学戦都市の“元”ボッチ   作:生焼け肉

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寝落ちしちゃいました!すみません!
いや、確かに起きてた筈なんですけど、気がついたらこの時間まで失神してました。

なんか申し訳ないです。




不可解な理由

 

 

ーーーーーー

 

 

此処は聖ガラードワース学園。六花の中にある六学園の中でも名門校の学園で、近年の星武祭の成績は常にトップに君臨している学園である。校風は西洋文化を取り入れており、規律と忠誠に重視されている厳格な校風であり、決闘(デュエル)も禁止されている。まさに騎士道を体現したかのような学園だった。

 

そんな学園でも楽しみな催しには弱いのだろう。学園祭の準備に皆はいつも以上の精を出していた。

 

 

生徒「こっちに紅茶の茶葉を頼む!」

 

生徒「分かった!あっ、それならこっちには食パンとサンドイッチの具材を持って来てくれ!」

 

生徒「飾りつけはこの辺でいいかしら?」

 

生徒「もう少し右ですわね。」

 

 

このような状況になっていた。だがこれもガラードワースの良いところなのかもしれない、学園行事にも全力を出す。これだけの事でも手を抜かずにやるのは、素晴らしい事であろう。

 

そして、やはり人間なのであろう。騎士であってもこんな事も話のタネになったりもするのだ。

 

 

生徒1「ねぇねぇ!この前シルヴィアさんと比企谷さんが一緒に買い物しているところ、見ちゃったんだよね〜!」

 

生徒2「えっ、うそ〜!?その記録とかは無いの!?」

 

生徒1「その時の甘さにやられてしまってシャッターチャンスが……」

 

生徒2「あぁ〜勿体無い!それでどうだった!?」

 

生徒1「さっきも言ったけど、もう甘いよ。シルヴィアさんは比企谷さんの腕に抱き着きながら歩いてるし、比企谷さんは優しそうな目でシルヴィアさんを見てるし、もう甘かったよ。」

 

生徒2「甘いって2回言ったね……でも、そんなになんだ。あ~あ~、私も2人に会いたいなぁ〜。」

 

生徒1「もしかしたら、この学園祭でデートするかもだから探してみない?」

 

生徒2「良いねぇ!探してみよっか!」

 

 

………っと、このような恋バナ?というよりも最近の若者に1番話題になっているのは、比企谷八幡とシルヴィア・リューネハイムの交際の事だった。加えて、去年の界龍による《鳳凰星武祭》の準決勝独占の効果で、生徒の目的地はある学院に集中していた。

 

 

女子1「ねぇねぇ!皆は何処に行くか決めたの?」

 

女子2「私は勿論界龍!比企谷さんに武術教えてもらうんだ〜!」

 

男子1「やっぱりか〜。実は俺達も界龍なんだよ、しかも目的も同じだしな。」

 

男子2「あぁ、俺達も比企谷八幡の武術講習会に行く予定だ。」

 

女子2「やっぱりかぁ〜。《鳳凰星武祭》の剣術とか武術とか凄かったもんね!」

 

男子1「俺もあんな風に剣を扱えるようになりてぇな〜……」

 

女子2「そうだよねぇ~!ねぇ、葉山君はどう思う?」

 

 

葉山side

 

 

くそっ……そこでもそうだったが、この学園は比企谷の話題が多過ぎる。俺のグループでもそれは絶えない、というより寧ろ増えている。あんな目の腐った奴のどこが良いって言うんだ。アイツの話なんてもう聞き飽きた、だからもう俺の前でアイツの話をするのは止めてくれ。

 

 

葉山「そうだな……俺はやめておこうと思ってるよ。今の剣の形を忘れたら困るからね。それに、俺は今の型を崩すつもりは無いから。」

 

男子1「流石優等生、言う事が違うねぇ。」

 

女子2「ん~でもさ葉山君。型が崩れるまで教えてもらうわけじゃないんだから、参加してみたら?だって簡単な武術講習会って記載されてあったよ?比企谷さんの型を教えてもらうわけじゃないんだからさ。」

 

 

分かってないなぁ君は……俺は比企谷に会う事自体が嫌なんだよ。何で俺がわざわざ嫌いな奴の所に行って教えを受けなきゃならないんだよ。僕はガラードワースの序列57位で正騎士だよ?そんな俺が何で卑怯な手を使っただけで序列2位になった奴の指導を受けなきゃならないんだ?

 

全く反吐が出るね。

 

 

葉山「それでも遠慮しておくよ。「葉山く~ん、ちょっと来て~。」……ごめん、ちょっと行って来るよ。」

 

女子1《うん、行ってらっしゃい。」

 

 

比企谷なんかに指導なんて出来るわけないじゃないか、俺の方がよっぽど向いてるね。

 

 

葉山sideout

 

ーーーーーー

 

 

男子1「………なぁ。最近思ったんだけどよ、最近の隼人君ってさ付き合い悪いよな。」

 

男子2「あぁ。それになんか比企谷さんの名前出したら、何となく嫌そうな顔もするし。」

 

女子1「私もそれ思った。理由は分からないけど、何であんな顔するんだろうね?」

 

女子2「ん~分かんないけど、確かに最近付き合い悪いし、よく比企谷さんの名前を出すと嫌な表情は作るよね。」

 

男子2「もしかしてだけどさ、比企谷さんの事が嫌いだとか?」

 

女子1「でも葉山君と比企谷さんに何か接点ってあったっけ?何も無いと思うんだけど……」

 

男子2「……だよな。何も無い、よな?」

 

女子2「会ってたら私達にも話してるよきっと。だって自慢出来るじゃん。でも、葉山君の様子を見る限り、それは無いかもね。」

 

 

葉山グループの面子は葉山隼人が最近付き合いが悪いのと、比企谷八幡の名前が出ると不機嫌になる理由を考えていたが、浮かんできそうにも無かった。

 

 

 





これはただの余談なんですが、昨日の12/28は私の誕生日でした!余談まで見てくれてありがとうございます。

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