学戦都市の“元”ボッチ   作:生焼け肉

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※金刀比羅宮へ

 

 

八幡side

 

 

八幡「………」

 

シルヴィア「♪~♪~」

 

 

ほんのり冷たい空気に暖かい日光。この2つが絶妙なバランスで並行を保っている為、寒さはあまり感じない。それどころか少し冷たいこの空気が今は逆に心地良い。

 

秋休みも昨日で終わったからか、住宅街の道を出て大きい道路の方へ出ると、様々な制服を着た生徒が歩いていたので、今更ながら気付かされた……今は8時ちょっと過ぎだから高校生ならギリギリ間に合う時間帯なんだったな。俺もこの時間に登校してた時あったな。

 

そんな事を思っているが、生徒や一般の人達からの視線は増えていく一方だった。それもそうだ、かの有名な歌姫が居るんだからな。そして、会見であの発言をした男も隣を歩いているんだから当然か。

 

 

シルヴィア「こんな時間に登校してて大丈夫なのかな?」

 

八幡「俺もこの時間に登校してた時期あったから大丈夫だろ、もし遅れたとしても自己責任だ。」

 

シルヴィア「八幡君は遅刻した事あった?」

 

八幡「……まぁ、何回かはな。」

 

シルヴィア「わぁ、八幡君ってば不良生徒だぁ〜。いけないんだ〜。」

 

 

界龍ではまだ1回も遅刻した事無いんだからいいだろ別に。

 

 

ーーー千葉駅ーーー

 

 

シルヴィア「八幡君、行きたい場所の行き方とかって調べたの?」

 

八幡「あぁ、シルヴィが風呂入ってる時と今日の化粧してる間に少しな。この駅の総武線大船行に乗って新日本橋まで行く。新日本橋に着いたら次は地下鉄の銀座線三越前に乗り換えて虎ノ門駅まで乗ったら着く筈だ。何もなければ1時間くらいで着くな。」

 

シルヴィア「新日本橋、三越前、虎ノ門だね。うん、覚えた!」

 

八幡「お前ホント記憶力良いよな。」

 

シルヴィア「羨ましいでしょ?」

 

八幡「俺にもほんの少しでいいから分けて欲しいもんだ。」

 

 

ーーー千葉駅総武本線ホームーーー

 

 

シルヴィア「やっぱり東京行きだからかな?人多いね。」

 

八幡「この時間帯に出勤する人も居るんだろ。しかも………」

 

 

俺達の並んでる列だけ異常に長い……もしかしなくてもシルヴィ狙いだな、だってそれ以外に理由が何も無いまである。

 

 

シルヴィア「しかも………何?」

 

八幡「……いや、この車両が混みそうだから乗ったら別の車両に移ろうと思ってたところだ。」

 

シルヴィア「確かに後ろの列凄いもんね。でも不思議だね、何でここだけこんなに長いのかな?この車両に何かあったりするのかな?」

 

 

リーマンその他働き者の皆さん、目を逸らさないでくださいね?俺もう分かってるから。

 

 

俺の予想通り、その後も続々と後列が出来ていた為、俺達は電車へ乗ったと同時に別の車両へと移った。そこでもやはり注目はされたが、周りから詰め寄られる事は一切無かった。うん、その方がありがたい。

 

 

ーーー東京メトロ銀座線ーーー

 

 

八幡「此処まで来たな。座るところもあったからそんなに疲れはしなかったけど。」

 

シルヴィア「電車の中も人が凄かったよね~、流石東京だよ。」

 

 

いや、まぁ……それ以外にも理由はあるんだけどな。それは言わないでおこう。東京が凄いからという事にしておこう、うん。

 

 

シルヴィア「それで、どう?霊気の方は感じるの?私はなんかあったかい感じがするって感じ。」

 

八幡「俺も何となくではあるが、少しだけ感じる。だから今、索冥に少し聞いてみる。」

 

八幡『索冥、お前は何か気配を感じるか?』

 

索冥『はい、八幡様。新橋に着いてから此処まで力は徐々に強まっています。恐らく近いかと。』

 

八幡「……どうやら索冥も感じているみたいだ。多分虎ノ門駅に出たらすぐに分かるだろうな。」

 

シルヴィア「そうなんだ~。」

 

 

出来れば戦いにはならないで欲しいもんだ、こんなところで戦闘なんてシャレにならん。

 

 

ーーー虎ノ門ーーー

 

 

シルヴィア「此処が虎ノ門かぁ……なんか想像していたのと違って現代的なんだね。」

 

八幡「どんなのを予想してたんだ?」

 

シルヴィア「なんか……和風的な印象の名前だったから、もっと古風な感じの街並みだと思ってたんだ。でもその真逆だったからさ。」

 

 

確かに虎ノ門って古風だよな。けど実際はめちゃくちゃ高層ビルが建ってる大都会だな。

 

 

八幡「さて、金刀比羅宮は………」

 

シルヴィア「……あっ、ねぇ八幡君、あれって鳥居かな?」

 

八幡「ん?」

 

 

よく見たらビルの下に鳥居らしきものが見えた。いや、明らかに鳥居だった。っていうか鳥居の真上にビル建てたらダメじゃね?

 

 

八幡「近付いて見るか。」

 

シルヴィア「うん。」

 

 

俺とシルヴィは歩いて鳥居に近付いた。すると………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『虎ノ門 金刀比羅宮』

 

 

シルヴィア「………あったね。」

 

八幡「あぁ、あったな。」

 

 

こんなビルの真下に鳥居作るなよ……それとも逆か?ん?奥には神社が見える。

 

 

シルヴィア「うん、此処で間違いなさそうだね。」

 

八幡「あぁ。分かってるとは思うが、手は出すなよ?」

 

シルヴィア「うん、見守ってるから。八幡君頑張ってね。」

 

 

さて、いっちょご対面といきますか。謎の強い霊気を持つ霊とやらに。穏便に済んでくれるのなら御の字だが、一体どんな奴なのやら。

 

 

 




お久しぶりのこのコーナー!

本当はあり得ない話その26

『特撮っ!撮影後のオーフェリアちゃん。にっ!』






『違い過ぎる私』の撮影後


八幡「やっぱすげぇ速さだよな。今回は俺と同じ量だぞ?」

オーフェリア「……だって美味しいんだもん!」

八幡「いや、それは分かるんだが……もしかしてオーフェリアって食べるの好きか?」

オーフェリア「うん!休みの日とかはよく食べ歩きとかしてるんだ!今度お兄さんも一緒に行こっ?」

八幡「おう。」


『この日と貴方に感謝』の撮影後


オーフェリア「………」

オーフェリア「〜〜〜!!お、お、お兄さんにキスしちゃったよぉ〜///」

オーフェリア「い、幾ら演技とはいえ、お兄さんとキス出来たのは………えへへ、嬉しいな〜♪」


キャーキャー♪


撮影班「………物凄く嬉しそうだな。」


ホントおまけのオーフェリアって可愛い。

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