学戦都市の“元”ボッチ   作:生焼け肉

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倒すは特大パフェ! 前編

 

 

シルヴィアside

 

 

シルヴィア「♪〜♪〜」

 

八幡「お、おいシルヴィ……嬉しいのは分かるが、そんなに急ぐなよ。まだ余裕あるんだろ?ゆっくり行かないか?」

 

シルヴィア「あるけどさ、やっぱり早くやりたいよ!恋人と一緒にパフェ食べるのっ!思ったんだけどさ、私達って食事は何度も一緒にしてるのに、パフェを頼んで食べさせ合いっことかした事無かったよね。何で気付なかったんだろう?」

 

八幡「………何でだろうな。」

 

シルヴィア「まぁ、いっか♪早く行こっ、八幡君っ♪」

 

八幡「そんなに慌てるなよ、パフェは逃げねぇって。」

 

シルヴィア「さっきも言ったけど、八幡君と早くパフェが食べたいのっ!」

 

 

楽しみだなぁ……あっ、八幡君と食べさせ合いっことか出来たりして♪よし、余裕があったらやってみよっと♪

 

 

ーーー○○○パフェーーー

 

 

シルヴィア「あぁ~やっと着いた〜!」

 

八幡「シルヴィが急ぐだけあって早く着いたな。」

 

シルヴィ「早く中に入ろうよ!」

 

 

カランコロンッ♪

 

 

店員「いらっしゃいま……え、えぇ!?」

 

 

私に反応してるのかな?それとも八幡君かな?八幡君も有名だからなぁ。

 

 

八幡「……2名です。」

 

店員「あっ!は、はい!2名様ですね!ご案内いたします!」

 

 

流石は八幡君っ!気が利くなぁ。それにしても、周りからの視線も結構あるなぁ~。まぁこれも慣れちゃったから別に何でもないけどね。

 

 

『ねぇねぇ、あの人達!』

 

『あっ!本物だ〜。』

 

『凄〜い!まさかこんな所で会えるなんて!』

 

 

まぁ当然だよね、私達外食とかあまりしないからなぁ。普段は学園か家で食べるから何処かに食べに行くって感覚が無いのかも。

 

 

店員「こ、こちらにお座りください!只今メニューをお持ちいたします!」

 

シルヴィア「あっ、すみません。私達、これをしに来たんですけど……出来ますか?」

 

店員「お、お預かりします……カップル限定の特大パフェに挑戦ですね?」

 

シルヴィア「はい、よろしくお願いします。」

 

店員「で、では準備致しますので、少々お待ちください!」

 

 

店員さんはそう言うと、慌てて厨房の方へと向かって走って行った。

 

 

シルヴィア「ねぇ八幡君、これから来るのってどんなパフェかな?」

 

八幡「そうだな……まぁオーソドックスなパフェが特大になったもんじゃないか?普通に考えて。チョコとかは考えにくいからな。」

 

シルヴィア「まぁそうだよね。挑戦とかって割と普通なのが多いって聞くから。」

 

八幡「シルヴィはパフェとかよく食べるのか?」

 

シルヴィア「う~ん……頻繁には食べないかなぁ。人気のスイーツ店だったら食べるけど、私はケーキとかしか頼まないかなぁ。パフェはあまり頼まないかも。」

 

八幡「俺もシルヴィがパフェ頼むところを見たのは今日が初めてだからな。」

 

 

確かに私、八幡君の前ではパフェとかアイスクリームとかって頼んだ事無かったなぁ。今更だけど何でだろう?

 

 

シルヴィア「八幡君は?こういうのって食べる?甘いのって好きだったよね?」

 

八幡「確かに甘い物は好きだが、あんまり甘過ぎるのはキツいな。それに俺もシルヴィと同じでこういうのはあまり食べない。もし注文した特大パフェがマッ缶並の甘さだったら、俺多分すぐにギブアップするぞ。」

 

シルヴィア「そんな事言わないでよぉ〜!本当にそうなったらどうするのさぁ〜。」

 

 

私信じてるからね!そうならないよねっ!?

 

 

シルヴィア「八幡君、私は信じてるかからねっ!」

 

八幡「あまり期待はしないでくれ、俺は大食いなんてした事無いんだから。」

 

シルヴィア「大丈夫!私を放って1人ギブアップしないでくれれば、それで良いからっ!」

 

 

ーーー10分後ーーー

 

 

店長「お待たせしました。私、タイムを測らせていただきますこの店の店長です。本日は特大パフェの挑戦、ありがとうございます。では早速、ルールのご説明をさせていただきます。制限時間30分以内に特大パフェを完食出来ればクリアとなります。その際には記念品と写真撮影をいたします。クリア出来なかった場合でも写真撮影は行わせていただきます。クリアを目指して頑張ってください。」

 

店員「で、ではこちらがカップル限定の特大パフェとなります!」

 

 

目の前に置かれたのは、本当に大きなパフェだった。人の顔が余裕で隠れるくらいの大きさだった。

 

アイスクリームがたくさん入れられていて、ストロベリートッポが3本、プチシュークリームが3つ、カットされたオレンジと白玉も3つずつで細切りにされたキウイが2切れ。見た感じこのソースはストロベリーとオレンジだろうね。その上からはトッピング用のチョコ。そして容器の1番下にはストロベリーソースがたくさん溜まっていた。

 

 

八幡「想像していた以上だ、かなりデカいな……」

 

シルヴィア「おぉ〜これは食べ応えがありそうだねぇ。」

 

店長「それでは……2人共、準備はよろしいでしょうか?」

 

 

私と八幡君は同時にスプーンを持って、ジッとパフェを見つめた。

 

 

店長「カップル限定特大パフェチャレンジ。よ~い………スタートッ!」

 

 

 




特大パフェは
びっくりドンキーのメリーメリーゴーランドの特大版にお菓子を増やししたものです。
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