学戦都市の“元”ボッチ   作:生焼け肉

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直での再会

 

陽乃side

 

 

もうすぐ学園祭かぁ……やぁ~昨年とかはあんまりよく分からなかったから楽しめてなかったけど、今年は八幡君が居るからねぇ。楽しめる事間違い無しだね!因みに去年も楽しかったよ!

 

やっぱり彼が居ると違うね〜。前の彼も面白かったけど、今の彼はその倍くらい面白い。まぁ私が仮面を着けてない事もあるんだけどね。お母さんも八幡君の事気に入ってるし、私も毎日充実してる。シルヴィアちゃんに八幡君は取られちゃったけど、別に八幡君を狙ってたわけじゃないから気にしてない。

 

にしても八幡君ったら、いつの間にあの世界の歌姫で超有名人のシルヴィアちゃんを堕としたんだろう?付き合ったのが去年の《王竜星武祭》だから最低でも1ヶ月前には合ってるよね。

 

でもそしたら、あの2人ってそんな短い期間でお互いの事を好きになっちゃったのかな?シルヴィアちゃんに至っては八幡君にメロメロだしね。2人が一緒に居るところなんて《王竜星武祭》以来生では見てないけど、きっとラブラブなんだろうね〜。

 

まぁ近くに居たら胸焼けしそうだし、これくらいの距離の方が良いのかもね。

 

 

………ん?あれって……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雪乃「………」

 

由比ヶ浜「………」

 

小町「………」

 

 

やっぱり!あの3人だ!こんな所で何してるのかな〜?よしっ!行ってみよっと!

 

 

陽乃「ひゃっはろー!何してるの?こんな所で。」

 

雪乃「っ……姉さん。」

 

 

姉って呼ばれたくはないんだけど……まぁいっか。

 

 

由比ヶ浜「や、やっはろーです……」

 

小町「………こんにちは。」

 

 

ありゃりゃ、1番元気そうな子が1番落ち込んでるよ。どうしたのかな?

 

 

陽乃「学園祭の準備かな?」

 

雪乃「……えぇ。」

 

陽乃「そっかぁ、3人は六花の学園祭初めてだっけ?なら楽しまないとね。」

 

由比ヶ浜「あの、界龍は何をするんですか?」

 

陽乃「界龍は拳士と道士によるパフォーマンス演武と簡単講習会。最終日にコロシアムだよ。参加する?」

 

雪乃「……比企谷君は出るのかしら?」

 

陽乃「………それを私が素直に言うと思ってるの?私も《鳳凰星武祭》の事は知ってるんだよね〜。あんな事をしようとしてた子達にそんな事教えると思ってるの?それに、小町ちゃんは随分静かだね。元気無いけどどうかしたの?」

 

小町「………何でもないです。」

 

陽乃「ふーん……まぁいいや。じゃあ私は行くね。分かってるとは思うけど、くれぐれも八幡君には近付かないでね。」

 

由比ヶ浜「ま、待ってください!もう1度ヒッキーに会う事は出来ませんか!?」

 

陽乃「……君は何寝惚けた事言ってるのかな?雪乃ちゃんから聞いてないの?君達は雪ノ下家に監視されてるって事を。それに、八幡君がそんな事許すと思ってるの?」

 

由比ヶ浜「ヒッキーなら会ってくれる筈です!」

 

陽乃「ふぅ~ん……じゃあ試してみよっか?」

 

由比ヶ浜「え?」

 

陽乃「今から八幡君に通信して君達と会話をするかしないかを聞いてあげる。勿論君達は黙ってる事。一切喋らない事。どう?」

 

 

まぁ八幡君に限って会うような事はしないと思うけどね。

 

 

由比ヶ浜「お願いします!」

 

雪乃「……お願いするわ。」

 

陽乃「うんうん、2人の意思は聞いたよ。で?小町ちゃんはどうするの?」

 

小町「………お願いします。」

 

陽乃「オッケー!じゃあ通信するから一言も喋らないでね〜。」

 

 

八幡君の事だから今は学院かな?皆の鍛錬とかしてそうだけど……

 

 

pipipi…pipipi…

 

 

八幡『どうも。どうかしましたか陽乃さん?』

 

陽乃「ごめんね〜急に。突然なんだけどさ、私今隠れながら雪乃ちゃん達の後をつけてるんだよね。」

 

八幡『貴女は休日に何してるんですか……』

 

陽乃「暇潰しには良いでしょ!」

 

八幡『暇潰しがストーカーという事に驚きましたよ。』

 

陽乃「それでさ!八幡君は彼女達と会話出来るならする?しない?」

 

 

さぁて、八幡君はどう出るかな?

 

 

八幡『何言ってんです?そんなのこっちからお断りですよ。というかなんです?その質問は?』

 

陽乃「いや?ただ八幡君の気は変わってないか試しただけだよ。」

 

八幡『縁を切った奴等と何を話せと言うんですか貴女は?』

 

陽乃「あっはは!それもそっか。」

 

 

うん、予想通りだね!

 

 

陽乃「ありがとね、八幡君!ごめんね〜突然通信掛けちゃって。」

 

八幡『別に気にしてませんので。』

 

陽乃「うん、じゃね〜!」

 

 

いや〜予想通りになったね。まぁ外れる事なんてあり得ないけどね。

 

 

陽乃「結果はご覧の通りだよ。君達はもう少し自分のした事の重さを考えるべきだね。八幡君から言われてたと思ってたんだけどなぁ。」

 

3人「………」

 

 

なんかシラケちゃったなぁ。もういいや。

 

 

陽乃「じゃあ私は行くね、元々用なんて無かったし。」

 

 

もう関わりたくもないしね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それにしても、あの頃から何にも変わってないんだね。まぁ変われるわけないか。それが出来てるなら八幡君に謝ってるもんね。

 

あっ!あそこに居るのはシルヴィアちゃんかな?良いねぇ堂々と歩けて!これも八幡君とお付き合いした効果かな?

 

声掛けよっかなぁ〜……っ!……まさか今日1日でこんなにも会いたくない人にバッタリ会うなんてね。

 

 

葉山「やぁ、陽乃さん。」

 

 

 

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