最近は文字数も少なくてダメですね。
八幡side
今日最後の講習会だ。今のところ参加者の人数は充分過ぎるくらいいるらしい。参加者を500人に限定しているからか、午前にやった時よりも多く感じる。
「尊師、お身体の方は大丈夫ですか?」
八幡「お前よぉ、俺があのくらい身体動かした程度でへこたれると思ってるのか?」
「そうではありませんが……」
八幡「なら分かってるだろ?大丈夫だ、心配無用だ。」
恩着せがましい言い方するが、日々お前らの鍛錬を誰が見てると思ってんだ?
「尊師、あちらのお2人はどうするのですか?1度講習会に参加されているのですよね?」
八幡「それに関しても問題ない。2人には俺の部屋で待っててもらう事にしてある。講習会には影響ない。」
「それならばいいのですが……」
八幡「何だ?」
「いえ、何かあるわけではないので、お気になさらず。」
………まぁいいか。
八幡sideout
ーーーーーー
ーーー界龍・校門前ーーー
冬香「皆さん、間も無く午後の講習会の受付が始まります。内容は午前と同じですが、違う点は午前と違って椅子やテーブルがある事です。自由席になっていますが、足りない、もしくは余ったなどがあれば迅速に対処して下さい。」
「「「「「「はっ!」」」」」」
冬香「今回は合図を出しませんので、各自準備して下さい!」
内容が分かっているから時間を省きたかったのだろう。冬香自身も開門の時間を早めたかったのかもしれない。
冬香「………少し連絡を入れますか。」
pi、pi、pipipi…pipipi…
冬香は誰かに通信を入れ始めた。
八幡『もしもし、冬香さん?』
相手は今回の講習会の講師、比企谷八幡だった。
冬香「八幡さん、突然のお電話申し訳ございません。もうすぐ開門しようと思っていたのですが、準備の程は如何でしょうか?」
八幡『もうですか?準備なら出来てますけど、少し早くないですか? 』
冬香「そうですが、お客様はこの寒い中外で待っていらっしゃるのです。少しでも早く中に入れさせて講習を早めにさせてあげてはと思いして。」
八幡『……成る程、そうでしたか。えぇ、じゃあそうしてください。俺もその意見に賛成です。』
冬香「すみません、ありがとうございます。では開門の指示を出しますね。」
八幡『お願いします。』
冬香「後、この講習会が無事に終わりましたら、ケーキの1つ作って下さいませんか?」
八幡『構いませんよ。冬香さんにはこの講習会でお世話になってますからね。そのくらいならお安い御用ですよ。』
冬香(言質は取りましたからね♪)
冬香「ありがとうございます。では。」
冬香は八幡との通信を終えると門番の方へと向かって行った。
「冬香殿?まだ開門の時間ではございませんが?」
冬香「先程八幡さんに確認を取りました。外は寒いので講習は早めてもいいかと。承認を得たので門を開けてもらいに行くところです。」
「そうでしたか。それは失礼いたしました。ですが、私に言ってくだされば開門の指示くらい出しますのに。」
冬香「誰かに似たのでしょうね。自分で動きたいと思ってしまうのですよ。」
冬香が言ってる誰かとは、十中八九八幡だろう。冬香もそのくらい八幡を見ているという事でもある。
冬香「すみません。比企谷尊師が開門の時間を早めるよう指示がありましたので、もう開門して下さっても構いません。受付班も全て持ち場につきましたので。」
門番1「承りました。よし、門を開けるぞ!」
門番2「はい!」
門番1「では、門を開きます!前列の方を押さないように進んで下さい!」
ーーー30分後ーーー
程なくして全施設の入場人数が定員を占めていた。定員になっていないのは、やはり八天門場であった。此処が一番大きい道場もあってか、人数も多い。その為時間も掛かるのだ。
冬香「ごゆっくりお楽しみ下さい………こちら八、定員になりました。これから八へと入場させます。」
『『『『『『了解。』』』』』』
冬香「皆様、大変お待たせ致しました。これから中へとご案内致します。重ねて申し上げますが、前の方を押さないようにゆっくりとお進みください。」
八幡さん、後はお願いしますよ。
昨日やろうと思ってたのですが、忘れましたので後書きにて発表します。
大したことではありませんが、20000000UA突破致しました。これだけのユーザーが見てくださっていると思うとうれしく思います。