」

 

 

ーーー八幡の部屋ーーー

 

 

八幡「今風呂を沸かしてきたから20分くらいで出来ると思う。」

 

シルヴィア「うん、どうもありがとう。」

 

八幡「しかし、予想通りの展開になったな……やっぱり親父は迷ったか。昔からアイツには甘ちゃんだったからな。」

 

シルヴィア「でも、流石にああなるよ。自分達が育てた子供なんだから。」

 

八幡「小町にはそうなるだろうな、俺は両親と過ごした記憶があまり無いから、強くは言えないがな。」

 

シルヴィア「八幡君………」

 

八幡「いや、悪い。今のは忘れてくれ。」

 

シルヴィア「でも、その代わり八幡君は、自分の子供に対して深い愛情を注げるんじゃないかな?だってそうでしょ?親からの愛情が薄かったらその分、子供への愛情が深くなるんじゃない?」

 

八幡「………」

 

シルヴィア「お義母様と再会して八幡君も分かってる筈でしょ?ちゃんと愛情はあったんだって。」

 

八幡「……そうかもな。自分の子供には甘くはしたくないが、愛情は深く注ぎたいよな。」

 

シルヴィア「うん、全世界の夫婦がそう思ってる筈だよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……………!!?あれっ!?何だか私達って今とんでもない話しちゃってる!?

 

 

八幡「?どうしたシルヴィア?」

 

シルヴィア「うぇ!?う、ううん!別になんでもないよ!!?」

 

八幡「?……ならいいが。」

 

 

ままま、まさか私達の、こここ子供の話をしちゃうなんてぇ〜/////

 

 

もう!!早くお風呂沸いてぇ〜!/////

 

 

八幡「それにしても、実家ってのはこんな感じだったんだなって今更思う。」

 

シルヴィア「え?それってどういう意味?」

 

八幡「俺自身、1年以上も家を空けた事なんて1度も無かったからな。普通に此処が俺の家なんだって感じでこれまで暮らしてきたからよ……今日帰って少し思ったんだよ、安心するなって。」

 

シルヴィア「八幡君……」

 

八幡「それに、俺の部屋をこんな風に残してくれた両親にも感謝しないとな。行方不明中の息子の部屋をそのままの形で残してくれたんだからな。」

 

シルヴィア「……うん、そうだね。」

 

八幡「シルヴィ、風呂が沸くまで何してる?生憎この部屋に暇つぶしになりそうなのは本くらいしか無いけど。」

 

シルヴィア「それなら八幡君がどんな本を読んでたのか知りたいなぁ~!サラッと表紙を見ただけだからどんな内容なのか全く知らないから。」

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。