学戦都市の“元”ボッチ   作:生焼け肉

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最近、どうも調子が出ません。

なので今日は短いです。




調べ物と妄想

 

八幡side

 

 

あれから少しして無事に風呂も沸いたから先にシルヴィを行かせたが、何故かそそくさと行ってしまった。それも顔をかなり赤くしながら。

 

俺たち、顔を赤くするような話してたか?

 

 

っと、それよりも………

 

 

八幡「東京都……港区……んーこれだけじゃあ何にも繋がらんな。精々なんかあれば良いんだが、八咫烏、何かないのか?」

 

八咫烏『使役して捜索してもらった烏たちによれば金刀比羅宮(ことひらぐう)が怪しいそうだ。何でもそこから神聖なものを感じるらしい。』

 

八幡「金刀比羅宮ねぇ………それだけでも充分だ。明日そこへ行こうと思う。」

 

八咫烏『そうか……だが主人よ、気をつけるのだぞ。相手は朱雀殿と玄武殿と同格の存在。油断は禁物だ。』

 

 

分かってるよそのくらい。

 

 

八幡「にしても、この部屋も久しぶりだが何もないな。ラノベとベッドしかねぇな。こんなに物少なかったっけか?」

 

 

今じゃ見なくなったな。自分が超人的になっちまったからか。でも、あんまそんな感じはしないんだよな。自分が星脈世代になったのにまるで実感がない。

 

 

八幡「少し前まで普通の人間だったのにな………何で星脈世代になれたんだろうか………まぁいいか。」

 

 

なれたからなれた。それでいい。考えで分からない事をいくら考えても無駄だしな。

 

 

八幡「………しかし、1人になると暇になるな。俺1人の時っていつも何してたっけ?」

 

 

………久しぶりにラノベでも読むか。何があったっけ?おっ、SA○あるじゃん。懐かしいからこれ読もっと。

 

 

八幡sideout

 

シルヴィアside

 

 

ブクブクブクブク………

 

 

シルヴィア「うぅ〜……もうどうしたらいいの!?顔が凄く熱いよぉー!もう30分くらい経ってるのに、この熱さは何!?」

 

 

私はさっきまで八幡くんと会話していた内容の事で顔の熱さが全く引かなかった。それどころか、今入っているお風呂の温度よりも高い自信がある。

 

 

シルヴィア「何で気づかなかったんだろう。私たちの……こ、子供の話をするなんて……最初は無意識だったけど、意識すると凄く恥ずかしいよぉ〜/////」

 

シルヴィア「でも……私と八幡くんの子供かぁ………男の子だったらきっと八幡くんに似るんだろうなぁ。ん〜でも女の子だったら私かな?それとも………」

 

 

この時私は何故か八幡くんと私の子供像で妄想していた。男の子だったら八幡くん似、女の子だったら私似という、スタンダードだけど何だか嬉しくなってしまう。

 

 

シルヴィア「性格は……やっぱり優しい感じが良いかな。それこそ八幡くんのような優しさを持って欲しいよねぇ。名前も音楽っぽい名前とか良いかもっ♪」

 

 

それからも私は羞恥心を一切忘れて、私と八幡くんの子供像を一生懸命描いていた。

 

 

シルヴィア「でも、もし双子だったらどっちがお兄ちゃんお姉ちゃんになるのかな?男の子2人の可能性もあるし、女の子の可能性もあるけど、私は男の子と女の子両方欲しいなぁ。良いバランス取れそうだしね。」

 

 

そんなこんなで、私たちの子供像と未来図を妄想しながらお風呂の時間を過ごしていたけど、実際にお風呂に浸かっていた時間は20分くらいだからそんなに時間は経ってなかった。

 

 

 

 


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