皆様、大変長らくお待たせ致しました。本日より投稿を再開したいと思います。
2月は色々な所へとバタバタしているので、投稿が出来ない日も出てくると思いますがそこはご了承下さい。
改めてスタートです!
八幡side
小苑さんの中華を食べて、のんびりする事2時間。小苑さんは身体を動かしてくると言って1時間前くらいにこの部屋を出て行ったが、俺のサイドにいる2人は梃子でも動きそうにない。別にこの状態が嫌なわけではないが……俺にくっついてて楽しいか?
シルヴィア「♪〜♪〜」
シルヴィ、君は俺のアホ毛をイジるんじゃありません。これは飾りじゃないんだから。こうなっちゃうものなんだから!
オーフェリア「………」
オーフェリア、君も大概そうだからね?掴んでいる俺の手を操って自分の頭ナデナデするのはやめなさい。それくらいならやってあげるから。
八幡「………なぁ、退屈じゃないのか?こんな座ってるだけなのに。」
シルヴィア「え?なんで?」
オーフェリア「………?」
本当に退屈じゃないの?嘘つかなくてもいいんだよ?
八幡「いや、さっきからこの場を離れずにいるからな。俺の部屋に遊ぶ物とか暇潰しになる物が無いのは前から知ってるつもりだが……」
シルヴィア「全然暇じゃないよ?」
オーフェリア「………私も退屈だなんて思ってないわ。何故そう思ったの?」
いや、逆に俺が何で退屈していないのか聞きたいんだが?
八幡「………なんとなくだ。」
オーフェリア「………そう。でも大丈夫よ。私たちは退屈だなんて感じてないから。」
シルヴィア「うんうん!だって八幡くんがいるからね!」
オーフェリア「………そうね。」
………俺がいるだけで退屈凌ぎになるとはな。
八幡「ならいいんだが、1時間後に次の講習会の時間だから、俺も動かなきゃならん。離れてくれるか?」
シルヴィア「……ちょっと名残惜しいけど、しょうがないよね。」
オーフェリア「………残念だわ。」
2人共素直に離れてくれた。それはありがたいんだが、そんな顔をしないで欲しい。
ーーー界龍・廊下ーーー
シルヴィア「午後は確か星仙術だったよね?」
八幡「あぁ。星仙術と陰陽術だ。この2つは他学園や一般の人が出来るようなもんじゃないから見せるだけになっちまうけどな。」
オーフェリア「………それでも良いと思うわ。界龍はこの技術を取り入れたから今期の《鳳凰星武祭》で上位を独占出来たって納得せざるを得ないくらいのものを披露すればいいんじゃないかしら?」
八幡「危ないのはやらない。一般の人でも大丈夫なものにする。あくまでも簡単で見栄えの良い術式にするつもりだからな。」
オーフェリア「………安全第一という事ね。なら八幡はどんな術を使うの?」
八幡「そうだな……まぁ普通に簡単に出来そうな奴だな。その方が安全だろ。」
シルヴィア「そうだね。別に大きい技を無理して見せる必要もないからね。」
まぁ俺の場合、使ったら
オーフェリア「………でも八幡。貴方の事を信じていないわけではないのだけど、この2つについて説明は出来るの?」
八幡「一通りは出来る。出来なきゃ術者なんて名乗れんだろ。」
オーフェリア「………なら、もし私の毒が陰陽術か星仙術だとしたら、貴方ならどう説明する?」
八幡「いきなりだな……まぁいい。そうだな……呪符の中に毒霧の術式を織り交ぜたって所だな。他は工夫次第だ。」
オーフェリア「………工夫?」
八幡「例えばお前の【
シルヴィア「ふぅーん……奥が深いんだね。」
八幡「今でも研究されてるからな。終わりがない限り製作というのは無限の可能性を秘めてる。」
オーフェリア「………カッコつけたのかしら?」
八幡「………何で分かったんだよ。」
オーフェリア「………八幡はそんな事を進んでいう人ではないから。」
俺の事をよく分かってんのな。恐ろしくよく見ておられるようで。
シルヴィア「確かに八幡くんは、今みたいな言葉を進んで言う人ではないよね。八幡くんってばどうしたの?」
八幡「……いいだろ偶には///」
2人「そうだね〜♪(………そうね。)」
そんな生ぬるい目で見るな……
しかし、昼からの俺は2人に言い負かされてばかりだな。何でだ?
やっぱり再開したのが3日後だからなのか、内容薄ですね。
しかも短いという……すみません。