皆様に一言……陰陽術と星仙術って分からん。
だから全く良い話を作れる自信がなかった作者、生焼け肉です。
前回あんな内容で分かりずらかったですよね?多分今回もです。
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八幡「皆様も時間がありましたら、是非陰陽術について学んでみてください。それでは次に学院独自の技術、星仙術についてご説明致します。」
八幡「星仙術とは、我々界龍が独自に開発して発展させた万応素コントロール技術の事です。この技術は【魔女】や【魔術師】と言った能力者の人にしか使えませんので、星仙術を使う者の事を学院では
八幡「【魔女】や【魔術師】の能力は個々の才能に依存されますが、この星仙術は技術としてある程度汎用化させる事が目的とされています。簡単に言えば、万応素の反応を体系的に分類して、系統的な技術として習得出来るようにしたものです。さらに砕いて言えば、1つの能力に依存する【魔女】や【魔術師】と違い、道士は鍛錬によって複数の能力を習得する事が可能なのです。」
八幡が間を置きながら説明をするが、参加者の半分くらいが分かっていなさそうな顔をしていた。
八幡「皆様も私の能力はご存知だと思いますが、念の為に教えておきます。私の能力は『影』と『幻』です。『影』は先程見た方もいると思います。影を操る能力です。影へと入ったり、実体化させて攻撃させたりと使い方は様々です。『幻』は分かりやすく言うならば、夢、幻術ですね。相手の精神、意識を別世界へと飛ばし、精神的疲労やダメージを与える能力です。」
八幡「今回の場合、皆さんに悪夢など見せるのは論外ですので、『影』の方で披露していきたいと思います。まずは……」
八幡が影の中に入っては出て来てを繰り返し、その次に自身の影から影を伸ばして様々な形に変化させていた。
見ている参加者は八幡の能力に疑問を持ってはいなかった。
八幡「これで皆さんは私の能力の一端を見る事が出来たでしょう。続いては、この影に星仙術を加えます。」
八幡は立て掛けてあった棍を持つと、先の方に影を纏わせた。
八幡「これは星仙術の中でも初歩的なものです。私は武器に纏わせる事はあまりしませんが、武器に影と星仙術を纏わせる時は、武器全体に水を浸透させるように流し込んでいきます。」
すると棍の全体が影で覆われ、その直後に黒い鉛色へと変化した。見た目は鉄の棒だった。
八幡「今のこの棒、正式には棍と言いますが、皆さんもお分かりの通り先程は明るい茶色で木の色をしていました。ですが今は黒く歪に光る鉄の棒のように見えている筈です。これも星仙術の1つです、この棍を鉄のように固く強化しました。なので攻撃力は愚か、耐久性も上がっています。」
八幡「攻撃にならこんな事も出来ます。」
八幡は鉄の状態を解き、また黒い棒の状態に戻したが、棍の両先端に紫色の炎を纏わせた。
八幡「この両先端の炎は実際の炎ではなく、私の能力の影です。影を火の形に星仙術で変えたんです。他にも様々な組み合わせがありますので、次はそれを披露します。」
その後八幡は、色々な星仙術の組み合わせを披露した。
先程の棒を使って今度は風を纏わせて斬撃を飛ばす。
分身だが中身は爆弾。
自身を透明化させて参加者を驚かせる。
自身の分身に自身を攻撃させるが、実は本体ではない事。
八幡の開発した星仙術はどれも自分の能力に相性の良いもの同士を取り入れていた。
八幡「このような感じで星仙術は武器に纏わせたり、自身の能力に付与させたりする事が出来ます。最初にも言いましたが、星仙術は【魔女】【魔術師】でしか体得出来ません。ですが、先にやった陰陽術は【星脈世代】に関わらず一般の方でも活用する事が出来ます。興味がおありでしたら是非やってみてください。では、これで本日の講習を終了したいと思います。本日はありがとうございました。」
参加者からは拍手が巻き起こり、八幡の講習会は無事終了を遂げた。
シルヴィア「いや〜凄かったね~!」
オーフェリア「………そうね、流石八幡だわ。説明も分かりやすかったわ。今度、私も陰陽術と星仙術を習ってみようかしら?」
星露「やめておけ、お主が習得しようとしても呪符がお主の魔力に耐え切れず、毒まみれになりそうじゃわい。」
オーフェリア「………そういう貴女は使いこなせるの?」
星露「バカにするでないわ。陰陽術はからっきしじゃが、星仙術は八幡よりも妾の方が練度は上じゃ。八幡よりも使える技は多いのじゃぞ?」
オーフェリア「………そう、でも貴女からは教わらないわ。」
星露「お主ならそうじゃろうな、迷わず八幡に教わりに行きそうじゃわい。」
虎峰「………」ガチガチ…
セシリー「虎峰もいい加減こっちに戻って来なよー。いつまで固まってるのさー?此処に入ってきてからずっとその調子じゃーん。」
シルヴィア「あはは……さて、私も八幡君の所に……っ!!?」
オーフェリア「………どうかしたの?」
シルヴィア(嘘……何でこんな所に?どうして?)
シルヴィア「………ウルスラ?」
シルヴィアは突然見つけた誰かの名前を呟いてから、部屋を飛び出すかのように出て行った。
おまけ出したいところでしたが、雰囲気をぶち壊したくないので無しにします。