日付変わっちゃいました!すみません!
八幡side
さて、やっと午後の講習会が始まるな。待っている最初の間は寛げるが、時間が経つにつれて早く時間になってくれと思っていたものだ。
今俺は影の中に居る。ん?何処の影かって?そりゃお前……アレだよ、俺が影で忍べるようにと思って影の出来る場所を作ってもらったんだよ。要するにだ、この道場に天井は無いが、木材を使って日を遮ってるから影を作れたんだよ。我ながら上手い事を思いついたと思っている。
一応現時刻を教えておこう。講習会が始まる2分前だ。つまり3時58分だ。10分前から影の中に居るわけだが、待ってる時の10分って異様に長いんだよな。まぁそれはさておき、これが終われば界龍のイベントは全て終了になる。コロシアムの方は中止にして良かったと思う。多分だが、俺に挑戦してくるであろう輩が大勢居たと思うから。
『皆様、大変長らくお待たせいたしました。この度はは六花及び界龍第七学院の催しに参加して頂き、誠にありがとうございます。当学院の最終イベント『比企谷八幡尊師による陰陽、星仙術の真髄』です。どうぞ、お楽しみ下さい。」
おい、そのタイトル盛り過ぎだろ!真髄っつっても何も見せるもんなんてないからな!
まぁ出るしかないんだけどよ。
俺はそう思いながらも、会場の真ん中から徐々に姿を顕にしていった。八天門場に居る参加者からは拍手が起こった。
八幡sideout
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八幡「只今ご紹介に預かりました、当校の高等部2年の比企谷八幡です。これから陰陽術や星仙術の説明や技などを見せていくつもりです。皆様の中には理解出来ない方もいらっしゃるとは思いますが、初めての目線から見る楽しみもあります。なので、この講習会を楽しんでもらえると、私は嬉しいです。」
八幡「長話も退屈させてしまうので、早速説明からいきたいと思います。先ずは陰陽術から説明していこうと思ってます。まず陰陽術とは簡単にいえば呪術、占術の類です。皆さんはご存知ないと思いますが、
八幡「恐らくですが勘違いしている方も多いと思います。陰陽の五行は木・火・土・金・水の5つで雷は構成されていません。五行は星型のそれぞれの角に分類されていて、上が木、右が火、右下が土、左下が金、最後の左が水となっております。あまり難しい説明をしてもアレなので、陰陽の説明はこれくらいにしましょう。」
八幡は腰のホルダーから1枚の呪符を取り出して皆に見せた。
八幡「これは私が普段使用している呪符です。普通の呪符は文字があるのですが、私のは1文字しかありません。理由は特にありませんが、私の場合はこの1文字だけ見れば何の呪符か分かるからです。例えばこれは《火》と書いてあります。これだったら……【邪符を焼き払え、喼急如律令。】」
すると、八幡の持っていた札から火が燃え盛り、八幡の掌で燃え続けていた。
八幡「このように呪文を唱えて最後に『喼急如律令』と唱えれば術を使う事が出来ます。次にこの火を利用するには何の属性が必要だと思いますか?」
八幡が会場の皆に問い掛けた。様々な答えが出て来たが、中には正解者も居た。
八幡「皆さん様々な回答をありがとうございます。正解は……全てなんです。」
参加者はザワザワと騒めき始めた。
八幡「皆さんの疑問は最もでしょう。確かに火を利用するには隣にある木が1番です。真逆の存在である水をやってしまうと火は消えてしまいます。ですが、火というのは水をかければ普通に消えてしまいますか?例えばですが、火事の火は何十分と水をかけ続けないと消えません。他の行もそうです。金の部分に木の芽を植えても育ちませんし、土に水を与えても育ちません。金に火をかけても意味は無いですし、土に木を植えるだけでは木は育ちません。連想ゲームみたいなものだと思ってくれれば簡単だと思いです。」
八幡「それでは次に火と相性の良い木で組み合わせてみましょう。【炎を導き、灰を地に
八幡がもう1枚の呪符を出して呪文を唱え、放り投げるとそこから木が生まれ、手を持っていた火を投げると木は燃え盛り、大きな火へと生まれ変わっていた。
八幡「このように相性の良いもの同士だと、主体で使っている術の威力を倍に引き出す事も出来ます。中には相性の悪いもの同士で扱う術もありますが、扱いが難しく制御にもコツが要りますので、私は基本やりません。皆様も時間がありましたら、是非陰陽術について学んでみてください。それでは次に学院独自の技術、星仙術についてご説明致します。」
どうでした?自分でもウィキペディアとか見ながらやったので、少し不安です。