祢々切丸side
ーーー400年後・東京都浮世絵町ーーー
ぬらりひょんが僕を持ってから子をなし、その子がまた子をなしと孫が出来た頃、僕の運命が動く。
また簡単にいくよ?分からなかったら、前回同様ぬらりひょんの孫を全部見る事を勧めるね!
その孫は、とある理由から妖怪である事を嫌い、人間として生きていこうと決めていました。理由は、自分の敷地内に居る妖怪達が悪さをしていたから。でも、当たり前だよね?妖怪だもん。妖怪は悪いものだよ。そしてその孫、極めつけがその一家の跡目なのだよ。いやー凄いねー。(棒)
それからその孫は、幾多もの苦難に巻き込まれるも、全てを乗り越えてきた。
あっ!言い忘れてたけど、この孫の実家は妖怪の屋敷兼ヤクザの家でもあるんだよ?話逸れたけど、仲間の想いによりその孫は、ついに一家の若頭にして次期総大将候補となった。
それから、四国の化け狸を倒したり、遠野で修行したり、京都に親の仇討つ為に行ったり………っとここからだった、危ない危ない。
仇討ったと思ったら、またもや新しい敵が……それが八幡っ!!……じゃなくて鵺だったんだよ。伝説上に出でくる鵺とは違って、人の形をした妖怪なんだよ。鵺っていうのは得体の知れないっていう意味もあるからね。実を言うと、鵺の正体は安倍晴明、陰陽師なんだよ!
その孫は、僕で鵺を斬ろうとしたんだけど、指先1つで止められて、あまつさえ僕を粉々にしたんだよ!?ンキーーッ!!今思い出しただけでもムカつくなーっ!あんなのただ人の形をしたただの妖怪なのにっ!!
まだ身体が出来ていないとか言って、地獄に逃げた鵺は推測でも1年くらいは出て来ないそうで、まずは一安心。
折れた?といよりも砕かれた僕は、当時の妖刀作りの天才陰陽師に託され、青森県の恐山で新調されてましたー。
直った僕が孫の手に渡ると、祖父と十三代目秀元の会話が聞こえた。
※前作の最後あたりです。
そして………
秀元「あんな、ぬらちゃん。その刀にはな………
剣霊が宿っとるんよ。それも途轍もなく強い。もし、自分が認めない存在に渡ったら、そいつエラい事になるから気ィつけてな。これでも僕、陰陽師だけど君は祓いたくないからね。一応、警告はしておくよ。」
過去の会話を聞いた孫は、鵺と戦うために全国の妖怪を集め、鵺との全面戦争に挑むんだよ。
それからの道のりはこちら!
※これも大雑把です。
城に乗り込むために、結界破壊。
(僕の出番はまだ先だよー。)
↓
鵺の子孫たちと戦闘。
(孫の仲間達がね?)
↓
鵺の実子と戦闘。
(いや~手に汗握られた良い勝負だったよ。)
↓
鵺と戦闘!もう1人おった。
(もう1人は一応味方です。)
孫は鵺と戦っていたけど、やっぱり圧倒的な力の差で仲間を庇い、自身の身体の半分を削られてしまうんだよ。
とても強い力に飲み込まれそうになると、先程の味方の妖怪が前に立った。補足で言っておくけど、鵺の母親だよ。名は羽衣狐。かつて、ぬらりひょんと戦った大妖怪。もう分かったと思うけど、伝説上で羽衣狐が産んだとされる子は、安倍晴明なんだよ!ここ、テストに出ます!
鵺「母よ、どけ………」
羽衣狐「どかぬよ……妾はこの子の母だから。」
鵺の技が炸裂!したと思ったんだけど………
孫の傷は無くなり、さっきまでとは明らかに違う雰囲気を纏っていたの。
黒い着物に金模様、黒と白の長髪、首には狐を巻いていたんだ。
トドメを刺されると思いきや、逆に技を切り裂き、鵺の身体を斬った。
孫「晴明………還ってもらうぞ。」
孫「
孫「この世は、お前にふさわしくねぇ。」
鵺「小妖怪が群れおって、鵺の歩みは止められぬ!!」
孫と鵺がぶつかり合う。
けど、僕はまた砕けそうになるんだ。
鵺「フッ…、何も変わっていないな……」
鵺「滅びよ、ぬらりひょん。」
孫(祢々切丸が………だ…だめなのか……)
その時ーーー
鵺「母上………!?」
孫(羽衣狐…?父さん…?みんな…?)
孫(そうだ…この刃は……
孫(ひるむな、壊れやしない、この刃で、すべての運命を断つ!!)
そして鵺の顔から身体までを一刀両断。鵺は消滅したんだ。
これがもう1人の僕、鵺切丸。
祢々切丸は、
鵺切丸は、十三代目秀元が作り上げた中でも最高傑作の一振り。
僕は2人いて、どっちが本物でどっちが偽物かなんて分からない。でも、これだけは言える。
たとえ、どっちでもないとしても、僕の今はハッチとある。今の僕の持ち主であり、相棒。ハッチがそう言ってくれたから、僕は離れる気は無いよ。
一応、これで終わりにしようと思ってます。