学戦都市の“元”ボッチ   作:生焼け肉

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今日からまた遠出の仕事です。
なんとか投稿はしましたが、日付変わった上に短いです。

では、どうぞ。


動けない男

 

八幡side

 

 

2人と雑談をしながらも、俺たちは再び八天門場へと向かっていた。だが界龍(此処)の奴らはシルヴィの事を知っててもオーフェリアの事は知らないからな。

 

奴らの反応はどうだ?

 

 

八幡「オーフェリア。言われる事はあるかもしれないが、あまり気にしないでくれよ?」

 

オーフェリア「………大丈夫よ。貴方が説明してくれるのでしょ?」

 

八幡「あぁ、そこは保証する。」

 

シルヴィア「まぁ八幡くんは此処のリーダーみたいな人だからね。八幡くんが言ったら皆納得しそうだよね。」

 

 

リーダーではないが、納得してくれたら助かるのは違いないな。

 

 

ーーー八天門場ーーー

 

 

八幡「じゃあ俺は準備をしてくる。」

 

シルヴィア「私も手伝うよ。」

 

オーフェリア「………私もやるわ。」

 

八幡「いや、そんなにやる事もないから大丈夫だ。ゆっくりしてろ。」

 

 

そして俺は門を開けた……んだが。

 

 

「「「お疲れ様です!!尊師!!」」」

 

 

………既に片付けや準備をしていた。

 

 

八幡「……なぁ、俺の講習会なんだから別に準備はしなくてもいいんだぞ?それに次の講習会なんて準備なんてあんまないだろ?」

 

「確かにあまりありませんが、このくらいはさせて下さい!」

 

「その通りです!これくらいでしか我々は役に立てないのですから!」

 

 

八天門場は界龍の中では一番広い道場だが、10人で作業する程広くはないぞ。

 

 

オーフェリア「………随分慕われているのね、八幡。」

 

八幡「………少し抑えて欲しいけどな。」

 

 

これは本当の事だ。もう少しで良いから抑えて欲しい。

 

 

「………尊師、何故後ろに【孤毒の魔女】が?確かに出入りは自由ですが、此処は関係者以外はまだ入れませんが?」

 

八幡「こいつはシルヴィと同じで俺の客人だ。それともダメだったか?」

 

「い、いえ!尊師のお客様という事なら構いませんが………」

 

シルヴィア「おぉ〜流石八幡くんだね!」

 

オーフェリア「………本当に納得したわね。」

 

 

こいつらが聞き分けないみたいに言うなよ。

 

 

八幡「そういう訳だ。オーフェリアの事は気にしなくてもいい。それよか何か手伝えることはあるか?」

 

「いえ!尊師は時間になるまでゆっくりお過ごしください!」

 

「その通りです!これから尊師は参加者の方々に尊師のお力を見せるのですよ!?お身体を万全にしておいてください!」

 

八幡「………そんなに俺を動かしたくないのか?どして?」

 

「動ける時に動けなくなってしまっては大惨事です!ですので尊師には万全な体制で臨んで欲しいのです!」

 

 

なんとなくは分かるが、少し動いても負担にはならんだろうに。

 

 

シルヴィア「……なんか間近で見ると、面白いけど可哀想にも感じるね。」

 

オーフェリア「………八幡ってある意味不便な立場にあるのね。」

 

 

そこの2人!聞こえてるから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




最近はこんなのが続くと思います。

おまけの方は、こんな時間なのですみません。

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