学戦都市の“元”ボッチ   作:生焼け肉

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今回は八幡とシルヴィアの家で過ごす回です。

では、どうぞ!




※名誉ある傷

 

 

シルヴィアside

 

 

あ〜ぁ~……憂鬱だなぁ………もうすぐアジアツアーが始まっちゃうんだ。別にツアーが嫌なわけじゃないけど、八幡君と長い期間また会えなくなっちゃうのがとっても凄く憂鬱。この時ばかりは気分が沈むんだよね………

 

だからここ最近は家に帰ってなるべく八幡君と一緒に居られるようにしてるから、充実感は凄く得られてる。でもこの感情は仕方ないのかなぁ………前までどうやって乗り切ってたんだろう?

 

 

八幡「もうすぐアジアツアーが始まっちまうな。けど、今度のツアーはそう長くはならないんだろ?今回のツアー期間ってどのくらいなんだ?」

 

シルヴィア「3週間だよ。この前の欧州ツアーに比べたら、凄く短くなってるっていうのは分かってる。分かってるんだよ?でも………」

 

八幡「シルヴィからしてみれば、まだ長いと。」

 

シルヴィア「うん………」

 

 

だって八幡君と3週間も会えないんだもん。数日ならまだ耐えられるけど、週ってなると話は別だよ。流石に辛いよぉ~。

 

 

八幡「まぁ俺は学院とか修行とかあるから少しは考えなくて済むからまだ大丈夫だが、シルヴィはライブだけだからな……余計に考えちまうか。」

 

シルヴィア「これが終わったら次は後何日後~っていう風につい考えちゃうんだ。私って八幡君の事好き過ぎるのかな……どう思う?」

 

八幡「……まぁ、そう思ってくれてるのは素直に嬉しい///」

 

シルヴィア「そ、そっか……うん、私も嬉しいよ///」

 

 

そ、そうだよね///恋人同士が好きだって思い合う気持ちが嬉しくないわけ無いもんね///これって当たり前の感情だもんねっ!///

 

 

シルヴィア「ね、ねぇ八幡君///今日はさ、一緒にお風呂入らない?なんか久し振りに八幡君のお背中流したくなっちゃって……その、ダメかな?///」

 

八幡「………ま、まぁ、別に断る理由は無いからな。俺は構わないぞ///」

 

シルヴィア「じゃ、じゃあ八幡君が先に入っててね!私は心の準備とかあるから後から入るねっ!あっ、くれぐれも先に身体洗っちゃダメだからね!」

 

八幡「お、おう……」

 

 

急な提案だったけど受け入れてくれて良かった〜!最近一緒に入ってなかったっていうのもあるけど、背中を流したいっていうのも本当の事だしね。

 

………でも、1番の理由は一緒に入りたいってだけなんだけどね。ズルいって思われるかもしれないけど、ここは黙っておこうっと。だって八幡君と一緒に入りたいし///

 

 

ーーー風呂場ーーー

 

 

シルヴィア「お、お邪魔します……///」

 

八幡「あぁ……」

 

 

やっぱりこれはまだ慣れないなぁ……お互いの裸を見合うのは///

 

私はバスタオルを巻いたまま湯船に浸かって、八幡君の近くまで寄って行った。

 

 

シルヴィア「……やっぱり八幡君の筋肉って凄いね、凄く鍛えられてる。それにしなやかだし、無駄な脂肪を一切取り除いた均整の取れた筋肉って感じ。」

 

八幡「まぁ鍛えてるからな。武術を学ぶ者としてはこれくらいは当たり前だ。それに鍛える箇所を間違えたら、日常動作にも影響が出かねないからな。その辺りは注意しているつもりだ。」

 

 

でも、こんなに凄い筋肉の中に柔らかさもある。私を抱き締めてくれる時、凄く柔らかい感じがするから分かる。

 

それに………

 

 

シルヴィア「この傷痕も見慣れちゃったけど、私はこの傷痕が痛々しいとは思った事って1度も無いんだよね。」

 

八幡「あぁ、背中のこの痕か……この傷は治療しても治んなかったらしくてな。まぁ、暁彗の大技を真正面から食らったから無理も無いけどな。雷除けの技はあったんだが、流石にあの大技に通用しないって事は一瞬で分かったから、受け止めるしか無かったんだよな。」

 

シルヴィア「その雷除けで弱める事とかは出来なかったの?」

 

八幡「除ける効果はあっても弱める効果は無くてな。あんなデカくて強い雷、あの時の俺じゃ防ぐ手段を持ち合わせてなかった。今でも可能かどうか分からないしな。」

 

シルヴィア「そっかぁ……そんなに強力な技だったんだね、【覇軍星君】の雷は。」

 

八幡「あぁ、もう2度と受けたくない技だなあれは。ホントどうやって身に付けたんだか……」

 

 

八幡君の背中には【覇軍星君】から受けた大きな雷の痕がある。映像の記録を持ってたから分かったけど、物凄い雷の技だった。雷を受けた時の八幡君の火傷とか血が凄かったけど、最後には勝ったから凄く嬉しかった。

 

あの時はもっと傷があったけど、治療したから殆ど消えてるんだよね。傷が大きかった背中の部分は仕方ないよね。

 

 

シルヴィア「でも、私はこの傷痕好きだな……それに八幡君に合ってる気がする。」ダキッ

 

八幡「まぁ、俺にとっては名誉ある傷だからな。俺が序列2位を自分の力で勝ち取った証でもある。」

 

シルヴィア「うん……」

 

 

私は暫く八幡君の事を抱き締めていたけど、その事に気付いたのは目の前の八幡君の身体を見た時だった。

 

 

シルヴィア「え、えっと……それじゃあ身体、洗わせてもらいますっ!///」

 

八幡「お、おう……よろしく頼む///」

 

 

 




とあるアニメから真似ました!

本当はあり得ない話その27

『愛人』






八幡「………」

オーフェリア「むふふ〜♪」ダキッ!

八幡「ん?」

オーフェリア「えへへぇ〜!お兄さぁ〜ん♪」

シルヴィア「むぅ〜!」

シルヴィア「えいっ!」ダキッ!

八幡「おおっと、どうしたんだよシルヴィ。」

シルヴィア「なんとなく負けた気がしたから。」

八幡「わけが分からんぞ。」

オーフェリア「シルヴィアさん大丈夫だよぉ〜。」

シルヴィア「?」

オーフェリア「オーフェリアは愛人で良いのだっ!」

シルヴィア「………ならOKかな。」

八幡「OK……なのか?」


皆さんどのアニメか分かりますか?
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