学戦都市の“元”ボッチ   作:生焼け肉

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界龍の初戦

 

 

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梁瀬『さぁ皆様、お待たせ致しました!!こちらシリウスドームでお送りします、《獅鷲星武祭》Aグループの予選第2回戦がいよいよ始まります!注目は何と言っても、聖ガラードワース学園と並んで優勝候補筆頭の界龍第七学院のチーム・帝龍(ティーロン)!!そしてそれに挑むのが星導館のチーム・ヒュノスティエラ!!昨日の試合ではチーム・エンフィールドに敗れましたが、今回の試合で巻き返しなるかが注目です!さぁそれでは両チームの登場です!!まずは西方から、チーム・ヒュノスティエラ!!』

 

柊『昨日の試合ではチーム・エンフィールドに敗れはしましたが、全員が【冒頭の十二人】ですので個々の実力は低くない事は確かであります。ただ、例年とは違い、界龍の生徒の実力がどれだけ伸びているのかも気になりますであります。』

 

梁瀬『では、その界龍からの刺客を紹介致しましょう!聖ガラードワース学園と並んで優勝候補の一角、チーム・帝龍!!おおっとぉ〜!!?比企谷選手のあの格好はまさか………【万有天羅】でしょうか~っ!!?』

 

 

八幡が身に付けていたのは、白い着物に黒と黄色のラインが入った羽織のようなもの。

 

 

柊『他の選手にはそれらしい装飾が施された衣類が無いところを見ると、チームリーダーである事を示しているような感じでしょうか?それにしても風格がありますね〜。まさに帝王でありますね。』

 

 

八幡「別に着る意味なんて無いと思うんだがな。」

 

セシリー「気持ちの問題だってー。それに師父の話だと今までにそれを着たのって歴代の【万有天羅】だけなんだってー。」

 

八幡「そんな物を継承もしてない俺に着させるなよ……」

 

 

軽い言葉を叩きながらも八幡達はステージへと降りていった。

 

 

陽乃「それでさ、本当に暁彗1人だけでいいの?まぁ楽勝なんだろうけどさ。」

 

八幡「暁彗がやりたいって言ってんだ。やらせてやるさ。一応このチームのサブだからな。」

 

 

相手が煌式武装を取り出した所で準備が出来た。

 

 

梁瀬『両チーム準備が出来たようです!それではお送りします!《獅鷲星武祭》Aグループ第2回戦!!バトルゥ……スタァートォー!!!』

 

 

合図と共に相手のリーダーである【氷屑の魔術師(フリームスルス)】が仕掛けて来た。先手必勝という言葉を体現したような攻撃の速さだった。

 

 

柊『いきなりの素早い攻撃ですね。チーム・エンフィールドに敗北した分、此処では必ず負けられない戦いになりますから、攻撃できる時に攻撃すると言った感じでありますな。さて、チーム・帝龍は無事でしょうか?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「やれやれ……まさかいきなり憑霊を使う羽目になるとはな。」

 

 

憑霊……堅牢陣・大蛇丸

 

 

煙が晴れてくると、八幡達の姿が見えてきた。しかも誰1人として一歩も動いた様子は無かった。

 

 

梁瀬『出たぁぁぁぁ!!比企谷選手お得意の姿を変えて様々な能力を顕現する技が出ました!!今回のは防御用の技でしょうか!?』

 

柊『おそらくそうであります。比企谷選手を中心に横へと広がっているところを見ると、全員を守っていると見ていいでしょう。』

 

 

八幡「暁彗、後ろの方は大丈夫だ。お前は前に居る奴等に格の違いを見せつけてやれ。」

 

暁彗「……………御意。」

 

 

暁彗が歩き出し、徐々にチーム・ヒュノスティエラへと向かっていた。勿論、そのままにしておくつもりなど毛頭無いチーム・ヒュノスティエラだが、遠距離攻撃が全く当たらなかった。

 

 

東「くっ……はあぁぁ!!」

 

劫燐「はぁぁぁぁ!!」

 

 

ここで動いたのが、序列6位【倒鬼】東薙茨と序列11位【羅刹月花】劫燐だった。2人同時に攻めれば、如何に界龍の序列3位でも分が悪いと思ったのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが、その考え自体が甘かった。

 

 

暁彗「フッ!」

 

東「ガハッ!!」

 

劫燐「ガッ!!」

 

 

攻めていった2人はことごとく暁彗の繰り出された強烈な拳と蹴りの一撃だけで戦闘不能にされてしまった。東の方はギリギリのところでガードしたが、あまりにも凄まじい威力だった為、意味を成さなかった。

 

そして暁彗はすぐにチーム・ヒュノスティエラの方へと向き直り、歩き始めた。残されたチームは3人。だがこの状況で暁彗の相手をするには無謀な状況だった。近接タイプが1人と遠距離タイプが2人の状況ではすぐにやられてしまうと考えなくても分かる事であろう。

 

 

オニール「俺が突っ込むから援護を頼む!」

 

ネストル「おい、やめろ!」

 

セドリック「ダメだ!最良の手段はもうこれしか無い!」

 

ネストル「くっ!」

 

 

オニール「俺は星導館学園の序列3位【輪蛇王】のファードルハ・オニール!いざ尋常に勝負!!」

 

 

ドゴォ!!

 

 

オニール「グハァ!!」

 

暁彗「……………自らが名乗ったならば、相手が名乗るまで待つのが礼儀というものだ。」

 

 

暁彗はオニールが突っ込む前に鳩尾に一撃を入れた。吹っ飛びはしなかったものの、身体が一瞬宙に浮く程の威力。

 

 

暁彗「……………これ以上ゆっくりやっていても時間の無駄だろう。素早く終わらせる事にしよう。」

 

2人「っ!!!」

 

 

暁彗がこう口にした瞬間、2人には戦慄が走った。あまりにも実力に差があり過ぎる。同じ【冒頭の十二人】でもここまで違うのかと思っていた。

 

 

最後はヤケであっても、2人同時に能力を使って暁彗に飛ばした。だが、そんなものは暁彗に意味を成す事は無く、2人は能力が切れた瞬間を狙われて戦闘不能になった。

 

 

『End of duel』

 

 

梁瀬『………はっ!し、試合終了!!勝者、チーム・帝龍!!!まさかの1対5の戦いで勝利してしまいました!!』

 

柊『彼、武暁彗選手は現【万有天羅】の1番弟子でありますからね。チームリーダーの比企谷選手も彼なら1人で充分だと思ってやらせたんでしょう。』

 

 

こうして、界龍の初戦は完勝で終わった。

 

 

 




執筆してて分かったんですけど、僕ってホント戦闘の描写ヘタですよね。
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